工作場所出来る
ここに来てようやくオヤジの工作場所が出来た。長い間の夢だったが、やはり
アパートの狭い部屋では、パソコン机一つ置くのが精一杯で、工作など出来る
スペースなど取れなかった。何もかも一つの机で済まし、時には机上の混雑で
ガラガラガッチャーンとやったり、ハンダごてでパソコン用品を焼いてしまう
ようなことも多かった。そんな部屋も大きめの机を置き、パソコン3台が稼働
している横にサブテーブルが設置出来た。アパート時代のパソコン机だが十分
作業台になる。何より、使うたびに取り出してセットしていたハンダごて台が
電源ONでいつでもすぐ使える状態になった。電圧を掛けて回路テストを行う
ための安定化電源も、度を増した老眼をカバーしてくれる拡大鏡も、いつでも
スタンバイの状態でいてくれるようになったのが嬉しい。作業する度に出して
終ったら元に戻す作業場とはお別れだ。やはり一軒屋はいいなと実感する点で
あるが、今のオヤジの部屋は応接室だった場所で、この様子をを天国の両親は
どんな風に見ているだろうか。その昔、オヤジが帰って来たら庭にアンテナの
タワーを建てても良いと言う約束をしていた。それを諦めたのだから、応接室
改造ぐらいは大目に見てくれるだろう。これでよりモノ作りの楽しみが増える。
コメント