台風から裏問題
ＸＸの恐れがあります、これから更に風雨が強くなります、と散々脅かされた
台風１０号の影響は、一夜明けた今朝もまだない。心配された風も全く無くて
この程度は単に天気の悪い日だ。予想に反してこんな台風で良かったなと思う
反面、こんな台風に成り下がる以前に、大きな被害に遭われた地方の方々には
お見舞い申し上げたい。この様な状況になっているにも拘わらず、依然として
杓子定規にモノを言う自治体やマスコミに対し、やはり不信感が募る。家内が
ポツリと言ったが「最近、地球の状況が変わったのだから、マスコミも我々も
一緒に変わらないといけないのでは」との言葉がやけに響く。汚い言いかたを
すれば「味噌もＸも一緒」の自治体とマスコミ、本当に何とかならないものか。
もう避難するどころか、その場所を動けなくなってしまった人たちが居る反面
こんな状態で何が避難だと思う人たちも多いだろう。「転ばぬ先の杖」だとは
思うが、これらをすべてイコールで扱うのは無理だろう。まだ台風がどの様な
状況や進路になるのか全く分からない内に鉄道網の計画運休が決定する。その
結果、奪わなくても良かった足が大量に奪われただけの結果に終わってしまう。
確かに、被害が起こってからでは遅いと言う側面はあるが、もう少し確実性の
ある対応は出来ないのだろうかと思う。早め早めの手を打つのが肝要と言うの
ならば、避難先が「乞食部落」のようなスタイルから脱却したり、交通が運休
しても仕事に影響のない勤務体系にしていかなくては行けない。どうも日本は
先進国の割には、この部分の「優先順位」を誤っている様に思えて仕方がない。
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