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2023年11月

2023年11月30日 (木)

モノ作りの基本

家周りのフェンス工事をしたことで、忘れていたDIYの面白さを思い出した。

同時に「銭」が取れる大工さんとの差を感じる結果となったが、素人の工作と

しては、まあまあの出来映えではないかと思っている。全く何も出来なかった

オヤジが、こんな工作を覚えたのは昔の会社の大阪工場に勤務をしていた頃で

あった。加工機の製作や改良の一端を担い、先輩諸氏に教わりながら、様々な

工作が体験出来たからだと思う。工作の方法だけでなく、工具の使い方や応用

などモノ作りの基本を教わった。ちょうど職人さんが親方に教えられ成長して

行くのと同じ様な6年6か月だった気がする。教えて貰った工作技術はその後

メガネの加工機の開発に生かされた。それからしばらくして福井の化学会社に

入ってからは、上司であった福井のオヤッサンに、これまでに経験したことの

ない設備メンテを学んだ。こんな時にはこんな道具を使い、こうやって処置を

行なう、と言った内容は「目から鱗」の連続だったが、現在日常生活の中にも

生かされている。器用だとか不器用だとか言うのは別問題で、適切なパーツや

工具を使いこなすのを様々な職場で学ぶ事が出来たのはオヤジの財産になった。

Kkkako

Anaake

Yousetu

Grinder

2023年11月29日 (水)

オヤジ工賃稼ぐ

実家の改築も一段落し、プロの仕事は小休止だ。このあとの大きな依頼内容は

裏の駐車場に屋根を設けて貰う事と、ブロックやコンクリートを剥がした際に

少し崩れた建屋の土台周りの補修があるが、何さま12月の年末と、4月迄の

期末は建築業は大忙しで、少々時間をくれと言われている。まあ生活に支障が

無い部分は暫く辛抱してくれと言う事だと思うが、こちらにしてみれば出来る

だけ早く綺麗にして欲しいと願う。そんな訳で手待ち時間を利用して、色々と

素人にでも出来る作業を進めているが、今回は取り壊したブロック塀に替えて

家の周りにフェンスを取り付ける工事をやってみた。壊したままのブロックは

体裁は良く無いが、さりとて綺麗にするため左官屋さんに入って貰うと、別途

料金が発生する。そこでオヤジなりに色々な方法を考えて見た。針金アートの

ような洋風のフェンスは綺麗で家内も希望したが、メーター数当たりの単価が

極めて高く、素人が工事をしても相当な金額が必要になる。そこで、焼き杉の

木製フェンスをホームセンターで購入し、取り付けることにした。フェンスに

L字金具を取り付け、ブロックに穴を開けてコンクリートビスで留める作業は

結構手間が掛かったが、おかげで外回りは随分綺麗になった。久々にパソコン

以外でのモノ作りの楽しさを思い出したが、工賃と言うモノはバカにならない。

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2023年11月28日 (火)

北陸の冬を想う

カニを食べたからと言う訳ではないが、この時期が来るとやっぱり北陸の事が

気に掛るようになる。「寒くなっただろうな」とか「時雨ているだろうか」と

現地に住んでいた頃や、出張で出掛けていた時に体験した北陸の過酷な天候が

頭の中に浮かぶようになる。もう随分昔の話しなので、何かと忘れ掛けている

部分も多いが、北陸の冬は何一つとって見てもいいところは無かった気がする。

まあスキーやスケートは出来たが、これらは日々の生活とは全く別モノであり

この過酷な天候が、特別な海の幸や山の幸を生み出している、などと言う事は

凡人にはなかなか理解出来ないので猶更だ。雪かきをしての出勤、除雪作業や

融雪作業、必要以上の注意を払っての雪道の運転、ブーツや長靴が手放せない

生活、それでいて別に何も猶予される事無く、雪の無い地方の人たちと同様の

生活や仕事をする。正直、こんな不公平なことは無いと思ったものだ。そんな

事を考えていると福井県鯖江市からニュースが飛び込んで来た。市街地に熊が

出没したと言う。とうとうオヤジが知っている身近な処にも出るようになって

来た。本来ならば「冬眠」に入るハズの時季だと思われるが、野生動物たちの

世界も、環境が一変したと言う証しなのだろう。過酷な冬の生活に加えて熊や

イノシシの問題、もうこれ以上冬の北陸に試練を与えないで欲しいモノである。

Winfkui

Winknzw

2023年11月27日 (月)

