食事だけは良い
元サッカー日本代表の食事を一手に担当していたシェフが引退して、福島県の
なみえ町の道の駅でコックをしているニュースが報じられた。どんなスポーツ
でも、日本を代表する選手ともなればその栄養管理は大変で、海外遠征などに
行った時などは、現地で日本食を提供するのも随分苦労したという。なにしろ
一個200gのハンバーグを5つも食べると言うのだから、量的な面も半端で
ない。やはりスポーツと食事は切り離せないようだ。そんな食事を選手たちに
十分に振舞っていると聞くサッカーチームがオヤジの地元にある。現在J2に
所属する「徳島ヴォルティス」だ。元々は某製薬会社のサッカーチームが前身
のチームで、現在でもユニホームに製薬会社の有名なドリンク名が入っている。
このチーム、聞くところによると「年俸」はさほどでもないらしいが、食事に
関してはもの凄く豪華だと言う。いわばエサで選手をつなぎ留めている部分が
あると言っても過言でないらしいが「飽食は身を亡ぼす」と言うからかえって
心配だ。確かに思い起こせばこのスポンサー「食」で人をつなぎ留めておこう
とする部分があった。二か月の「地獄の研修」の時も、三度の食事はこれまで
見たこともないほど豪華だった。宿泊と食事は「寮」で行われる為、研修中の
食事は研修生だけではなく、その時の寮生にも同じものが提供される。従って
当時の寮生から「ずっと研修が続けば良いのに」との声が聞こえて来たものだ。
大阪のおとうさんも研修生と寮生の二つともを経験し、よくその差をボヤいて
いたのを思い出す。まあ、このまま食事が良くてJ1に昇格すれば良いのだが。
コメント