競技大会始まる
12日の朝が明けた。風光明媚な「大神子海岸」は小雨で、その美しい景観は
台無しだった。早朝散歩が日課になっている選手たちは既に海岸に出ていたが
これくらいの雨でいて欲しいと願う。朝食を食べていると県支部のスタッフが
やって来た。なんの挨拶もないまま彼らの準備が始まった。食事を終えオヤジ
たちも準備に取り掛かった。8時31分TXを電波時計に合わせてリセットし
前日に準備していたSI基台、フラッグなどと一緒に車に乗せてスタートした。
オヤジの担当は3番TXだったが、このTXはサービスポイントで、皆さんが
集合する場所へと続く一本道の脇に置く。そこで全員が到着したのを確認して
から設置を済ませた。全TXの設置が完了しスタッフが帰還した。セットした
タイマーでTXは2時間後に鳴き始める。無事に鳴動する事を祈る。しばらく
して開会式始まった。式典のスケジュールも、審判長の注意事項も、オヤジが
事前に作成し支部にメールで送っておいた通りで余計な変更も無く一安心する。
集合写真の撮影を終え選手がスタート位置まで移動した頃、1番TXの鳴動が
始まった。続いて2番、3番と順調に送られて行く。5番TXが無き終わって
1番に戻った時、これまで以上に「ホッ」とする感覚があった。午前11時に
第一組がスタートし競技が始まった。競技時間は地形のアップダウンを考慮し
2時間20分に設定した。最終第六組のタイムアップが13時45分、その間
時々、車でコースを巡回し選手たちの動きを監視する。外側から動きを見ると
実に面白い。雨はいつの間にか上がり、良いコンディションになった。やはり
日ごろの精進が良いからだろう。さあ後は皆さん事故無く帰還するだけである。
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