2024年4月18日 (木)

東西どちらか②

昨日の「東西どちらか」の一応の答えは以下の通りになるが、正直これだけで

関東系、関西系と分けることは難しい。過去における様々な経歴や習慣などが

常用語を形成しているからだ。これはあくまでも一般的なお話しとして自分が

いずれに属しているのかを判定していただくためのもの。如何だっただろうか。

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① アブラムシは関東ではバラなどに付く細かい黄緑色のアリマキの事を言う。

  関西ではゴキブリの事をアブラ虫と呼ぶ。油ぎった虫だからだそうだ。

② すき焼きの肉は関東では「豚肉」、関西では「牛肉」が主に使用される。

③ 関東では「大学4年生」関西では「大学4回生」と呼ぶことが多い様だ。

④ 関東では「ミルク」関西は「フレッシュ」と呼ぶことが多い様だ。

⑤ 目の「おでき」については全国で様々な呼び名があるようで難しい。

⑥ 鶏肉を「かしわ」と呼ぶのは主に大阪、元々は褐色の羽根の国産鶏のこと。

⑦ 関東は「定規」関西は「さし」と呼ぶが、本来寸法を測るのは「さし」で

  線を引くのは定規、従って今回は線を引く道具なので関西に軍配だが・・。

⑧ 蚊に「刺された」は主に関東「噛まれた」は主に関西「喰われた」という

  のは全国的だそうだ。あなたの地域は?

⑨ 関東では単に切る魚を「お刺身」と呼んだ。関西は切る事を造ると言った

  ことから「お造り」になったと言う。?

⑩ 関東は「画びょう」関西は「押しピン」と呼ぶが元々は形状が違っていた

  そうで、現在では形は無視されていると言う。

Abrmsi

Jogsasi

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Gbyospn

2024年4月17日 (水)

東西どちらか①

貴方は関東系だろうか関西系だろうか。オヤジの様にハッキリとワシは関西系

じゃと言える者もいれは、はたして自分はどっちなのだろうかと悩む人も多い

だろう。それが何に於いての話しかによっても違ってくるだろうが、福井県や

愛知県の読者の方々は日本地図を分断しただけでは分かり辛い点が極めて多い。

名古屋人は独自の文化を持っていると言うが、単に日本を東と西とに分けての

話しなのでどちらかに入って頂こう。今回はそんなお話しをしてみたい。

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① あなたは「アブラムシ」って聞いてどんな虫を連想する?

② あなたが、肉じゃがや、すき焼きで使うのは「牛肉」それとも「豚肉」?

③ あなたは「大学4年生」それとも「大学4回生」どちらで呼ぶ?

④ あなたが、コーヒーに入れるのは「ミルク」それとも「フレッシュ」?

⑤ あなたは「メイボ」「メバチコ」「お姫様」「バカ」どれを使う?

⑥ あなたは、鶏肉を「かしわ」と呼ぶ?

⑦ 長さを測る道具は「定規」それとも「さし」?

⑧ 蚊に「刺された」「噛まれた」「喰われた」あなたはどれ?

⑨ 新鮮な魚の「お刺身」それとも「お造り」?

⑩ 壁に貼り付ける道具は「画びょう」それとも「押しピン」?

まだあるが今日はこのくらいで。結果についてのお話しは改めて書いてみたい。

2024年3月16日 (土)

