お四国定期巡礼
今年は半年少々遅れで四国第23番札所「薬王寺」にお参りして来た。引越し
その他の行事で行きそびれていたが、やはり恒例行事は行わなくてはいけない。
そんな気持ちから「思い立ったが吉日」とばかり、家内と一緒に出掛けて来た。
この薬王寺、場所は徳島県の南、その名も美波(みなみ)町と言う処にあるが
オヤジたちは「日和佐(ひわさ)のお薬っさん」と言った方が親しみが持てる。
かつてNHKの朝の連ドラでも有名になった、ウミガメの上陸する大浜海岸が
ある田舎町だがオヤジが地元を離れている頃に統合で地名が日和佐から美波に
変わった。こんな田舎町でも夏休みには海水浴客で賑わった事だろうと思うが
唄にあるように「♬~誰もいない海」が寂しげだった。しかし、まだ桜の花が
咲く前の寒いお寺とは一味違った紅い「瑜祇塔(ゆぎとう)」が印象的だった。
今回は高知方面に足を延ばすこともなく、近くの道の駅で時間をつぶしてから
帰路に就いたがやはり人は神仏に出会うと心が洗われる。もうそろそろ真剣に
お四国さん巡りを始めなければ、出掛けられなくなってからでは遅い気がする。
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