被害の無い雪で
北陸地方から雪の便りだ。「今年も来たか」と言う感じだが被害が少ない事を
願うばかりだ。世界の天気が変わりつつあると言われているが、雪の降る時期
については、オヤジ達が住んでいた頃からあまり変わっていない気がするのだ。
大体、カニ漁が解禁になってから新しい年を迎えるまで間に一度ドカッと来る。
その後、年明けまで小休止し、年が替わってから再び降るパターンが多い様だ。
それもこれもシベリアからやって来る寒気と、中国大陸からの季節風の影響に
他ならないが、大陸の高い山が一つ崩れ落ちるか、日本アルプスがなくなるか
はたまた日本海が土砂で埋まるか、このいずれかが起これば、日本海側の雪は
降らなくなる理屈だ。しかしいくら世の中が進歩してもこれは出来ないだろう。
そんな中、またまた聞き慣れない新しい気象用語が誕生した。「JPCZ」だ。
これは、Japan sea Polar air mass Convergence Zone の頭文字を取った略
で日本語では「日本海寒帯気団収束帯」呼ぶそうだ。何でも北朝鮮の白頭山で
二分された寒気団が、日本海で再び合流したモノだと言う。いずれにしろ高い
山と広い海が、雪の要因になっているのは紛れもない事実だ。問題は雪の量で
高齢者が増えた現在、頻繁な雪下ろしは二次災害を招く危険性がある。定番の
雪はある意味仕方ないとしても、出来る限り影響の少ないものであって欲しい。
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