祈る部分増える
チョット骨のある台風が九州の南の海上で居座っている。本来はもっと早くに
高知県の沖から北上して来る予報だったが、太平洋高気圧の強まりと寒冷渦に
引っ張られる様に西へ西へと進んだ。ここまで来ると、もういっそもっと西に
進んで欲しいと思うが世の中うまく行かないもので、ここから頭を北に上げて
来る。台風は、西に進む時には速度が遅く、特に海上を進んで来ると発達して
猛烈な勢力になってしまう。今回の10号がそうで、最初に高知の沖から北上
して来る予報の時は小さなものだった。久しぶりにやって来る注意だけをして
おけば良かったが、ここまで勢力が強くなると、チョッと身構える必要がある。
例によって少し大袈裟目だとしても、中心気圧が930ヘクトパスカルなどと
言う台風、オヤジは経験した事がない。予報どうりやって来ると九州と四国を
横切る。上陸すると台風は衰えるが、なにさま元々が大きい。徳島に来るころ
でもまだ強い勢力を維持している事が予想される。風に乗り切れなければ長く
風雨にさらされて更に被害が増える。チョッと厄介な台風である。停電や断水
の心配もある。もうこうなったら出来るだけの備えをするしか無いが、過去に
経験したことのない規模では、一応の対策と共に祈る部分が増えても仕方ない。
コメント