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2023年10月

2023年10月31日 (火)

常夜灯修理する

一週間の旅を終え自宅に帰ってみるとLEDの常夜灯が点滅を繰り返していた。

全くもって点かないわけでなく、およそ1秒ぐらいの間隔で点いたり消えたり

している。この常夜灯、どんな時でもほとんど消灯すること無く、ここ数年間

我が家を照らし続けて来た。常時点灯していても電気代がほとんど掛からない

ことから重宝していたが、点灯しなくてはトイレに起きた時など困ってしまう。

そこでオヤジなりに点滅の原因を診断してみることにした。LEDのチップに

ついては個別に点灯するし、周期的にでも点灯するのだからこちらは問題ない。

そうすると電源回路が怪しくなる。交流から直流に変換するダイオードなどを

確認して行くと、平滑回路の電解コンデンサーの足が、1本焼けて切れていた。

どうもこれが原因の様である。しかし、このコンデンサーは耐圧が100Vの

ものが必要なため、最近はオヤジも手持ちが無い。そこで近くのパーツ屋まで

走った。まだこんなパーツ屋が残っているのは有難い。早速、ハンダ付けして

元のケースに収納した。果たして我が家の常夜灯は、もとの光を放ちはじめた。

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Ledlt02

Frcond

Ledlt03

2023年10月30日 (月)

ARDF戦利品

ARDF競技大会に参戦すると様々な「戦利品」が手に入る。当然、好成績を

上げて賞状や副賞を戴くのがベストなのだろうが、オヤジは、まだまだそちら

の方は難しい。かつては全日本大会など、JARLが主催の大会に授与されて

いたメダルやカップも最近では経費不足のため提供されなくなった。そんな中

地方の本部や支部が、現地の民芸品や手作り品などを参加記念として提供して

くれるケースがあるが、実に有り難い。中には、支部の会員が提供してくれた

野菜や果物などが配られる場合がある。それは副賞だったり、記念品だったり

時にはスタッフにも貰える。先日の高知梼原での四国地方大会でスタッフ用に

配られた封筒の中にも梼原の廃材で作られたコースターが入っていた。更には

無線機やアンテナなどアマチュア無線の機器メーカーにお願いし、ゼッケンや

エコバックなどの記念品を捻出するのも主催者のテクニックである。徳島での

全日本大会の時も無線機メーカーの「iCOM」さんにお願いし、ゼッケンを

作って貰ったのは記憶に新しいところだ。こんな風に大会の運営自体が、経費

縮小傾向にシフトしている現在、我々選手やスタッフもこれら戦利品に大きな

期待をしてもいけないが、今回の大会の記念品は「温泉タオル」だった。この

タオル、使うかはたまた記念品として保存するか、微妙なところだ。そんな中

唯一オヤジのゼッケンが最高の番号だったのが嬉しい。アマチュア無線をする

者達にとって一番の「59(ファイブナイン)」だったからだ。これは信号の

了解度が5段階の5番、つまり明瞭、信号強度が9段階の9番、こちらも最強

つまり最高のレポート数字と言う訳だ。これを着け成績も最高と行きたかった。

2023knh

Yhknhn

Ecobag

Zekken

2023年10月29日 (日)

