名前に歴史あり
電動丸ノコの顛末は、最終的に「Amazon」で180mmの替刃が見つか
ったので注文した。到着は18日木曜日、それまで作業はおあずけだ。替刃の
サイズを量販店で聞いてみると、現在標準で一番大きなサイズは190mmで
その次は165mmだと言う。182mm品はオヤジが買った中古品メーカー
の「RYOBI」オリジナルだそうで、現在は製造していないと言う。ほかに
180mmの商品があったが「鉄材用」だったのでパスした。165mmでも
取り付けは出来るが、カットできる厚みが薄くなるので、これも買うのを止め
結局、通販で決着することになった。今回の件を切っ掛けに、何故182mm
品が無くなったかを調べてみた。名前が通っている「RYOBI」品の替刃が
無くなったのは、同社のパワーツール、つまり工具部門を「京セラ」に身売り
したからだそうだ。同じく釣り具部門は「上州屋」に譲渡し、現在は広島県に
本社を置く「ダイキャスト(鋳造)」専門の会社になっている。名前の由来は
元々、三菱電機のダイキャスト部門の下請けをしており「菱備製作所」と言う
会社だったそうだが、本社や三菱電機の工場が岡山・広島にあり、その地域が
昔は「備中」「備後」と呼ばれていた事から「両備製作所」に改名したようだ。
その後、アルファベットの「RYOBI」になり現在に至っている。チョッと
した工具の検索から、一つの会社の歴史を知る事になった。実に面白いと思う。
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