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2024年8月30日 (金)

時代が進んでも

正直、台風10号は「見掛け倒し」の台風だったようだ。上陸する迄の勢いは

どこへやら、いつの間にか普通の低気圧になってしまった感が、しかしそれを

どこの放送局も報道しない。まだこの先猛烈な云々を繰り返している。確かに

線状降水帯、雷、竜巻の発生には注意が必要だと思うし、勢力が衰える以前に

被害に遭われた地域があるのは事実だと思う。この先も台風が接近する地方は

多少風雨は強くなるだろう。しかしリアルタイムで吹き荒れている場所が無く

なってしまっているではないか。これは急速に衰えて「雨台風」になったのだ。

いっそ台風の外側の雲が掛かる遠い地方の方が被害が大きくなっている感じだ。

台風の中心は、海上でその目がハッキリしている時は正確だが、一旦上陸して

渦の形が崩れてしまうと、いくら気象庁でも優秀な気象予報士でも、正確には

把握できない。X印で、あたかもそこにいる様に示しているが、実際にはもう

全然違う場所にいる事がある。俗に言う「後手後手」と言うヤツだ。今回でも

その時間に一番激しい場所がどこで、どんな状況なのかを知りたく、テレビの

LIVE映像を見ようとするのだが、全くそれが分からない。何時間か前には

こんな状況でしたと猛烈に木々が揺れ、海に立つ白波の様子を放送するのだが

オヤジが知りたいのはその時に一番激しい地点だ。しかし今回リアルタイムで

そんな地点が出て来ない。上陸して急激に勢力を落として、そんな場所が無く

なってしまったのならそれはそれで良い傾向だが、そいつを知りたいのである。

これから先を予測する判断材料が欲しいのだ。それをさておいて、まだこの先

どうのこうのと、高齢者を必要以上に不安に陥れるような報道ばかりしている。

言っておかなければ後で何を言われるか判らないから、と言う報道に感じられ

て仕方がないのだ。オヤジはこれが不満だ。今回の台風10号、オヤジはいま

ハッキリ言い切ってやる。線状降水帯による雨、竜巻、雷には注意が必要だが

風はもう大丈夫だ。しかし、この台風「見掛け倒し」の台風で本当に良かった。

ただ、見掛け倒しになる前に被害に逢われた方々は、本当にお気の毒だと思う。

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