買えない買い物
月化粧の工場を見学しての帰り道、大型ショッピングセンターに立ち寄った。
正直オヤジは度肝を抜かれた。余りにも巨大過ぎるからだ。たまに大阪へと
やって来ると、田舎には無い様々な施設が誕生しているが、オヤジが訪れる
茨木市には、そう驚く様な施設の誕生は少ない。そんな北摂の状況とは違い
近年の大阪南部の開発は目を見張るものがある。つまり南へ南へと広がりを
見せている。もう田舎者にしてみれば目からウロコの連続だ。オヤジの街の
ショッピングモールでは、決して歩いていて人と人が触れることなどは無い。
しかしながら、人と触れ合わなければ歩くことが難しいなど、信じられない。
もうパニック状態だ。井の中の蛙現象を防ぐためには、たまに訪れなくては
いけないと分かっていても「疲れてしまってワンワンワワン」である。人に
やられる、と言う症状だ。値段はさほど安いとは思わなかったが、何もかも
品物が豊富で棚に溢れている。買うのに迷うほどだ。オヤジも欲しいものは
たくさんあったが何故か迷ってしまって買えなかった。やはり少ない種類に
慣れ、その中で妥協する買い方が染みついてしまっている。ああ、嫌だ嫌だ。
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