もっと協力せよ
今年も阿波踊りが近づいてきた。市内の至るところでは「ぞめき」と呼ばれる
阿波踊り独特のお囃子が聞こえ、練習にも最後の熱気が感じられる。オヤジが
毎日散歩で通る徳島大学の校内も「徳島大学連」が夕刻から練習をしているが
夏季休暇に入って更に練習に拍車が掛かってきた感じである。阿波踊り本番は
8月12日~15日までの4日間だが、鳴門の渦と阿波踊りしかないオヤジの
ふるさと徳島県は、この4日間にエネルギーの大半を使い果たす、と言っても
決して過言ではないだろう。それほど人々は踊りに熱中するが、人が集まれば
金が動く、金が動けばそれを欲しがる者が必ずいて「利権」という面で一つに
なれない組織が「分裂」を起こす。県と市が、そして阿波踊り協会と阿波踊り
振興協会がお互い仲良く一大イベントに対し協力し合えないのがよい例である。
肝心な組織がモメ合ってどうする。他県から楽しみに来た観光客はいい迷惑だ。
ましてや地元新聞社が、人気の有料桟敷席を独占し「私」するなど言語道断だ。
演舞場の桟敷席など料金を、しかも高額取る必要は無い。全て無料で開放して
あげれば良いと県民は思う。こんな田舎町の「名物」に足を運んでくれる人を
大切にしなくてはいけない。相撲取りより短い、一年を4日で過ごすといった
阿波徳島、これしか無ければ無いように「全県」協力して成功を目指すべきだ。
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