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2023年10月

2023年10月21日 (土)

念願の奥州路へ

本日は宿泊地の登米市より北へ移動し奥州路に入る。オヤジが一度訪れたいと

願っていた岩手の「平泉」に向かう予定だ。藤原氏三代の栄華を極め、北の京

とも呼ばれた平泉、かの源義経終焉の地は、オヤジにとって避けては通れない

ルートだ。一行は最初に、宿泊地の登米市が生んだ漫画家「石ノ森章太郎」の

記念館を訪れた。記念館は開館時間前で、見ることは出来なかったが、近くに

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ある生家は中まで見学できた。平泉に向かう途中、チョッと寄り道して気仙沼

漁港で昼食をとって、陸前高田へと廻った。ここで、東日本大震災の津波にも

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耐えた「奇跡の一本松」を見た。周りは綺麗に復興された公園になっていたが

当時の激しさを思わせる建物は、そのままで残されていた。お昼の食事で今回

初めてのヒットが出たが、さすが気仙沼の海の幸は旨かった。15時頃ついに

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思い抱いていた「平泉」にやって来た。中尊寺は本堂も金色堂も木々に覆われ

暗くてどこか物悲しい。観光客が居なかったならば本当に寂しい処だ。しかし

かつて「北の京」と呼ばれた地は、黄金の建屋と仏像にその栄華の足跡を残し

今も平安のロマンと共に生き続けていた。本当に来て良かったが多くの場所が

撮影禁止で思い出を残せなかったのは本当に残念で仕方がない。その後一行は

ARDF競技大会が行われる白石市へと向かった。さあいよいよ明日が本番だ。

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2023年10月20日 (金)

全日本ツアーへ

10月22日、いよいよ4年ぶりに全日本ARDF競技大会が宮城県白石市と

蔵王町を中心に開催される。2019年の北海道以来長いコロナ中断だったが

ようやくまた全国の仲間たちに会える。例によって香川と徳島の参加者たちは

揃って出掛ける事になったが、今回は宮崎と愛媛の仲間が加わって、賑やかな

旅になりそうだ。今回の大会は10月22日のみの開催となったが、毎回この

大会に伴っての観光が楽しみであり、いつしか家内まで参加するようになった。

宇野辺駅からモノレールで伊丹空港に向かう。香川の3名は既に到着していた。

登場間際に愛媛の仲間が合流した。宮崎の仲間と香川の残り2名は、到着地の

仙台空港で待ち合わせだ。ANAは少し遅れたが順調に飛行し仙台空港に着く。

その後レンタカー3台に分乗して、先ずは「松島」を目指した。9名で3台の

車を借りたのは各自の荷物が多かったからで、これが正解だった。奥の細道で

芭蕉に詠われた「松島」は、オヤジも一度訪れて見たい場所だった。遊覧船に

揺られ、約50分の船旅は素晴らしかったが、船を降りて食べた「生牡蠣」は

美味しくなかった。高いのに最初から失敗である。その後一行は松島をあとに

本日の宿泊地「登米市」へと向かった。この日の夕食でオヤジは人生で初めて

ホヤと言うモノを味見してみたがこちらも失敗、今回の旅は先が思いやられる。

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2023年10月19日 (木)

最新のガス工事

ガス配管の工事日がやって来た。時代に逆行するようだが実家はオール電化の

環境からガスが加わる生活に変わる。父親が電力関係の仕事だったのと母親が

爆発のイメージからガスが嫌いなこともあり、湯周りは全て電気温水器だった。

しかしアパート暮らしを続けて来たオヤジにとってガスの無い生活は考えられ

ない。そんな訳で今回、実家に初めてガスが引き込まれることになった次第だ。

さすがにガス工事ともなると、ガードマン2人付きの大仕事で、我が家の為に

わき道は通行止めになった。これにはご近所さんは快諾してくれた様であるが

少しでもガスが止まる迷惑をオヤジは心配した。しかし、ガスは止まらないと

工事関係者は言う。「そんな話しがあるの」と言う事で、今回最初から見学を

させて貰う事にした。何さま、これまで既にガスが引かれた環境で生活をした

訳であり見るのは初めてだからだ。オヤジがイメージした金属のガス管などは

もはや姿を消し、影も形も無い。全てがPE(ポリエチレン)の管に変わって

しまっている。接合は、チーズにしてもエルボーにしても全て接合部に電極と

ヒーターが組み込まれ、電気を通したら樹脂が溶けて管を接着させる仕組みに

なっているのだ。最終は主管と引込み管にバルブを溶着させてつなぎ、接栓を

締め込んで行き、主管に穴を開けガスを通す仕組みだ。なるほど、これならば

ご近所のガスが止まることはない。目から鱗の新工事である。オヤジが遅れて

いるのか時代が進んだのか、いずれにせよオヤジの新居にガスが引き込まれた。

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2023年10月18日 (水)