コメントで炎上

全日本ARDF競技大会が終わって一週間、我々ARDFerが情報交換する

日本ARDFメーリングリストには様々なコメントが寄せられ、途切れる事が

無い。いわゆる炎上と言うヤツだ。今回の攻略法や反省談などが、ああだった

こうだったと伝えられているが、オヤジなどが口出しするレベルでは無いので

ただ静かに拝見するだけだ。その中で異口同音に伝えられている点は、やはり

全国のエキスパート達も、山の北にある水芭蕉の森に誘い込まれ失敗をしたと

言う話しが多い。やはりオヤジの攻略法もまんざら間違いでは無かったようだ。

ただ今回は主催者側の事前調査が不十分で、水芭蕉の森にある木製道路地図が

競技地図に書かれていなかったのが問題だった。国土地理院などの地図に無い

山岳道路も実際テレインに存在すれば、それは事前調査をして競技地図に書き

込まなくてはいけない。オヤジ達も高知県梼原町の競技地図は、実際に何回も

歩いて現地調査して作成した。今回はこの点が指摘される。もう一つは競技に

使用されたアンテナが物議を醸していた。今回使用された競技用のアンテナは

一般的に「ヘイロー」と呼ばれるアンテナだった。実はこのアンテナの特性は

TXに近付いても、アンテナが高い位置にあると、直下では信号が弱くなると

言う。我々はTXに近付いて行き、その信号の強さで距離を判断する。なのに

近付いて信号が弱くなったら何を頼りにすれば良いのか解らなくなる。全国の

エキスパートたちも今回は、様々なファクターで勘を狂わされたと言う事だが

オヤジのレベルなら、そんなことは構わず、ただひたすら探すべきなのだろう。

こんなことが原因で成績が悪かったなどと言うのは、まだまだ先のことの様だ。

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Gglmap

Haroant

2023年10月28日 (土)

納期は守ろうよ

旅に出掛けている間に、実家の外回りにコンクリートが流し込まれて、駐車の

スペースが出来上がっていた。人が出入りしない間に工事が出来、良かったと

施工会社社長の談だが、まさにその通りでこちらも有難い。まだ細かい部分の

仕上げがされていないが、こちらはユニットバスが組み上がり、左官の工事を

する際、一緒に行うとの話しだ。浄化槽の関係から表のすべての面を駐車場に

出来ず一部昔のまま土の庭が残ったが、こちらは家内が一時的に退避をさせて

いた庭木類を植え直すとの事で、かえって良かったかも知れない。裏の庭にも

駐車のスペースが出来上がったが、やはり表も裏も正直なところ狭い。何とか

駐車は可能だが「停めても停めよう」だ。若干の切り返しが必要になるようだ。

いずれにしろ、新しい住処は着々と進行中だ。当初3週間の約束だった風呂の

メーカーでの組み立てが大幅に遅れており、現在出来上がり待ちだが、納期が

守れないメーカーをオヤジは信用しない。出来ない納期約束はするべきでない。

最初からキチンと話すべきである。我が家には怖~い元購買責任者がいるぞ~。

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2023年10月27日 (金)

全日本失敗解析

今回も散々な目に遭った全日本ARDF競技大会を解析してみた。下手な者が

あれこれ言っても言い訳にしか聞こえないが、もう10年以上競技をしている

のに初心者では済まない。しかし、香川の仲間たちの様に数十年のレベルから

見れば、やはりまだまだなのだろう。ただ、こんな感じで全く探査が出来なく

なったのはここ最近で、それ迄はそこそこゲット出来る様になっていただけに

その原因を究明する必要がある。一つ確実に言えるのは先回の北陸地方大会も

今回の全日本も、TXを攻める順番、つまり周り方や、TXが設置されている

ゾーンの把握を確認しないで、ただ本能のまま突き進んだ結果の様に思われる。

今回もスタートしてすぐ1番TXをゲットした事により、そのTXが置かれて

いた道路をメインルートとして北上した。実際、北側からは多くのTX信号が

聞こえて来たので、当然北へ北へと足が動く。しかしオヤジが通った道は唯一

1番TXが設置されていただけ、結局その道は、多くのTXが設置されていた

ゾーンの背後に連なる高い山を超えた処に通じていたのだ。しかもその場所は

水芭蕉が群生するゾーンで木橋が迷路になっていると来ている。引き返す事も

出来ず、ただ壁になった山を登って超えるしか方法が無かった。こちらに誘導

するのは、まさに主催者の思うツボなのだ。実際その場所に迷い込んだ選手は

大勢いた様だった。今回、山の北側にTXは1台も無く、全て山の南側だった。

つまり、入感して来る信号が山を超えてのものか、山の手前からなのかを聞き

分ける冷静さを持っていれば、山の裏には行かなかったハズである。オヤジに

とっては1分が貴重で、5分を掛けてTX信号を解析する余裕などなかったが

これが出来ないとやはり上位入賞は難しいだろう。ようやく少し地図が読める

ようになって来たので、来月の香川県支部大会ではこの点に留意して臨みたい。

Anmap

2023年10月26日 (木)

