また田舎で困る
またまた徳島は田舎だと言うことを実感する問題が発生した。パソコン基板を
修理する環境が整ったと言うのに肝心の修理部品が地元では手に入らないのだ。
ノートパソコンの修理の場合、その故障の原因の大半が、チップコンデンサや
チップ抵抗の不具合にある。米粒より小さい部品不良で電気の流れが遮断され
起動しないのである。稀にCPUやチップセット、MOSFETが壊れている
場合があるが、80%以上の確率で、僅か十数円のパーツの不良にあるようだ。
しかし、コンデンサーや抵抗と言っても、これまでオヤジが長い年月を掛けて
集めて来たモノとは全く異なり、静電容量や抵抗値など全く記載されていない。
不良部品が判っても、その「値」が判らない世の中になってしまった。理由は
今の修理は部品の交換ではなく基板ごと交換するからで、部品を交換するなど
ハナから考えられていない。これは、敢てそんな修理を試みる者達にとっては
辛い。何とかして手に入れたいと思うのだが田舎では手に入らないと来ている。
よく壊れる部品類は通販で買ってストックしておく事は出来るが、突然必要に
なるパーツも多いから困る。そんな点でも福井は田舎ではない。福井市内には
昔から「マルツパーツ館」というショップがあり、これらの部品が販売されて
いる。実に羨ましい限りだ。やはり「キ印」には辛い田舎であるが、Hard
offに出ているジャンク基板を「ドナー」にして部品を取る方法もアリかな。
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