北陸に行く材料

今年も北陸の友人から雌のズワイガニが届いた。福井に住んでいる時でさえも

そう再々口に出来なかったのに、この時期が来ると送って貰えて実に有り難い。

早速頂戴したが、北陸の冬の味覚が口いっぱいに広がって幸せな気分になった。

ズワイガニは福井県では「越前ガニ」石川県では「加能ガニ」と呼ばれている。

山陰地方では「松葉ガニ」と呼ばれるが、これらは一般的に雄のズワイガニの

呼び方である。これに対して、雌のズワイガニは福井県では「セイコ」石川県

では「香箱(こうばこ)」と呼ばれる。そのほかコッペガニと呼ぶ地方もある。

今シーズンは、例年と比べると比較的豊漁だと聞いているが、雌ガニの場合は

繁殖の関係から漁が出来る期間が決められていて、だいたい12月一杯までに

なっている処が多いようだ。北陸のカニは富山県などでは「紅ズワイガニ」と

言うカニが食べられる。水揚げした時から既に、茹でた様な赤い色をしている

ことからそう呼ばれる様だが、見た目は雄のズワイガニと同じぐらいの立派な

姿をしている。ただ身の入りが少なく、水っぽいことからカニの値打としては

雄のズワイガニとは随分差があり、価格もグッと下がるようだ。オヤジはまだ

この紅ズワイガニを食べた事がなく、一度食べて見たいと友人にリクエストを

したが、富山まで出向かなければ一般には福井県や石川県では手に入らないと

いう事である。何事も食べて見ないと比較は出来ないが、思うところによると

オヤジが食べるには、紅ズワイガニで十分な感じがしている。何よりもカニの

味に精通している北陸の人の「イマイチですよ」は、信用できない。こいつは

本当にイマイチなのかどうか、是非とも自分の口で確かめてみないといけない。

北陸新幹線の開通、紅ズワイガニの初体験、またまた北陸に行く材料が出来た。

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Benizwi

2023年11月26日 (日)

LED灯の製作

家が新しくなると、それに合わせるように何でもかんでも新しくしたいと願う

家内の気持ちもよく解るが、そこは年金暮らしのオヤジ達のこと、節約できる

部分は節約しなくてはいけない。そんな訳で、ここからはオヤジが古い設備の

リメイクを進める事になった。もともとモノ作りが好きなオヤジもパソコンや

無線機ばかり組み立てていても生活のためにはならない。そこで少しずつ役に

立つ工作を請け負うことになったわけだ。その手始めとして、玄関の天井灯を

LEDに替える事からスタートだ。これまで玄関の天井には40Wの蛍光灯が

4本取付けられていて、それを障子の枠で覆って光を拡散する仕組みになって

いた。しかしもう蛍光灯の使用も終わりが見えている。そこでこの際撤去して

LEDの設備に取り換えたいと思った。しかし、これら全て取替えるとなると

結構な経費になる。そこで昔、クラブの友人から貰ったLED基板を工作して

天井灯を作る事を思いついた。ちょうど床材をカットした適当な端材があった

のでそれに組むことにした。手持ちの基板8枚を4つに分けて、2枚の基板を

100Vで点灯する仕様にした。本来なら、台座全体を基板で埋めたかったが

個数が足りないので隙間が出来てしまったが意外に明るい。電気代はほとんど

掛からないだろう。これで我が家の電灯類は、全てがLEDに付け替えられた。

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2023年11月25日 (土)

異常なる宿泊費

インバウンドの需要を受け、観光地は人で溢れている。ちょうど紅葉の時季と

重なって、京都など紅葉の名所は想像を絶する混雑ぶりである言う。これらに

併せるように宿泊施設もほぼ満室だと言うが、問題はその値段だ。テレビでは

京都の宿泊施設の平均価格は、二人一室で7万3千円ほどで、軽井沢では何と

9万5千円ほどになっていると報じた。全く異常な事態である。外国人に対し

てのインタビューで、8日間滞在しての宿泊費用は200万円ほどだと平然と

答えている状況は、いくら円安のさ中と言えども尋常ではない。物価値上げと

人件費のアップによる値上は仕方ないとしても、新型コロナ感染の影響を受け

低迷した数年間のマイナス分を取り戻す為の「上乗せ」があるのは許されない。

実際のところ、オヤジ達も全日本大会などの旅で大きな影響を受け始めている。

外国人観光客にしたら「円安」で目立たなくなっている部分が大きいようだが

日本人観光客にとってみれば「なんじゃこりゃ」と言う状況だろう。何ごとも

便乗値上げと言うのは良くない。いま、日本を訪れる外国人たちには、円安を

隠れ蓑にするのでは無く思う存分メリットを楽しんで貰い、日本人観光客には

外国人観光客が多いのは辛抱して貰って、普通の相場の日本を味わって欲しい。

Inbundkt

Kiyomzu

Kyohodou

Kyoryokn

2023年11月24日 (金)

