心配な中国原料
書き始めると次々想い出が出現して来る中国だが、今一番気になるのはやはり
原材料の動向だ。それほどまで責任感が強い訳ではないのだが、自身が見つけ
育て上げ、そして購入して来た原材料が、どんな行く末をたどっているのかが
とても気になる。中国のパートナーとの仲が親密になればなるほど、部下には
脱中国し、幅広い購入ソースを持つように苦渋の提言を続けて来た。かつては
日本がその生産を中止し中国にシフトされた化学品、今度は中国が、や~めた
といつ言い出しても不思議はないからだ。現在でも安定して購入されていれば
良いのだが、それはそれでまた心配になる。そんな事を考えてしまうのである。
出張における個々の想い出については「無線おやじ」のブログで日記の形式で
夜遅くまで書き綴ったのを思い出す。その日の訪問先のレポートが終わっての
書き込みなので、毎晩12時頃になった。とは言っても日本ではもう午前1時
である。やはりあの頃は元気だったのだろう。連日、脂っこい食事をした上で
ナイトキャップと称して酒の代りに「酸奶」と呼ばれる飲むヨーグルトを毎晩
500mlぐらい飲んでいた。後で気が付いたが猛烈な高カロリー、あれでは
病気をするハズである。15年の間、小さなトラブルはあったが、もうダメだ
と思った事が一度だけあった。それは高速道路でのタイヤのバーストであった。
後輪だったのが助かったがこれ一つぐらいなのは幸せな出張と言うべきだろう。