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2024年7月15日 (月)

何事も道具なり

天気がスッキリしない間に「電動丸ノコ」を修理し、木材を予め必要な寸法に

カットしておきたいと思った。しかしこの丸ノコ、値段に表されているように

通常なら使い物にならない「粗大ゴミ」だ。一番の問題は安全カバーの変形で

とても刃を取り付けられる状態では無かった。カバーの曲がりが刃に当たって

回転を完全に遮断してしまう。このカバー、軟鉄をプレス曲げ加工しているが

厚みが結構あって、手では変形を元に戻すことは不可能だ。一番簡単な方法は

完全にカバーを取り去って使用することだが、それでは余りにも恐ろしいので

止めた方が良い。結局選択肢は、変形を刃が当らない状態に戻すしかなかった。

金づちで叩いてもダメだし、我が家には適当な工具が無い。このために工具を

新調するのでは意味がない。結局無い頭で悩んだ末に「シャコ万力」を使って

みる事にした。厚い鉄材で両側から挟み、シャコ万で圧力を掛けて、少しずつ

変形を元に戻して行った。気が遠くなる作業だったが、安全カバーは元の姿に

戻って行く。デコボコは残ったが、刃が当らず、ノコの進みに応じてカバーが

回転して上がって行ってくれればOKだ。半日かかって終了、ようやく替刃を

取り付ける段階までこぎ着けた。しかし、刃がカバーに当たって軸に入らない。

よく調べて見ると、専用替刃は直径182mmだ。買って来たのは190mm

しまったしまったである。この182mm品は特殊で、最近はほとんど190

mmになっていると言う。量販店には置いてなくて、こまったこまったである。

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