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2024年2月

2024年2月19日 (月)

嬉しいが悲しい

最近記事のタイトルに相矛盾するような語句が多いが今回もまたそんな話題だ。

3月16日、いよいよ敦賀-金沢間の北陸新幹線が開通する。長かった工事も

その一部分しか見ることが出来なかったが、リタイヤして北陸を離れたあとも

開通の日を楽しみにして来た。敦賀から大阪までの区間がまだ残されているが

ようやく福井県を新幹線が走る。待ちに待った開通だ。そんな反面、あれほど

慣れ親しんだ「サンダーバード」と「しらさぎ」がその姿を消すと言うことだ。

敦賀までの運航は残るようだが、そこから先は敦賀で新幹線に乗り換える事に

なる。まさに嬉しい様な悲しい様な、複雑な心境である。実際に大阪、名古屋

両方面から福井までの移動時間は、ともに3分ぐらいしか短縮されないと言う。

それくらいなら名物特急は残して欲しい気がする。名古屋時代は「しらさぎ」

大阪時代は「サンダバード」と共に人生を歩んで来たオヤジだが、もう二度と

あの列車で大阪から福井に行く事はないかも知れない、と思うと実に感慨深い。

列車の中では色々な事を考えた。仕事の事、趣味の事、家族の事、隔週で利用

していたのに約3か月に渡って乗車出来なかった病もあった。そんな想い出に

新しい歴史が加わる。温かくなったら、新幹線に乗って北陸を訪れたいと思う。

Hkrksks

Sudbird

2024年2月18日 (日)

必要で不要な物

時間を見つけてオヤジの部屋の整理を始めた。アパートでは、押入れの奥深く

眠っていた物や、戸棚、ラックに仕舞われていた物が、今オヤジの部屋一面に

広がっている。これらを一つ一つ片づけ始めたが一向に綺麗になって行かない。

それもそのハズ、新しいオヤジの部屋には押入が無く、アパートで使っていた

戸棚類の幾つかが、家内の方に行ってしまったからだ。結局、収納スペースの

絶対容量が不足するため収まり切らないのは当たり前だ。それにしてもお金は

何処からも出て来ないが、パソコン用の電源ケーブルや信号の接続ケーブル類

更には各種USBケーブル類が色々なところから出没して来る。やっと整理が

ついたと思ったら、また別の箱から出て来る。それに最近、電源の低電圧化に

伴って増えて来たACアダプターが加わり、嵩張って困る。こんなケーブル類

1セットか2セット分あれば良いのだろうが、無ければ無いでイザと言う時に

困る事にもなる。結局溜めに溜めた結果がこうだ。家内には断捨離しろと言い

ながら自身は出来ないのが情けない。お金は出て来ないが「これ全て銭」だと

思ったらなかなか不燃物ゴミでは出せない。売りに行っても一つ数十円ほどに

しかならないだろう。はてさてこの必要で不要な物、いったいどうしたものか。

Mynmt

Pccode

2024年2月17日 (土)

メーターが怖い

15日、春一番が吹いた。玄関を一歩出た途端「ぬくう~」である。これでは

間違いなく室内の方が寒い。北風と南風とではこれほどまでに違うのを改めて

認識した次第だが、春一番は決して昔の唄のように「のどか」なイメージでは

ない。まさに「春の嵐」と言う方が相応しい。世の中の多くの人達が春一番を

春うららと勘違いしているようで、日本語とは本当に難しいものだ。やっぱり

一軒屋はアパートと比べると8℃~10℃ほど寒いだろうか、暖房の無い処で

一桁の温度を示す時があるが、まだまだ寒い土地があるのだから、文句は言え

ない。しかし今年は灯油缶2缶だけでは済まないだろう。アパートでの生活が

長く、右左両隣、上階下界の暖房にかなり助けられた生活を送って来た者から

すれば、一軒屋の燃料費がどんなモノかまだ解らない。灯油の他にも、電気と

新たに加わった都市ガスを使い始めているが、イザ住んでみると猛烈に寒いと

言う感じはさほどしないでいる。アパートの時と比べて、大きな寒さの違いを

感じなければ感じないほど、検針後に郵便受けに投入されるメーター値が怖い。

Kenshin

2024年2月16日 (金)