久しぶりの我家

一週間の夫婦旅が終わった。オヤジ達の場合はARDFツアーの前後1日ずつ

大阪の娘の処に泊まったので、ネット1週間の旅になった。この年齢になると

自分では元気だと思っていても、身体は正直なのかよく眠る。昨晩もグッスリ

である。お陰で今朝はスッキリしているが、こうして年を重ねて行くのだろう。

いや~、実に楽しい東北旅行だった。特に今回は2019年の北海道旅行以来

4年ぶりだったので猶更である。まあ無事に自宅まで帰って来たのが何よりだ。

道中記については、日にちごとに遡って書かせて頂くが、今日以降の掲載とも

重ねて、一緒に書いて行かなくてはならないので大変だ。まあ是非ご覧下さい。

2023年10月25日 (水)

向いのローソン

過日、向かいのローソンに異変が起きた。駐車場に立入禁止の赤いパイロンが

並び、黄色と黒のトラポールが張られた。当然、一般車両の影は無く、駐車を

しているのは全て作業車ばかりである。このローソンは、オヤジが高校時代の

クラスメートがオーナーで、オヤジがここ「ケンチョピア」のアパートに入居

した当時からまさにコンビニエンスな存在だっただけに気になる。トレードの

看板は外され、店内の商品は専用のトラックに積み出されて行く。もしかして

店を辞めてしまうのだろうか。このローソン、台風の時でも駐車場が空になる

ことは無く、オヤジのアパートから駐車場に車両が一台も無いスナップを撮る

のが難しいほど繁盛していた店だけに動向が心配だ。そんな中、店舗の側面に

横断幕が張られた。「10月25日新装開店」と書いてある。あ~あ良かった

これが素直な気持ちだ。さすがはオーナー、あれだけ繁盛して閉店ガラガラは

無いだろうと思っていたが、逆に良く儲けた訳だ。今日はその新装開店の日だ。

今夕、大阪から帰って新しい店舗を始めて見る。しかし新装されたコンビニと

家内共々好きだったケンチョピアの景観、間もなく離れるのが少々残念である。

ちなみに新しい店舗は、これまでのモノとほとんど変わりが無いのには驚いた。

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2023年10月24日 (火)

東北の旅終わる

昨晩は仙台の中心地で宿泊をした。田舎者には都会のホテルは往生してしまう。

車高1.5m以上の車はホテルの立体駐車場には入らない為、近隣の駐車場に

停めてくれと言う。しかも、ホテルと契約している近隣の駐車場は無いと言う。

これには参った。ちょうどこの時、運転手だったオヤジは仲間が駐車場を探す

間、夕方のラッシュで混雑する駐禁場所で30分ほどドキドキしながら待った。

実に心臓に悪い。ようやく仲間がやって来て駐車場に案内してくれたが、すぐ

近くの駐車場ながら、20分ほど要しただろうか。もう帰りたい気分になった。

無事にチェックインし、青葉通りの飲食店で仙台の旨いものを堪能した。本日

旅行最終日は、青葉城址公園からスタートだ。仙台市内を一望する高台にあり

テレビなどでよく見かける、伊達政宗の騎馬像がある公園だ。改めて眺めると

仙台は本当に大きな街である。眼下には広瀬川が流れ、ついついあの「青葉城

恋歌」を口ずさんでしまう。次に、藩祖伊達正宗と二代目三代目の藩主が眠る

瑞鳳殿に行った。さすが東北の雄、伊達家の廟だけあり、その佇まいは、あの

日光東照宮にも劣らなかった。今回の旅は随所に復興のあとが見られ、震災や

津波で被害を受けた施設が建て直され、町全体が新しくなった様子が窺えたが

随分なご苦労と年数が必要だっただろうと思う。あらためて頭が下がる思いだ。

宮崎に帰る仲間を仙台駅まで送り、我々一行は少し早めにレンタカーの返却に

向かい、少し早めに空港まで送って貰った。楽しい旅はアッと言う間に終わり

4泊5日のイベントもいよいよフィナーレだ。また1年元気で頑張り、来年の

全日本ツアーを目指したい。飛行機は定刻仙台国際空港を離陸、帰路に就いた。

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2023年10月23日 (月)

