« 2023年7月 | メイン | 2023年9月 »

2023年8月

2023年8月21日 (月)

無精者サンダル

家内と一緒に買い物に出掛け、面白いサンダルを買って来た。前後どちらから

でも履けるサンダルだ。X文字状の鼻緒がサンダル本体の中央に取り付けられ

本体は、前後対称の形をしているので、どちらからでも足を入れる事が出来る。

確かに、そのままサンダルを脱いで家に上がっても、そのまま履いて行く事が

可能になる。わざわざ逆向きに脱いだり、脱いだあとスリッパの向きを変える

必要も無くなり、ある意味合理的なスリッパである。しかし、子供のころから

履物は「帰る時や次の人が利用する時に履き易い様に脱ぎなさい」と母親から

躾けられ、それを今まで実践して来たオヤジにはチョッと抵抗がある。それは

その教えがこれ迄の「社会」で結構評価されて来たからだ。自分では意識して

いなかったが、密かに見ている人が居た様で、利用した旅館や、料亭の女将に

それとなしに言われたことがあった。それでどうこうと言う訳では無いのだが

人からの見方が変ることがあるのなら意義もあるのだろう。これを履きだすと

オヤジの生活習慣が変り「無精者」になるかも知れないが、長年の習慣と言う

ものはそう変えられるモノでもなく、このサンダルも逆向きに脱ぎそうである。

Rmsndl

Hkmngn

2023年8月20日 (日)

謎多きビーズ玉

車や部屋の「脱臭・消臭・芳香」剤などに使用される、ラムネ玉を小さくした

ような材料をご存知だろうか。イクラのイメージから、中に液体が入っていて

針で突いたら飛び出して来る感じがするが、実際には全体がゼリー状の材質で

出来ていてそんなことは無い。この玉の正体は「高分子吸収体」とか「吸収性

ポリマー」「高吸水性高分子」などと呼ばれているもので、化学薬品としての

名称は「ポリアクリル酸ナトリウム」が多い。この薬品に「脱臭」「消臭」剤

の場合には「吸着剤」を配合「芳香」剤の場合には「香料」が配合される訳だ。

とにかく吸水性・保水性が極めて高くて用途は幅広い。一番よく知られている

のは「紙おむつ」で粉末で使用される。小さなビーズ状の材料に吸水させると

ラムネ玉ぐらいになる。この材質、乾燥すると元のビーズ玉の大きさに戻って

しまうがご心配なく、水に浸しておいたら再び元の状態まで復活する。しかし

吸収したのはタダの水、効果は無くなるので念のため。従って復活させる時は

香料を少し混ぜてやると「芳香剤」としては生まれ変わることが出来るわけだ。

カラカラに干からびたので廃棄していた人は、これからこの方法をお試しあれ。

Kbskszi

Krkrbzu

2023年8月19日 (土)

ネット回線開通

台風一過、夏の晴天が戻って来た。とは言ってもチョッピリ何処か秋の成分を

含んだ暑さが感じられる。そんな中、ネットプロバイダー「Pikara」が

光回線の工事に実家へやって来た。台風で予定通り工事が出来るか心配したが

大丈夫で良かった。まだ実家は、様々な改築見積りの段階だが、ネットだけは

一番に確立しないと死んでしまうオヤジがいるから困る。もう一種のパソコン

依存症だと思うが、正直まだオヤジは実家内ではこれと言ってする仕事は無い。

どちらかと言えば、片付けの合間に家内が楽しみにしているゲーム用に、早く

WiFiを立ち上げてやりたかった。光回線の元は、ケーブルテレビの回線箱

までは来ており、工事はその箱から光ケーブルを屋根裏を通しオヤジの部屋に

予定されている場所に下してくる作業が主だった。最後に、ONUと呼ばれる

光回線終端装置にケーブルを接続して完了だ。光の透過率の減衰状態を確認し

全ての作業を終えたが、ネット回線だけの契約だった為、ONUにルーターの

機能が無い。ここから先はオヤジのお仕事になるが、また一つ楽しみが出来た。

Hkrkisn

Onustn

2023年8月18日 (金)