失敗しても成功

ここのところオヤジは家内に白い目で見られている。一向に我が家の片づけを

しないからだ。5月に開催される事になった四国地方ARDF競技大会に向け

ひたすら準備を始めたので、もはや片づけどころではなくなった。身の周りは

作業に必要な最小限の物だけで、まだ段ボールの山の中に居る。支部の協力が

得られないと言うより、支部にARDFが分る者が居ないのだから仕方がない。

結局、上手く行けば支部のお手柄、失敗すればオヤジのせいになるのは承知の

上だが「乗りかかったシップ」である。すでにテレインは一人で歩いて地図と

照合し、道を確認して競技地図を書き上げた。案内書も出来上がり、競技会で

選手、スタッフに配布する資料を残すだけとなった。こんなものはARDFを

知っているスタッフが2~3人いれば出来る。しかし今度は香川や高知などの

仲間は、選手として参加願って楽しんで貰わなくてはいけない。そんな意味で

孤軍奮闘している。まあ全国の仲間からおだてられARDFに否定的な支部の

担当で大会が出来る様になったたけ良しとしよう。失敗しても成功させてやる。

2024年2月15日 (木)

無事で良かった

JARL高知県支部長に用事があり携帯に電話を入れた。しかし何度掛けても

お掛けになった電話は電波の届かない場所に居るか、電源が入っていませんと

アナウンスが流れつながらない。時間を置いて夜掛けても、翌日の朝になって

掛けてもダメだった。こんな事ってあるだろうか。考えられるのは携帯電話が

壊れてしまった事ぐらいだが、あまりにも長すぎる。結局三連休は全くダメで

ようやく昨晩になってつながった。原因は自身が所有するクルーザーで遠洋に

出ていたためだと分かった。実に羨ましい話しだが、海の上は全く携帯電話は

つながらないのだ。航空機に乗っていても上空ではアンテナが立たないし実際

我々が経験して来た伝搬状態とは正反対なのが不思議だ。我々の常識では高い

ところや海上は伝搬状態が良いとされている。やはり携帯の電波は特殊な様で

ある。いずれにしても無事で良かった。仲間内で鰹を釣りに行ったとのことで

あるが、3~4日も出掛ける範囲とはどんなものだろうか。一度聞いてみたい。

2024年2月14日 (水)

特徴ある言い方

相撲取りが話しをすれば「XXでごんす」とか、坂本龍馬に代表される土佐弁

では「XXせんといかんぜよ」などと言う言葉が取り上げられるが、実際には

相撲取りが「ごんす」などと言う言葉を使っているのを聞いた事がない、また

最近ではARDFで高知の仲間と話しをする機会が増えたが。「ぜよ」と言う

表現は、もはや幻の伝説言葉になりつつあると聞く。その土地や人々を一言で

表現する言葉として「誇張」する意味で使われているのだろうが、実に面白い。

阿波弁も同じで語尾に「じょ」を付けて「これXXじょ」などと言った方言が

ドラマなどで使われているのを聞くことがあるが実に滑稽だ。ただ単にジョと

言う語句を付けているだけでそこにはアクセントが存在しないからだ。方言は

他の地方の者には喋り辛いモノであるため、あえて特徴的な語句だけで方言を

表現させているのだろう。土佐弁が有名になったのはやはり「坂本龍馬」だが

映画「鬼龍院花子の生涯」を忘れてはいけないだろう。土佐弁は、他県の者も

使いたがる魅力を秘めている。これは日本を代表する英雄だったり、俗世から

離れたある意味恰好の良いヤクザ言葉だったりするからだろう。今高知の仲間

たちからよく聞く土佐弁は「XXしちゅうき」とか「XXしちゅうきに」とか

いう言葉が多い。「XXしているから」と言う意味だが、隣県の言葉とは全く

違う。初めて福井弁を聞いたのが年寄りに放った「ハヨシネ~」だった。また

自分の事を「そうなんですって」と他人事のように言ったのも驚いた。方言や

特徴のある言葉は実に面白いが、その辺のところはまたの機会に書いてみたい。

2024年2月13日 (火)

常識的に商おう

インバウンドの復活でこの三連休、日本の観光地はコロナ前の活気を取り戻し

大いに賑わったようだ。それはそれで良い話しだがオヤジには納得が行かない

事がある。そりは食べ物を中心とした価格が異常な点だ。一杯が3000円の

カツ丼だったり、マグロの刺身のサイコロを3切れ串に刺したマグロ串が1本

1500円とあまりにも高い。ミニ海鮮丼が5000円だったり、比較的安く

食事が出来るフードコートでも1万円を超える食事が軒並みだと言う。これは

海外からの観光客にして見れば「円安」のメリットで大きな痛手にはならない

かも知れない。しかし観光客の中には、給料の上がらない日本人もいるわけで

この価格には閉口しただろうと思う。かと言って外国人と日本人の価格を別に

するのもイヤらしいし、食事をするためにパスポートやマイナンバーカードを

見せるのも面倒である。オヤジの考えは物事には程度が有り、もう少し常識的

価格で妥協出来ないだろうかと思う。確かに観光地は普通の場所よりは何でも

高いが、海外からの観光客も日本人も納得できる価格設定はあるだろうと思う。

円安なればそのメリットを、もっともっと外国人には味わって貰えば良いのだ。

これくらいは支払うだろうとか、コロナの負債を取り戻す為だとか言う理由で

非常識な値段を設定して欲しくない。こんな事をしていると、今はウハウハで

儲けるが、その内インバウンドではなく自分たちに跳ね返って痛い目に遭うぞ。

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2024年2月12日 (月)