楽しい旅も終盤

全日本競技大会が終わった、競技の反省は改めて行うとしてあとは観光一本だ。

昨晩は福島市内に宿泊し、本日は山形まで足を延ばす。最初は米沢で上杉家の

歴史探訪だ。戦国武将上杉謙信から、吉良上野介の息子上杉綱紀、更には上杉

鷹山に至る一連の上杉家の歴史を学んだ。やはりここ米沢では上杉家は立派な

藩主であったようだ。米沢をあとに、将棋の駒の産地で有名な天童を通り次に

山形市の立石寺(通称:山寺)を訪れた。かの俳人、松尾芭蕉がここを旅して

詠んだ「閑さや岩に染み入る蝉の声」は余りにも有名だ。ただこの山寺、何と

階段の数は、香川金比羅さんの785段を軽く越え、1015段もあると言う。

しかし、一段登るたび煩悩が一つずつ消えて行くと言うのだから登らない手は

ない。結局、女性陣3人はリタイヤ、男性6名だけで頂上を目指した。昨日の

ARDFで疲れ切ったハズの足腰だったが、全く復活のフクちゃんで影響なし

こんな丈夫な足腰に生んでくれた両親に感謝しかない。ただ汗だけが流れ落ち

暑さに参ってしまったが、山頂から見た山肌のお堂と下界の景観は最高だった。

今日の泊りは東北の大都市「仙台」だ。一行は、再び宮城県内へと車を進めた。

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2023年10月22日 (日)

祝ARDF開催

本日は4年ぶりに全日本ARDF競技大会が、宮城県白石市と蔵王町を中心に

開催された。ホテルで早めの朝食をとり、会場となっている花山少年の家蔵王

野営場へと向かった。会場は、既に全国から集まった懐かしい顔で一杯だった。

4年ぶりの再会有り、高知の四国地方大会以来一週間のご無沙汰だった面々も

いた。みんな本当にこんな処までよく来る。挨拶もそこそこに受付へと向かう。

オヤジのスタートは12組、10時25分の出発だ。開会式を終えて、競技が

始まった。スタートとしてすぐ、750mを出た処で1番が強烈に飛び込んで

来た。僅か10分ほどでゲット、幸先が良い。しかしこれがドハマリの始まり

だった。俗にいう「ハニートラップ」と言うヤツだ。1番TXに沿った道路を

北上し、そこからゴールへ南下して他のTXをゲットしてやろうと思ったのが

間違いだった。北への道の行き止まりが、水芭蕉の群生地になっていて木製の

橋が縦横無尽につながり、迷路になってしまっていた。しかし地図には詳細が

書かれていないので元の道には戻れず、ここで約40分ほど迷う羽目になった。

唯一そこから南に向かう為には、切り立った山を登るしかない。オヤジは意を

決し山を登り始めたが、角度のキツい斜面は容赦なく体力を消耗させる、更に

道は、途中で消えてしまって分からなくなるほどの獣道しかない。しかも一人

心細さは半端無しだ。ようやく下りに入ったが、逆に下りの方が滑って危ない。

案の定、思い切り3回ほど転倒した。一時はもうどうにでもなれと天を見つめ

暫く寝そべっていたが、こんな時に限り携帯電話を家内に預けて出発しており

救助も呼べない。このまま捜索隊のお世話になるか、獣のエサになるかである。

ふと我に返り、これはいけないと再び歩き出した。身体は打ったが幸いケガは

していなかったのであとは時間との勝負だった。ビーコンを頼りに山を下りた。

ようやく公園が見えた。全日本で1個のゲットでは話しにならないが、失格を

しないように帰るのが一番だ。1時間53分で帰還、M70でブービーだった。

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Kmnomchi

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