サクサク機誕生
何かすることはないかと「おもちゃ箱」を探していると、以前オークションで
落札した組立パソコン用のマザーボードが出て来た。ミニITXと言う種類の
17cm×17cmぐらいの小さいマザーボードで、第6世代のCPUが載る。
まだまだ現役で十分使える性能なので、小さいパソコンを一つ組みたくなった。
そこで、Hardoffにケースを探しに出掛けたが、専用の小さなケースが
見つからなかった。こんな小さなマザーを普通のケースに組むのは愚の骨頂だ。
そこで手持ちのNECのMateのケースに組むことにした。ところがこれが
実にイヤらしかった。メーカー製のパソコンと言うヤツは、フロントパネルの
スイッチや、LED、USB、オーディオなど、マザーに接続するコネクタが
既成のマザーボードにそのままで差し込めないようになっているのだ。つまり
ケースに付属のコネクタ類とマザーボードがすべてメーカーオリジナルなので
これを一般の組立用マザーボードに使おうとすると、ケーブル接続を変換して
やらなくてはいけない。ところがどっこい、メーカーはこのコネクター機器の
ピンアサインを全く開示していないのだ。こうなるともう後は手探りで見つけ
変換ケーブルを使って変換をしてやらなくてはいけない。気が遠くなる作業が
続いたが、何とか変換の絵が描けた。接続を終えてテスト完了、OSを入れて
みると意外に速い。小さなマザーだけにメモリやPCIスロットなど不必要な
パーツを省略している分、速度が上がるのかも知れない。CPUはインテルの
i5-6600を装填したが、サクサクのビジネスマシンがまた一つ誕生した。
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