年寄りの冷や水
四国地方も完全に梅雨明けの様相を呈して来た。お日様のギンギラギン度合が
これまでのように中途半端なものではなくなって来た。年齢を重ねるにつれて
体力が衰えて来るのは当たり前だが、この暑さの中それを感じるのは「目」だ。
昔からあまりサングラスをしないオヤジだったが、ここのところ太陽の光線が
強く感じられ、屋外では裸眼でいるのが辛くなり、気が付いたらサングラスを
掛けている。この時季、サングラス一つ掛けるのと掛けないのとでは顔周りの
汗の掻き方が随分違って来るが、光線にやられると後が大変だ。皆さん溶接を
した経験はあるだろうか。正規のマスクが暗くて見辛く、薄めのサングラスや
裸眼で溶接を行ったらもう大変だ。その晩は目がゴロゴロして一睡も出来なく
なってしまう。サングラス無しの夏の太陽光線はそこまでは行かないにしても
軽いめまいや頭痛が起こるようになって来た。そんなオヤジだが、体力の方は
自分でも不思議なぐらい強い。引越しとARDF行事の関係から、速足散歩を
サボった期間が少々長かったため、血糖値が少し高止まりしている事が判った。
これを元に戻すため、最近炎天下の中、一日二回一時間ずつ歩いている。水は
十分に持参しているが、もうとんでもない負荷だろうと思う。しかし体の方は
まったく問題なく歩けている。自分でも信じられないほどの体力で、血糖値も
3日で正常値に戻った。人はこれを「年寄りの冷や水」と言うが、それで良い。
なんやかんや言っても自分の身体を守るのは自分で、他人は何もしてくれない。
しかし誰も居ない炎天下の道、時々オヤジはやっぱりアホやなと思ってしまう。
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