我々も応援する
皆さんは「日本アマチュア無線連盟」の年会費をご存知だろうか。既に永久の
会員として会費を全納している人も居るが、最近のアマチュア無線人口減少に
伴う経費割れで、幾らかの追加料金を支払うことになった気の毒な人達もいる。
オヤジの様にコールサインを持つ普通の「正員(正会員)」で、普通の権利を
持って会費を支払う会員だと、年額7200円が必要になる。そんな会費から
計算し、今度は徳島の県支部にJARL本体から入って来る支部予算は、年間
どのくらいだと思われるだろうか。これが正直年間20万円ほどだ。徳島県の
会員数が約400名ほどなので一人当たり500円の計算になる。この予算で
ハムフェスタや各種イベントを企画するのだから、組織の運営はもう勤労奉仕
以外にはあり得ないのだ。そんな中、無線連盟を震撼させる重大な問題が発生
した。昨年、前JARL会長が突然交代すると言う事態が発生したが、そんな
交代劇の裏には、在任の3年間でおよそ1400万円の私的遊興費が明るみに
出たからであった。3日にあげず説明出来ない飲食をし、役員同士で割り勘に
した勘定まで自分の懐に入れていたことから発覚したそうだが、とんでもない
話しである。この不祥事を見つけ、クリーンで透明な連盟を目指して活躍中で
あるのが現会長だ。香川県にお住まいで、現在は四国地方本部長を兼務されて
いる。今回のハムフェスタでは新しいJARL改革への取組みを熱く語ってく
れた。四国の代表が新会長となったJARLの未来を我々も応援して行きたい。