あれだけで大変

11日夜、オヤジはビデオを見ながら寝てしまった。気が付けば暗黒の世界が

オヤジを待っていた。一瞬何が起こったのが分らなかったが、目に入って来る

光りは微塵も無く、異様な雰囲気だった。これまでのアパート暮らしてあれば

停電をした場合でも何処かから僅かな光りが差し込んでいたので、完全暗室の

ような環境は初めてだった。もしかして、別の世界に旅立ってしまったのかと

思ったほどだった。ほどなくして家内の声が聞こえたので、これはまだ現世で

あることが理解できたが、全てが手探り状態でスマホも直ぐには取れなかった。

やがて家内がスマホのLEDライトを点けた。すぐにその僅かな光りを頼りに

玄関の配電盤に向かったが、ブレーカーは一つも下りていなかった。こいつは

変だと思って玄関を開けると家の外にも卓袱の闇が拡がっていた。かろうじて

隣りのマンションの非常灯だけが微かな光りを放っていた。そこで初めて地域

停電であることが理解できたが、こんなことは何年ぶりだろうが、台風時でも

なく、雪の影響も無いのに停電したのは子供のころ以来だ。日付が変わろうと

しているのに近所から話し声が聞こえる。みんなやはり心配しているのだろう。

電灯が点かないだけでなく、ファンヒーターや電気毛布も切れてしまっている。

地震の被害に遭った人たちの苦しみが頭をよぎったが、こんなのは比ではない。

しばらくして電気は復旧した。停電の原因は未だによく解っていないが、僅か

あれだけの停電でも大変な事だ。能登のインフラ一秒でも早く復旧して欲しい。

2024年2月11日 (日)

成功させてやる

忙しい合間を縫ってJARL徳島県支部長と話し合いをして来た。5月に予定

されている四国地方ARDF競技大会についての話し合いだ。元々ARDFに

対しては否定的で「免許が不要のARDFはアマチュア無線では無い」と言う

主張の持ち主で色々な場面で対立を見て来たが、四国地方大会は重要な行事で

西日本を中心としたARDFerの多くが楽しみにしている大会である。従来

四国地方大会は毎年四国4県が持ち回りで開催して来て、今年は徳島の順番に

なっているが、その開催決定は各県の支部長にあり、黙っていたらパスされて

しまう可能性が高い。そこで四国地方本部の会議で香川や高知の支部長や役員

各位に援護射撃をして貰って、何とか5月12日に開催されることが決定した。

しかし、支部自体には競技開催のノーハウも無く、我々ARDF徳島の仲間が

お手伝いする事になった次第だ。なだめてもすかしても喧嘩をしないでうまく

大会が開催される様に調整して欲しいと言う全国の仲間たちの期待を背負って

親分肌で引き受けたオヤジだが、過去の職務経験が、何処の会社でも一匹狼で

やって来たオヤジ、正直「組織」の中で動くことの難しさをこの歳になっても

体験している。まあ仕事も趣味も「好きなモノはうまく行く」の主義で頑張る。

2024年2月10日 (土)

金儲けと辛抱と

中国の「春節」が始まる。期間中延べ90億人の大移動が有ると言うが、その

実態は凄まじいモノで、人口数が一桁違う我々日本人には想像できないだろう。

そんな連中が再び大挙して日本にも押し寄せて来る。あれだけ根拠のない事で

イチャモンを付けて文句をタレ、風評被害を与えた国民が、その舌の根も乾か

ない内に旅行でやって来るとは大したタマである。そんなイヤな国なら来るな

と言いたいところだが、新型コロナの影響で低迷していた外国人相手の商売が

復活して潤う人が居ることを考えれば感情論だけではいけない。しかしいくら

円安とは言え、日本に旅行するぐらいの生活レベルを持っていたら、もう少し

マナー面を考えて欲しい。「郷に入れば郷に従え」と言う言葉はまさに彼らの

ためにある。ゴミは平気で何処にでもポイ捨て、列には並ばず割り込みをする。

どんな所でも大声で話し、陳列商品は勝手に開封し触り倒す。列車の指定席に

入って来て、通路側の席のひじ掛に座ったり、各車両の最後尾の席の後ろ側に

出来るスペースに寝たり、もうやりたい放題だ。かつての日本人も欧米人から

見ればそうだったと言われれば耳が痛いがレベルが違い過ぎる。このマナーを

辛抱して金儲けを優先させるか、環境を守る方に注力するか難しい選択である。

Chndiido

Bakugai