歴史ある機関誌
春日井アマチュア無線クラブの機関誌「CQかすがい」の9月号が、メールで
送られて来た。第628号だ。毎月1回の発行なので、何年続いているのかが
お解り頂けるだろう。発行当初はガリ版刷りをしていたが、それから暫くして
トレーシングペーパーに直接手書した原稿を1枚ずつ焼き付け器に通して行く
青写真スタイルの印刷になった。その当時クラブは150名ほど会員が居たが
毎月第一土曜日に行われるミーティングに参加した者だけに配布していたので
全員向けではなかったが、それでも優に6~70部ぐらいの発行はしていたと
思う。一部が5~6枚としてもその数は膨大なものになった。当時の印刷会は
主だったメンバーが集まり、手分けをして行った。印画紙と原稿を重ねる者や
機械に通す者、印刷済みの用紙を並べる者、ホチキスで留める者など、作業は
深夜まで続いたのを思い出す。その後クラブに中古コピー機が寄贈され印刷の
負担は大きく軽減された。しかしその頃から、携帯電話が普及し始めたことで
アマチュア無線自体の人口が減少して来た。我がクラブも会員の高齢化に伴い
その数も減少して来た。機関誌の印刷が便利になったのに全く逆の現象である。
しかしそこは時代の流れ、最終的に「CQかすがい」はPDFファイル化され
現在ではメールで送られて来るようになった。そんな機関誌の記事にオヤジが
載った。8月のフィールドデーを兼ねた記念局の運用に参加した時のモノだが
何故か掲載されると嬉しい。しかしやはりオヤジの顔もクラブの歴史と同じだ。
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