嬉し寂しの開通

いよいよ今日、待ちに待った北陸新幹線の金沢~敦賀間が開通した。本来なら

敦賀から京都を経由し、大阪まで行って全線開通となるのだろうが、敦賀まで

のびただけでも嬉しい。東京からだと、これまで金沢から在来線の特急に乗り

換え敦賀まで向かっていたがこれで一本になる。時間にして約50分短縮され

料金も安くなる様だ。しかし馴染みのサンダーバードが福井から消え行くのは

実に寂しいものだ。金沢から敦賀方面に向う停車駅は「小松」「加賀温泉」「

芦原温泉」「福井」「越前たけふ」と続き温泉駅が2つも入っている。これで

北陸新幹線の駅で温泉名が入るのは富山県の「黒部宇奈月温泉」駅を加え3駅

になる。全国の新幹線駅で駅名に温泉が入っているのは6駅だそうで、さすが

温泉の北陸、これで温泉名駅の50%を占めることになる訳だ。しかしながら

加賀温泉駅は順当として、あの芦原温泉駅に停車するとは思わなかった。正直

実際の「芦原温泉」からはほど遠く、田舎街の何も無い駅だからだ。あれから

随分月日が流れたので現在の新幹線駅がどうなっているか分からないが、よく

利用した駅だけに気になってしまう。やはり田舎の駅でも、本来の芦原温泉に

一番近いJRの駅だけに、どうしても外せなかったのだろうと思う。もう一つ

市としては消えてしまった「武生」が新幹線の駅「越前たけふ」とひらがなで

残されるのは嬉しい。かつて「武生」-「鯖江」と通過し、福井にやって来た

感を味わった重要な駅の一つだったからだ。月日は様々なモノを変えて行くが

平成~令和に掛けて北陸は大きく変わった。この一部に立会えたのは良かった。

Hkrksks

2024年3月12日 (火)

風化させない為

今年も3.11がやって来た。13年前、ニトリの椅子の上で見た黒い悪魔が

襲い掛かって来る惨劇は今でもオヤジの脳裏から離れない。あの当時の映像が

テレビ画面に映し出されても、見ているのが辛くチャンネルを変えてしまった。

自身もあの時、生死を彷徨うような病に侵されていた事と重なって、目に熱い

物が込み上げて来る。簡単に13年経ったと言うが、当事者にとっては未だに

時が止まったままだろうと思う。今年、再び同様の地震が能登半島を襲ったが

その度に自然に対する人間の非力さを見せつけられてしまう。彼らも13年前

他人事と思っていた人が多かったに違いない。幾ら頭の中では分かっていても

実際に経験してみないと本当に分からない事は多い。次は南海トラフの地震が

75%の確率でオヤジ達の地域を襲うだろう、と言われても正直ピント来ない

のが実際だ。こんな災害、経験しないに越したことはないが、備えあれば憂い

無しで、発生した災害から学ぶ事を忘れてはいけない気がする。先回の熊本の

地震も、今年の能登半島沖地震も、建屋の補強や非常時の持ち出し品、避難の

方法などで3.11から学んだ人も多かったと聞く。自然に勝つ事は出来なく

ても、これは人間だから出来る最大の抵抗だと思う。そのためには起きた事を

風化させないことが肝要だ。昨年、旅で岩手県の「奇跡の一本松」を訪れたが

周りは何事も無かったかの様な綺麗な公園になっていた。ただ、地震や津波が

襲い倒壊した建物の一部が当時のまま残されていたが、この意味を考えたいと

思う。一日でも早く忘れてしまいたい反面、風化させずに警鐘として人びとに

伝えて行く使命。被災者にとっては苦しい戦いだろう。それを理解し続けたい。

Kskipmt

2023年9月15日 (金)

防げた事故かも

インドネシアのバリ島にある高級リゾートホテルで斜行エレベーターが落下し

乗員5人全てが死亡すると言う事故が発生した。斜行エレベーターは登山用の

ケーブルカーの様に斜面を往来するエレベーターで、山の傾斜を利用して建設

されたホテルの外壁に設置されていた。そのエレベーターのワイヤーが切れて

斜面を猛烈な勢いで落下したと言う。まことに痛ましい事故だが、この話題を

聞いてオヤジは「この事故防げたかも」と感じた。これはオヤジが中国や東南

アジアを訪れるようになって初めて感じた感覚だが、安全に対する認識が全く

我々日本のそれとは違うからだ。もう少し解り易く言うと「力学」とか「建築

学」などと言う難しい事は解らない我々にも、ハッキリと安全に対する意識の

違いが確認出来たことだ。もっと簡単に言うと全てに渡って「大丈夫だ~」と

言う、かつてのお笑いのギャグのような感覚が浸透していた気がした。それは

ノーヘルバイクに始まり、過積載、建設現場の竹の足場、遊園地の遊具に使用

されているロープの太さ、建設中のビルの鉄筋の数やコンクリートの厚みなど

我々が知るそれらと何もかも大きく劣っている点である。あれでは地盤沈下や

フロアの落下が起きても仕方がないだろう。何故もう少し余裕を持って造って

おかないのかとよく思ったものだ。それともう一つはメンテナンス。オヤジの

アパートのエレベーターでも2週間に1回は点検をしている。こいつが少ない。

全てがギリギリ、今回の事故について素人のオヤジが率直に感じた想いである。

Kisyaevt

Ksksainh

Tknasba

2023年4月16日 (日)

