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2024年8月27日 (火)

本物が見られた

テレビ番組に「開運なんでも鑑定団」と言うものがある。お金には縁の少ない

オヤジだが、せめて他人さんの喜びを少しでも共有させて貰えれば良いかなと

思って時々見る。特に「陶磁器」が好きで素人なりに、あ~でもないこ~でも

ないと一緒に鑑定するがこれが意外によく当たる。特に中国の焼物については

ほとんど正解する。唐の時代の物だとか明の時代の物だと講釈を言ってみても

すぐに解ってしまうから不思議だ。その背景をじっくり考えてみると、かつて

台湾の故宮博物院、紫禁城の故宮博物院、更に中国各省にある博物館で本物を

見る機会を得たからだろうと思う。仕事中は、ほとんどと言ってよいほど観光

案内などしてくれなかった中国のパートナーも、時間待ちなどを利用してよく

博物館には連れて行ってくれた。そこで見た中国各地のお宝が、自然に脳裏に

刻み込まれている様な気がする。偉そうに良い恰好を言うわけではないのだが

やはり本物や美しいものを見て、知らず知らずの間に記憶に留めるという事は

あると思う。これとは逆の経験もあった。移動の途中で時間待ちをする場所と

して陶器で有名な「景徳鎮」のサービスエリアがあった。ここではマニア達が

欲しがるような「お土産物」をたくさん見た。まさに本物と言われたら、つい

信じてしまうような物も多かった。こんな経験も自然に身に付いた感じがする。

そんな事が、何も判らなくても登場する作品を自然に篩に掛けているのだろう。

中国人はうまくお宝を作り上げる技術が高い。ついつい騙されてしまうことも

あるが「ホンモノ」を見る機会を得られたのはオヤジにとってはお宝だと思う。

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