始まれば速いな

改築工事がGOすると作業は一気に進む。見る見るうちに見慣れた家の外観は

その姿を変えて行く。やはりプロの仕事は凄い。これを遥か遠い世界から眺め

両親はどう思っているのだろうか。やむを得ず庭石と植木の一部は撤去したが

植木については家内が鉢植えに替えたり、駐車場が完成した後、残された土の

部分に戻すと言う。まあ、息子にパチは当てないとは思うが、オヤジとしては

長年両親が培った住処を変えてしまうのは、少しは気になるところだ。しかし

風呂と、温水器撤去、これだけは躊躇無しだ。帰省するたびに嫌だった風呂は

絶対に替えて、ユニットバスにする。昔人間は、何故こんな風呂にしたのかは

判らないが、全面タイル張りの浴室は冬寒くてたまらない。更に、ガスが無い

ので追い炊きが出来ない。温水器の湯が無くなれば水しか出ないため、何回か

震えた記憶がある。こいつだけは触らせて貰い、新たに都市ガスを引き込んで

老人の心臓麻痺リスクを軽減させたい。風呂のタイルは少しガリガリ作業して

いたが、いつの間にか浴槽もタイルも、無くなってしまった。タイミングよく

生コン車が来て、掘り下げられた浴室にコンクリートが流し込まれた。これで

ユニットバスが組み上がるのを待つばかりになった。ガス配管も準備が終わり

次回道路を掘って引き込みだ。始まってみれば速いオヤジの新居の改築である。

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2023年10月17日 (火)

商売はみな同じ

実家の改築工事が決まった。チョッとスタートまでに時間が掛ったが、原因は

相見積もりの確認に手間取ったからだ。商売は何でも同じで、見積もり一つに

おいても「誠意」が感じられる先とそうでない先がある。最終的には、長い間

お世話になった植木屋さんからの紹介による建築屋さんに決定した。不思議な

もので、この建築屋さんは見積書の書き方自体から違っていた。細かい配慮と

言うか、こんな処までと言った丁寧な見積もりがされていた。ザックリとした

見積もりをして来た先とは大きく異なる。それでいて費用が安いのだからもう

いう事はない。それが「信用」「信頼」に通じるのだと思った。実際に社長と

話しをしても響く部分があった。化学品原材料の購買担当の時も、同じような

感覚があったが、全くそれと同じだ。そんな先は長年に渡ってお世話になった。

多分、この社長とはこれから良いお付き合いが始まるだろう。先ずは駐車場の

工事から始まったが、一台のユンボーがアッという間に仕事を終え、見る間に

ブロックの塀は解体され庭木と石が撤去されてしまった。次のガス配管工事と

ユニットバスの取り付けまでに少し時間が空くが、出来上がりが楽しみである。

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2023年10月16日 (月)