送り返してやれ

ここのところ黄砂が凄い。顕著に感じるのは墓石と車の上だ。最近、目も痛く

花粉症の無いオヤジも少し参っている。予報によると、ピークは越えたと言う

ことだが、散歩コースから見る眉山はまだボヤケて見える。自動車の洗車場は

長蛇の列が出来ている様だが、オヤジはまだ洗わない。今回は手拭きでは傷を

付けてしまうので機関銃型のジェット水洗を掛けて来ようと思うが、もう少し

あとにしたいと思っている。しかし黄砂と言うヤツは分析したらとんでもない

データーが出て来ると思う。主に珪砂と金属類が多いだろう事は、容易に推測

出来るが、問題はこいつに中国の「汚い物」を付着させて飛んで来る事である。

脱硫装置の無い工場の煙突から排出される硫酸塩や硝酸塩を含む煙、こいつが

雨と混じって硫酸や硝酸に戻り、酸性雨となって黄砂にまとわりつく。更には

ススや細菌までも一緒になっているだろう。こいつが、日本海を越えてやって

来るのだからたまったモノでは無い。海洋汚染物質にしてもそうだ。ヤツらの

国から離れたモノは、みんな他国にやって来る。自分達だけが良かったら他が

どうなっても知らないと言う国にとっては好都合なのかも知らないが、やって

来る側は大変だ。これを大陸に送り返す「南風」に乗せる手段は無いだろうか。

Kohsa01

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Cnkogai

2023年3月22日 (水)

今年楽しみな桜

桜の花が咲き始めると今でも中国出張を思い出す。春の訪中は、ちょうど桜の

時期と重なって、大概は出張中に見ごろを迎える事が多かった。チョッと寒の

戻りがあった年は、帰国してもまだ「名残桜」を楽しめた時もあったが、大体

葉桜になってからの帰国だった様な気がする。代わりに一面の菜の花と杏子の

花が楽しめたが、日本人はやはり「桜」でなくては、という気持ちがあるのか

かえって異国で綺麗な花々を見れば見るほど「郷愁」を感じたものだ。国交が

正常化して以降は姉妹都市の提携から多くの桜の木が日本から贈られ、各地で

桜の花が見られる様になって来たが、やはりスケールが違う。ポツンポツンと

花を咲かせても、桜は桜であっても本当の桜ではない。あの満開時のモワッと

一斉に咲き誇る感じは、日本でしか味わえないだろう。そう言った意味からも

我々は素晴らしい春の花を持っている訳である。今年は地元を皮切りに、広島

大阪、愛知、福井、石川と桜の時季に移動する。何処でどんな花が見られるか

今から楽しみであるが、新型コロナの復活が無いように、と願うばかりである。

Sakurjpn

2023年3月14日 (火)

