意欲はあるのに
オーディオの先輩からコメントを頂戴した。オヤジには雨の日にジャズを聴く
ような高尚な趣味は無いが、またしても荷物の中から出て来た真空管と一連の
古い部品を使って「オーディオアンプ」を組立ててみようかと言う気になった。
さしずめ大音量で演歌を聴いて、家内に「音がでかい」と注意されるのがオチ
だろうと思うが、背中を押してくれる方がいたのは嬉しい。MMにしてもMC
にしても増幅できる山水のトランスも出て来た。後生大事に保存をしておいた
部品が次々に顔を出す中、シャーシとコンデンサが地元では入手できないので
困る。最近ではシャーシにシャーシパンチで穴をあけ、真空管ソケットなどを
取り付ける者はほぼいないからである。まだシャーシ自体は販売されていると
思うのでこれは通販になりそうだ。耐圧の高い電解コンデンサも同様で、もう
世の中、5Vや12Vの時代になっていて、400Vや600Vのコンデンサ
など最近見たことがない。これも根気よく探さなくてはいけない。正直これが
見つかったら、オヤジのご臨終の無線機修理も可能だ。これは真剣に探さなく
てはいけない。しかしながら、100Vの商用電源から直接に電気を取り出す
電気製品が、これほど世の中から消えてしまうなんて誰が想像をしただろうか。
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