原因はアンテナ

ARDF競技大会の開催後には、参加の選手たちから様々な感想が寄せられる。

今回の香川県支部ARDF競技大会について、難しかったのは設定もさること

ながら、アンテナが原因であったようだと多くの選手たちから意見が集まった。

そう言われればオヤジもそんな気がするが、まだまだアンテナがどうこうだと

言えるレベルでは無い。さりとて全国のエキスパートたちがそう言うのだから

間違いないようだ。ARDFに使用するアンテナは現在二種類あって、一つは

従来から使用されて来たGP(グランドプレーン)アンテナ、もう一つは最近

使われるようになったHARO(へイロー)アンテナだ。この二つのアンテナ

それぞれ電波を空中に送出する仕組みが異なるが、ARDF流に言えばGPは

基本的にはアンテナからの距離によって、直線的に電波の強さが変化して行く。

つまり「近付いて行き感」が一定だと我々は表現する。これに対しHAROは

アンテナから離れている場合には「近付いて行き感」は一緒なのだが、極端に

近付いた場合は、一時的に信号が弱くなると言う特性がある。特に高い頭上に

あると、その直下では極めて信号が弱くなるのだ。これが一番イヤな点である。

全日本大会も、香川県支部大会もこいつにやられた感がある。GPなら後ろの

山からビンビン来るはずの信号が、HAROはアンテナの直下に入ってしまい

弱まるのだから、誰もが後ろの山にTXがあるとは思わないだろう。これから

HAROアンテナが使用されると、これまでの常識を一変させる対応が必要だ。

Kgwsgpt

Gpantna

Haroant

Harotksi

2023年11月23日 (木)

何が私人逮捕だ

合法大麻食品の次は「私人逮捕系YouTuber」だ。訳の分からない事で

連日テレビ画面を騒がせているが、一体どんな世の中になったのだ。まともな

者が食べたりしたりすることでは無いのは明らかだが、実に困ったモノである。

だいたい犯罪を自身が作り上げ、しかもデッチ上げてそれらをネット配信して

悦に入っているとは何事だ。また彼らのサイトを登録し「いいね」を送る者が

居るのが納得できない。そんなサイトを閲覧する暇があったらオヤジのブログ

でも読めと言いたい。知る人ぞ知るブログサイトを細々と運営し、コメントを

たまに頂戴するだけで嬉しいサイトで十分である。もし仮にオヤジが、ここに

有ること無いこと、いや無いこと無いことを面白可笑しく書いたらどうだろう

確かに一時的な興味は引くだろうが、毎日必ず目を通してくれる読者の方々も

いつしか見てくれなくなるだろう。「いいね」や「登録者数」に応じでCMが

付き、それによって収入が関係して来るのが原因で、迷惑動画の投稿をしたり

私人逮捕系などと言う輩が生まれて来るのだ。何事もエスカレートして行くと

ロクなものにならない。結局、最後は自分が逮捕され、配信されるわけである。

Sjnkytbr

2023年11月22日 (水)

何が合法なのだ

大麻と同様の成分を含む食品が問題視されている。これらを食べた人が体調の

異変を訴えたり救急搬送されていると言うが、当然の事だろう。大麻草などの

禁止薬物を初めて摂取した人は、我々が人生で初めてタバコを吸った時の様な

いや、それよりもっと強力な感覚に陥ると言う。タバコの感覚しか経験の無い

オヤジはその正確な表現は出来ないが、体調異常を訴えるぐらい強力な症状で

あるのだろう。聞くところによると、効果は大麻自体よりも強力だとのことだ。

こんな薬物入りの食品が「合法」だと言うが、何が「合法」だ。チャンチャラ

可笑しいわ。今は法の網に掛っていない抜け穴商品であって、これを合法とは

言わない。必ずや近い将来法律で規制されるのは必至だ。この大麻草と同等の

成分はHHCHと呼ばれている。正式名称はヘキサヒドロカンナビヘキソール

と言い、大麻成分THC(テトラヒドロカンナビノール)の肝心な成分を残し

たまま、構造を少し変性させただけの化学薬品に過ぎない。これが合法である

なら大麻自体も合法になってしまう。タバコでさえも身体に良くないとされる

現代社会においてこんな薬物が合法だの違法だのと言っている事自体が問題だ。

Hhchgumi

Tabaco

Taimaso

Hhch

2023年11月21日 (火)

経営者判断材料

オヤジは企業を紹介する番組の中で、その沿革やサクセスストーリーについて

紹介されるコーナーが好きだ。ほとんどの企業が一朝一夕に番組で紹介される

企業になった訳ではなく、大方の企業が紆余曲折、苦労に苦労を重ねて現在の

地位を築いて来たと言っても過言ではない。実際これまでオヤジが勤めて来た

企業でも様々な挫折の歴史がある。その苦労の過程を研修などに於いて社員に

ヒストリーとして紹介できる会社は幸せだ。下手をすれば倒産の憂き目に遭い

影も形も無くなっていたかも知れないからだ。企業と言うものは絶えずそんな

リスクを負いながら切り抜けていくものだと思う。銀行で借金をせず、自己の

資金だけで会社を回しているなどと自慢している経営者は専門家に言わせると

会社経営が下手な証しだという。やはり適度に借金をし、ある程度のリスクの

テンションを掛けながら経営するのが良いそうだが、出来る事なら借金などは

しないに越したことはないと思うのが普通だろう。そんな中で、偉そうに言う

ようだが、オヤジなりに経営者の一面を判断をする材料を持っている。それは

インタビューなどで語る「XXで社会に貢献してます」と言う言葉だ。これを

オヤジはマスターベーションと呼んでいる。確かに貢献しているか知れないが

それは第三者が言うべきことであり、経営者が口にする言葉ではないと思って

いるからだ。ある意味、驕りにほかならない。それが経営者の全てではないが

そんな目をもって企業の紹介番組を見ていると、色々と見えて来て実に面白い。

Keieisya