今がチャンスだ
政治家による「裏金問題」で東京地検特捜部が捜査に入った。多分今回もまた
当事者たちは、のらりくらりと言い訳をし「知らぬ顔の半兵衛」を決め込んで
追及を逃れるのだろうが、正直言って我々国民はもうウンザリである。何故に
政治家だけにこの様な特権が許されるのかと言う事だが、話しは極めて簡単だ。
その特権法律を「政治家」つまり彼ら自身が作り上げているからに他ならない。
この構図が無くなってしまわない限り、この先も「政治家と金」の問題はなく
ならないだろう。これは確実に言い切れる事実である。ジェスチャーで操作し
トカゲのシッポ切りで終わるのなら、そんな介入は止めておけ。経費の無駄だ。
それにしても、こんなにもサラリーマンとは異なる無茶苦茶な特権を野放しに
して来た国民にも責任はある。国民の代表として送り出す国会議員が、我々を
欺いて悪いことをする。そんなシステムを変えるのも国民であると言う自覚が
足りないのが問題なのだが、どうせ言ってもダメだろうとか、また今回も同じ
だろうと政治離れして選挙にも行かない国民がいるからいけない。いい加減な
政治をしていると国民によって首を挿げ替えられてしまうかも知れないと言う
ピリピリとした緊張が必要だろう。先ずは、野党が右に倣えの政治をしないで
野党の立場でも出来る実践業務を行い、与党がうかうかしていられない環境に
追い込んで欲しい。ただ単に、国会で与党を追及するだけで、あたかも仕事を
しているような錯覚に陥ってはダメだ。野党の諸君、今が君たちのチャンスだ。