3.11に思う

先週土曜日、今年も3.11がやって来た。月日が経つのは本当に速いもので

もう12年が過ぎた。あの日、皆さんは何処で何をしていただろう。オヤジは

自宅の「ニトリの椅子」の上で、迫り来る病状悪化の兆しの中、テレビに映し

出される惨劇を、さながらFS映画を見ているような錯覚に陥りながら、全く

何も出来ず、ただ画面に釘付けになっていた事を思い出す。ふと我に返った時

原材料の三文字が頭を過った。千葉県五井にある石油会社の貯蔵タンクが燃え

落ちる様子を見て、自社で使用の主要原材料のそのまた原材料になる製品だと

解ったが、当時購買責任者だったにも拘わらず関係先に電話を掛ける以外何も

出来ず、歯がゆかったことを思い出す。災害は罹災した当事者は勿論、多くの

人に不幸を与える。もうあんな惨劇は繰り返して欲しくない。惨劇というなら

12年経った現在でも、何の手も出せない「原子力発電所」も同じだ。想定内

と言う安全は決して無いことを悟ったハズなのに、まだ原子力原子力と言って

金儲けを企む奴らがいる。ガスタンクなどは、すぐ新しい物に復活を遂げたが

福島の原発はどうだろう。死を覚悟で行わないと、廃棄物の処理も補修工事も

何一つ出来ない原子力の怖さを知っていて、地元民たちに押し付ける、と言う

のは余りにも無責任だ。電力会社の本社がある場所には原子力発電所は作らず

地方に持って行く理由、それは言わずもがなオノレらがその怖さを一番知って

いるからに他ならない。自然を相手に「想定内」は無い。もう一度考える時だ。

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2023年2月 3日 (金)

節分のおはなし

今日2月3日は「節分」だ。全国各地の神社やお寺では豆まきが行なわれるが

一般の家庭でも鬼の面を被ったお父さんが、小さい子供から逃げ回る姿を目に

する事がある。ところがこの節分と豆まき「ところ変われば何とか」で、随分

全国で風習が異なる様だ。豆まきの掛け声も「鬼は外、福は内」が一般的だが

鬼と福が逆だったり、鬼も福も両方とも内だったり、福は内だけしか言わなか

ったりと様々だ。もともと鬼とは災いをもたらす「邪気」の事で「魔」という

呼び方をされていた。その魔を滅する意味で魔滅(まめつ)から豆を投げると

言う風習が生まれたようだ。また福島県二本松の様に藩主が「丹羽」氏だった

事からおニワ外とは言えず「おに~外」になったり、三重県の伊勢志摩の様に

領主の「九鬼」氏に鬼の名前が入っている事から「鬼は内、福は内」だったり

掛け声の違いは、ほとんど地元の有力者に対する配慮から来ているようである。

更に、お寺や神社が「鬼」を祀っている鬼由来の場合も「鬼は内」なのである。

撒く豆は大豆が一般的だが中にはピーナッツやお菓子もある。この歳になると

歳の数だけ大豆を食べるのは結構大変だ。節分と言えば巻き寿司をそのま齧る

恵方巻があるが、あれは2000年ごろから流行したようで、大阪の寿司協会

の陰謀説が強い様だが、やはり時代の波に乗るのも「福は内」という事だろう。

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2022年12月23日 (金)

雪をナメるなよ

また今年も北陸を中心とした雪の被害が報じられた。「国道8号線」と聞くと

たとえそれが越後路であっても、あの走り慣れた道の延長線上か、と感慨深い

ものがある。今朝は徳島も窓からの景色は雪化粧になっていたが、こんな程度

でも怖い。それにしても短時間に降るドカ雪は、例年同じような交通のマヒを

雪国にもたらす様になった。当然のことながら地元の人たちはそれを覚悟して

いつ起きても良い様な対策をしながら生活をしているし、過去の多くの経験が

身体に沁みついていることだろう。しかし、今回のような交通停滞が発生した

場合、必ずと言って良いほど雪とは縁遠い地域からやって来た車の影響による

部分がある。特に近年、物流が盛んになり広範囲な地域から貨物がやって来る

ようになった。当然、雪の経験が無いドライバーも多く、スタッドレスタイヤ

は勿論、チェンさえも携行していないトラックがある。、このような者たちが

地元に迷惑を掛けるのだろうと思う。これはオヤジが現役時代、多くの県外の

トラックで実際に現認しているので間違いないだろう。今回新潟の交通マヒも

約70%のトラックが県外からの軽装備車との報道だ。少なくても雪国を通る

自動車は、それ相応の対策にて出掛けて欲しい。真面目に雪と向き合っている

地元の方に対しての迷惑はあまりに失礼である。それにしても、まだオヤジに

愛社精神が残っていると見えて、雪の影響で原材料が滞らないかと心配になる。

更に、北陸には友人知人も多く、雪の被害が無い様にとただ願うばかりである。

Hkrkoyk

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