出来るうちが華
今週末からは全国的にお盆休みが始まる。徳島では明確な阿波踊り期間があり
8月12日~15日までの4日間を休みにする企業が多いが「お盆」と言った
曖昧な期間のため、全国的にはその年の8月のカレンダーに合わせて設定する
ところが多い様だ。あれほど待ち遠しかったお盆休みも、いざサンデー毎日に
なってみると別に嬉しくも何ともなく、実に人間とは勝手なものだと感心する。
逆に街には人が溢れ、巷の物価は高騰し、良いとこが一つも無い。こんな時は
どこが涼しい田舎町で、温泉に入りながら美味い物でも喰いたくなるが、実は
もっと大きな喧騒を逃れ、田舎へ非難して来る一行がいるから大変なのである。
母性と言う感覚はオヤジには解らないが、家内は8月前から既にソワソワして
イソイソとあれやこれやと準備に取り掛かっている。もうこの暑さの中、体を
壊してしまわないかと心配してしまう。まあオヤジは黙って見守って「銭」を
出すしか出来ないが、今夏の一大イベントになるのは間違いないだろう。生前
母親が「休みに帰って来るのも親が元気な間だけだろう」と良く愚痴っていた。
そんなことは無い、と当時は否定していたものの、自分たちが段々年を取って
行くと、いつまで子や孫たちにしてやれるのだろうかと不安になるのは事実だ。
まあ、出来るうちが華、帰って来るうちが華、だと思って今年もガンバリたい。
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