出現水晶振動子

間もなく実家の改築工事が始まる。依然として部屋の片付けは継続中であるが

次に出たのは「水晶振動子」だ。FT-243と言うタイプとHC-6/Uと

言う二つのタイプの物が出て来た。水晶振動子は文字通り薄くシート状にした

クリスタル片の両側から電圧を掛けると、その薄さに共振する一定の周波数が

発生するパーツだ。昔の送信機の多くは今の様に自由に周波数が変えられずに

この水晶振動子を利用して固定周波数で電波を出したものだ。もっとも現在の

ように局数も多くなく、バンド幅も小さかったので、一定の周波数での交信は

ごく一般的であった。周波数を変える時は水晶振動子を差し替えて行なったが

当時は一個が二個あれば十分だった。器用な人は砥石で水晶を研磨し周波数を

高くする事も出来た良き時代である。ところでこんなパーツ、何処で買ったか

記憶に無い。当時は通販もなく、オヤジの地元では手に入り辛かった。やはり

祖父に甘えて大阪の日本橋あたりで買って貰ったのだろう。貴重なパーツ類の

一つに違いないが、もう今は使う場面が無い。これは歴史品として保存である。

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四国地方大会記

高知県梼原町は14日の土曜日は雨の予報だったが、到着してみると雨は無く

ほぼ予定通りに前日準備が出来た。15日は朝から文句なしの晴天だ。ただし

14日中に設定しておきたかったTXが、保管者の都合で15日、大会当日の

朝にしか到着しないとの話しで、こいつには参った。この辺のところが大会を

運営した経験のない人たちにはピンと来なかったのだろう。その為、オヤジは

朝からテンテコ舞いの忙しさだ。パソコン類を設置する「きつつき学習館」と

言う施設をいつもより早く開けて貰っても時間が足りない。今回使用のTXは

徳島の機材で、操作はオヤジにしか出来ないと来ているので、孤軍奮闘である。

そんな中、開会式が始まったが、おかげでオヤジは今回、記念の集合写真にも

参加出来なかった。こんな時、焦れば焦るほどマイナスになる。もうダメなら

スタートを遅らせて貰うほどの居直りで作業を終わらせた。続いてSI機器の

設定だが、まだパソコンも立ち上げていない。SI機器の一部は、TX設置の

とき、一緒に持って行く機材なので、早くしないとSIの遅配でTXの鳴動も

遅れてしまう。しかしこんな時に限って、これまで何回も予行演習した設定が

エラーを出す。冷や汗ダラリだが原因を追究するしかない。既に開会式は終り

第一組のスタート時間が迫って来る。ようやく原因がSIマスターの故障だと

解かり、香川の別の機材と取り換えて設定を終えた。あとは時間との勝負だが

幸いTXの設置が速かったのと、無事に5つ全てのTXが定時に鳴動を開始し

予定通りスタートが迎えられた。これでオヤジは選手が帰還し、順位の判定を

行なうまで少し時間ができる。一番ホッとする時間帯だ。心配したSI処理も

その後は問題なく動いた。「終わり良ければ全てよし」大会は、ケガ人も無く

無事にお開きとなった。この大会で高知の仲間がARDFに興味を示してくれ

れば良いと願っている。さ~て順番からすれば、来年度は徳島での開催となる。

2023年10月14日 (土)

本日飲み会なし

子供ではないが、何か行事があると言うと夜眠れない。もっともその分昨晩は

早い時間に目がつぶれてしまっていたので、睡眠時間としてはいつもと同じだ。

まあ、目覚ましを掛けなくても体内時計がいつも起こしてくれるようになった。

明日は四国地方ARDF競技大会が高知県高岡郡梼原町で行われる。オヤジは

家内と一緒に早朝、高知へと向かう。徳島自動車道から高知自動車道へと抜け

最終の須崎東インターで降りて一般道を走るルートで、約3時間半の旅である。

当初、参加の予定だった徳島のスタッフが、肋骨に3本ヒビが入るケガをした

ため行けなくなった。その代わりとは行かないまでも、受付や帰還選手たちに

ドリンクを配ったりする仕事で家内が行ってくれる。家内も香川のメンバーや

九州の面々、北海道の全日本大会で知り合った方々も多くて、快く引き受けて

くれたが正直有り難い。今日は最終の打ち合わせを行い明日に備える。今晩は

高知のスタッフと県外部隊は別の場所での宿泊になる。従って、酒豪たちとの

飲み会は無いが、改めて全員で打ち上げをするという。これには覚悟が必要だ。

    

2023年10月13日 (金)

大会の準備進む

四国地方ARDF競技大会が近付いて来た。今回、スタッフとしてSIによる

順位判定のお手伝いで参加をするオヤジは、当日現地に持って行くパソコンと

その周辺機器の準備で大忙しだ。トラブルが発生した時の事を考えると、次々

バックアップ用のパーツが増えて行き、持ち運び用のコンテナは一杯になった。

何しろ直ぐ買い物に走ることが出来ない田舎街での開催は、こんなところにも

配慮が必要だからだ。まさに中国出張に2セットのパソコン類を持参したのと

同じである。幸いなことに現在、高知県のスタッフは大会の開催に燃えており

全員が成功を目指している。我々がチョッとだけ背中を押してあげると、必ず

上手く行くだろう。あと準備としては、大会会長から送られてくる選手名簿を

事前にパソコン登録しておく作業がある。当日は天気も良さそうなので何とか

成功してほしいと願っている。オヤジは14日、家内と一緒に高知へと向かう。

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2023年10月12日 (木)

シャーシパンチ

次に登場したのは「シャーシパンチ」と言う道具だ。アルミシャーシに穴開け

する工具だが、これも知らない人が多いハズだ。何故なら、元々は真空管用の

ソケットを取り付けるための穴開けに使用されていた工具だからだ。真空管が

無くなった現在、これを利用してシャーシに穴開けする人が少なくなった上に

今なら「ホルソー」と言って電動ドリルやボール盤に取り付けて、簡単に穴が

開けられる道具が誕生しているからだ。この工具の仕組みは真空管の大きさに

合わせた穴に向かって刃が食い込んで行って穴を開けるモノだが、この怪力は

ビッチの緩いネジを締め込んで行くことで作っている。よく考えたものである。

当時はこれで何回真空管の穴を開けたことだろうか、もう手が痛くなるほどに

開けた記憶がある。今ではほとんど使わなくなってしまったが、このグッズは

まだ丸い円形の穴を開ける作業には利用できる。油をさして保存しておきたい。

おっと、こいつがいけないのだろう。またまた娘に叱られることになりそうだ。

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