徳島県人はアホ

お盆休みが終わった。賑やかだった徳島の街も「祭りの後」の嫌な時期を迎え

ひょうたん島クルーズの乗船客もめっきり減って来た。そんなオヤジの街は今

消化不良に終わった「阿波踊り」をめぐって揺れている。なぜ毎年こんなにも

モメるのかと思うが、オヤジに言わせれば「アホ」だからだ。阿波踊りは毎年

8月12日から15日までの4日間行われる。夜を徹して踊る、と思っている

方も多いようだが、県民が楽しむ踊りから、観光客相手の見せる踊りに変って

からは夕方6時開演、夜10時半お開きとなる。2023年の阿波踊りは初日

二日目と順調に行われたが、3日目の14日台風が接近して来た。徳島市長は

観光客の安全を考慮して中止の意向を示したが、阿波踊り実行委員会はこれを

無視し開催を強行した。まだ台風は遠かったが、外側の雲で市内は大雨となり

ケーブルテレビの中継でも、桟敷席に観光客の姿は無かった。それにも拘らず

踊り子たちはスプ濡れになり踊っていた。彼らにすれば「雨」でも「汗」でも

同じなのかも知れないが、オヤジたちからすれば見せる相手も居ないのに踊る

姿は「踊る阿呆」そのものであった。そうなると皆、最終の15日に期待した。

15日、日中は雨だったが夕方には天気は回復し風も止んだ。これは開催かと

思ったが何故か中止になった。これもアホの見本だ。「昨日大雨の中で開催し

こんな好天で中止かい」と突っ込みたい気持ちになった。結局、観光客らには

消化不良の2023年阿波踊りになった。もしかすると4日目だけ見るために

来られた方もいただろう。台風の影響とは言いながらも、こんなお粗末な県に

お越し頂き誠に申し訳ないと言う気持ちになる。しかし、これに懲りずにまた

是非お越しくださいと言いたい。それにしても、これしか無い名物であるのに

毎年関係者でモメる。徳島県人とはこれほど「アホ」だったのかと悲しくなる。

Amad01

Amad02

2023年8月17日 (木)

文明が進んでも

台風7号が紀伊半島に上陸し、日本海に抜けた。我が街は進路の西側に入った

ため「上陸が避けられないのならこの程度の台風にしてくれ」と言いたくなる

様な状況に終わったが、地球が変ってしまったのか各地で発生した線状降水帯

による被害が予想以上に甚大だったのには驚いた。これまでの台風と言ったら

短調の暗い曲調が曲の途中で長調に転調し、明るく希望に満ちた感じに変って

行く効果の様に「台風一過」と言えば、雲一つ無い夏の青空が戻って来るのが

常であった。それだから、嫌な時間帯も辛抱することが出来た、そんな台風が

全く形を変えて来たのも結局のところ人間の責任なのだろうか。レギュラーが

イレギュラーになる、これはこれ迄の経験が全く役に立たない。困ったものだ。

確かに台風の進路が、昔と比べると変って来た気がする。日本が進路に入らず

何処にも上陸・通過をしないでいてくれることがベストだが、発生する台風が

避けられないのなら、被害が少ないような対策しかない。太古の昔から人間は

水と風と戦って来た。どんなに文明が進んでも、これだけは今後も続くようだ。

Taifu7go

2023年8月16日 (水)

明るくなったわ

実家の電灯球を取り替えたら、ついにこれだけ多くの数を換えることになって

しまった。これ全て「シリカ電球」と言うヤツで、正味一つが40ワットから

100ワットの電気を使う計算だ。これをLEDに取り換えただけで明るさは

大幅に明るくなり消費電力はシリカ球100ワット相当品で12.5ワットと

8分の1ほどになる。それでいて寿命は40倍ぐらいはある。良いとこ取りの

LEDはこれだけでは無い。虫が寄って来難いのも特徴の一つである。これは

LEDが出す波長が、虫が好む波長でないのが理由であるがLED球の大きな

メリットの一つだ。まだ暗い蛍光灯の電灯の取り換えが残っているが、これは

色々なメーカーの品を検討して行きたい。しかし実家は結構明るくなって来た。

Sidenkyu

2023年8月15日 (火)

我々世代の使命

今日8月15日は「終戦記念日」だ。当時の連合国では「戦勝記念日」と言い

植民地だった韓国では「光復節」や「独立記念日」と呼ぶ。立場が変わる事で

言い方が変わる顕著な例だが、もはやこの愚かな戦争を、生々しく語りついで

行く人たちがいなくなった。オヤジの周りの親戚でも何人いるだろう。戦前や

戦中に生まれていても、まだ幼くて戦争の記憶が乏しい人ばかりになって来た。

そんな戦争であるが、愚かだったが故に絶対に風化させず、二度と同じ過ちを

繰り返さない為にも必ず後世に伝えて行かなくてはならない。そんな意味から

すれば、戦後生まれとは言え、まさに当事者たちから直接話しを聞いた世代の

者、つまりオヤジ達世代の使命は大きいと言える。オヤジはいつも思うのだが

中国への出張で中国を知り、唄に登場する「夢の四馬路か虹口の街か」の時代

日本人租界地を大切にして「侵さず」「傷つけず」の精神で国際交流を続けて

いたらどうなっていただろうか。いくら本国が貧乏だったからと言え、他人の

財産を侵してまで奪い取った幸せなど決して有ろうハズがない。更には戦争を

するための資源や兵力を解析し、全く太刀打ち出来ない戦力であることを具申

した外交官たちを無視し「神国日本」や「日本國に敗戦無し」の精神論だけで

敵味方なく、多くの命を犠牲にした戦犯者の責任は極めて重い。しかしながら

死んでしまえば皆同じの靖国参拝、この平行線はこれからどうなるのだろうか。

Ssnknnbi

2023年8月14日 (月)

了見狭いのかな

オヤジの了見が狭いのか、大手TV放送局のレポーターの在り方が気になって

仕方が無い。台風の移動などに伴い、先日鹿児島県の枕崎に居たかと思ったら

今日は三重県の熊野でレポートをしている。それはそれでご苦労な事には違い

ないが、現在お盆休みの真っ最中、短期間に全国各地を駆け巡るのは、決して

容易ではないハズだ。しかも中継にはスタッフが必要で、一人で走り廻る事は

なく、音声やカメラなどスタッフが何名か一緒だろうと思う。レポートカーに

乘って渋滞を覚悟してチンタラと移動するのなら別だが、あれだけ神出鬼没に

登場していると言うことは、鉄道や航空機を利用しているのだろう。しからば

彼らの移動により、旅行や帰省が出来ない者が何名か出て来る計算になる訳で

これはこれで迷惑な話しだと思うのだ。彼らの「切符」を取るネットワークは

半端なく強力で一般人は全く太刀打ち出来ないだろう。誰の影響で誰が被害を

受けたと言う細かいデーターは出ないが、定員が決っている乗り物では、この

理屈で動いている。放送局の顔かも知れないが君はアイドルでもない。現地の

レポートは現地のスタッフたちに任せて、一人でも多くの一般利用者の便宜を

考え、形では見えない融通を図ってやって欲しいと、了見の狭いオヤジは願う。

Fujitvk

Ksirash

2023年8月13日 (日)

前泊の大義名分

台風7号の接近が心配なさ中、昨日午後香川まで出掛けて来た。本日行われる

ARDF審判員講師養成講習に参加のためだ。会場は丸亀市なので当日の朝に

出掛けるのはチョッと厳しい。そこで前泊して楽に参加しようと言うものだが

正直なところ、それを大義名分に香川の仲間たちと一杯飲もうと言った寸法だ。

審判員講師養成講習とは、特定の講師が規定の審判員講習を行えば、受講者に

B級審判員の資格が与えられるが、その特定の講師を養成する講習だ。四国で

何名かJARLの方で選出され、今回オヤジもその一員として講習に参加する。

講師の資格を与えられても、肝心の支部がARDFに否定的であれば、意味が

無いような気もするが、まあオヤジは頑張るつもりだ。そんな前泊であったが

とんでもない状況だった。昨日から始まった「阿波踊り」の影響を受け、宿が

予約出来ないのだ。徳島に近い香川では、阿波踊りの「予備宿」になっていて

宿が全く取れない。ホテルなどのホームページでは「空室」や「満室」表示は

なく、全て「-」表示だ。これは予約を受け付けていないと言う意味で、全て

旅行社が押さえているのである。こんな処まで影響しているとは本当に驚きだ。

幸い、香川の仲間が「公民館」を予約してくれた。飲み会のあとエアベッドと

寝袋を利用し、皆で泊まったが、夏なので何の問題も無かった。これから丸亀

まで走るが、本日は飲み会とは気持ちを別にして、真剣に資格を取ろうと思う。

2023年8月12日 (土)

坊さんのお仕事

皆さんの地方では「僧侶」の事をどう呼ぶだろうか。正式名称は「僧侶」でも

普通の会話の中でそう呼んでいるケースは少ない。「坊主」「坊さん」「ぼん

さん」「和尚」「住職」など呼び方は様々ある。更に地方でも呼び方が異なり

愛知県でオヤジは「おっさま」と言う呼び方を知った。またオヤジの地元では

子供の頃から「おじゅっさん」で親しんで来た。これらは「和尚」「住職」と

言った言葉が、長い年月を経て変化したと推測されるが、まさに処変わればで

面白い。そんな僧侶たちはいま、お盆で大忙しだ。昔から「坊主まる儲け」と

言われるが、オヤジも母親の死後「おじゅっさん」にどれほどお布施を払った

だろうか、もちろんこれは「供養」であって四の五の言うつもりは毛頭ないが

一般のサラリーマンと比べると「時給」に格段の差がある。一口に「お勤め」

と言っても、我々が知るお勤めではあり得ない時給である。特に真言宗の場合

戒名代が異常だった。通常の戒名ではXX円「居士」が入ったら△△円「院と

居士」の両方が入れば〇〇円と大幅に値段が跳ね上がって行く。およそ一文字

10万円ぐらいで変わって行く計算になる。少しでもあの世で良い処に行って

貰いたいと願う遺族の気持ちを容赦なく持って行く。それでいて税金は持って

行かれないと聞いている。まさに丸儲けである。羨ましかったら自分も坊主に

なったら良い、と言うのがオヤジの考え方だが、坊さんもご苦労様な面はある。

台風のさ中でも、法衣や足袋をビショビショにして初盆の供養に巡るのだから。

しかし、30分足らずブツブツ言うだけでマンシュウは、実に良い仕事である。

Ojussan