2024年2月22日 (木)

異常気象に思う

季節は真冬だと言うのに最高気温が25℃を越える真夏日になったり、一日で

一気に15℃ほども気温が下がったりと、ここのところ異常な気象状況が続く。

やはり地球が怒っているのかも知れない。正月早々の地震もその一つで、この

警告を無視し続ければ、異常気象の範疇を越えてしまうかも知れない。しかし

地球温暖化を阻止するためのCO2の削減も、海洋汚染を無くするプラゴミの

削減も思う様に進まない現在、そのリミットは着実に近付いて来ているだろう。

長い年月を経て変えて来た地球環境を、一気に元に戻すなど至難の業に近いと

言う事は分かっていても、自分たちだけの事を考えず、孫子やそのまた子孫の

事を思えば、今からでも出来る事は実践しなければいけない、と強く思うのだ。

ここのところの寒暖差は「体調不良」を起こす原因になるので要注意だ。単に

着るモノに困るだけでは済まされない。人間の環境順応性は、ある程度時間が

必要で、短時間での変化には対応できない。特に一方向の変化でなく、気温が

高くなったりまた低くなったりと、双方向の変化には特に弱いようで、これは

熱帯魚なども同じだと聞く。水槽のヒーター異常で、温度の上下変動があると

必ずと言って良いほど「白点病」や「白雲病」と言った病気が出て来るようだ。

そんな意味では、生活には「一定」・「平均」・「相応」が必要なのだと思う。

2024年2月 6日 (火)

非常識な尺取り

南岸低気圧が通過し、首都圏を中心に雪が降った。北陸や東北など日本海側の

地域から見れば僅か8センチほどの積雪で何を騒いでいるのかと思うだろうが

これが都会の「脆弱性」と言うヤツで、当事者たちにしてみれば数年に一度の

事態に右往左往しても当然だろう。通常スノータイヤは必要なし、滑り止めの

付いた靴も販売されていないし、車の雪かき棒も先が平らなシャベルも少ない。

こんな人たちにとっては僅か数センチの雪も大敵なのだ。それにしても最近の

ようにメディアが進化し、様々な情報が偏らずに、平均的に入手出来るのにも

拘らず、依然「無知」で世間に迷惑を掛けるヤツがいる。ノーマルのタイヤで

運転している輩がそれだ。あれだけニュースなどで報じられても、自分だけは

大丈夫と思うのだろうか。しかも、そんな車の多くがFR仕様の高級車である。

ノーマルのFR二駆では、雪国の者でも運転できない。こんなことは常識的に

勉強して欲しい。それでなくても都会の混雑や渋滞が朝のニュース番組の尺の

大半を取る事態になっている。この上、非常識ニュースで尺を取らないでくれ。

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2023年12月23日 (土)

被害の無い雪で

北陸地方から雪の便りだ。「今年も来たか」と言う感じだが被害が少ない事を

願うばかりだ。世界の天気が変わりつつあると言われているが、雪の降る時期

については、オヤジ達が住んでいた頃からあまり変わっていない気がするのだ。

大体、カニ漁が解禁になってから新しい年を迎えるまで間に一度ドカッと来る。

その後、年明けまで小休止し、年が替わってから再び降るパターンが多い様だ。

それもこれもシベリアからやって来る寒気と、中国大陸からの季節風の影響に

他ならないが、大陸の高い山が一つ崩れ落ちるか、日本アルプスがなくなるか

はたまた日本海が土砂で埋まるか、このいずれかが起これば、日本海側の雪は

降らなくなる理屈だ。しかしいくら世の中が進歩してもこれは出来ないだろう。

そんな中、またまた聞き慣れない新しい気象用語が誕生した。「JPCZ」だ。

これは、Japan sea Polar air mass Convergence Zone の頭文字を取った略

で日本語では「日本海寒帯気団収束帯」呼ぶそうだ。何でも北朝鮮の白頭山で

二分された寒気団が、日本海で再び合流したモノだと言う。いずれにしろ高い

山と広い海が、雪の要因になっているのは紛れもない事実だ。問題は雪の量で

高齢者が増えた現在、頻繁な雪下ろしは二次災害を招く危険性がある。定番の

雪はある意味仕方ないとしても、出来る限り影響の少ないものであって欲しい。

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2023年9月12日 (火)

夜の雷はダメだ

夜中の雷はいけねえ、睡眠不足になる。ゴロ~と来て直ぐに立ち去ってくれる

雷なら良いが「ズ~ン」と腹に響くような振動が不定期にやって来て長時間に

及ぶのは堪忍して欲しい。時折り巨大な音を響かせ何処かに落ちている様子で

あるが、実に迷惑だ。次々積乱雲が誕生しているのだろう、それこそ近郊では

線状降水帯が発生しているのか、激しい雨音が一緒に続いている。こんな時も

アパートでは、雨の音で眠れないと言うことは無かったが、木造の一軒屋では

猛烈な音になるのだろう。やはり「気密性」と言う点ではアパートは良かった。

外の様子は、向いのローソンの看板灯りに照らされた範囲しか窺い知ることは

出来なかったが、最近は激しい雨でもほとんど冠水しなくなった。子供の頃は

よく道路が浸かり、膝ぐらいまで来る事が時々有ったが、最近はほとんど無く

なった。これは水害が発生するたびに、雨水を海に流すポンプが増えて行った

からであり、台風のメッカである地域は、みんなそんな風に変化をして行って

いるハズだ。最近の豪雨で水に浸かった地域も、これを教訓に設備投資をして

行くだろうと思う。東京都のように、地下に大量の雨水を流し込む貯水槽など

そう簡単に何処にでも建設出来る訳では無いが、ポンプぐらいは比較的簡単に

設置できると思う。「備えあれば憂いなし」これまで冠水をしなかった地域も

想定外には対処しておくべきだろう。眠れぬ夜、そんな事を想うオヤジである。

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2023年8月17日 (木)

文明が進んでも

台風7号が紀伊半島に上陸し、日本海に抜けた。我が街は進路の西側に入った

ため「上陸が避けられないのならこの程度の台風にしてくれ」と言いたくなる

様な状況に終わったが、地球が変ってしまったのか各地で発生した線状降水帯

による被害が予想以上に甚大だったのには驚いた。これまでの台風と言ったら

短調の暗い曲調が曲の途中で長調に転調し、明るく希望に満ちた感じに変って

行く効果の様に「台風一過」と言えば、雲一つ無い夏の青空が戻って来るのが

常であった。それだから、嫌な時間帯も辛抱することが出来た、そんな台風が

全く形を変えて来たのも結局のところ人間の責任なのだろうか。レギュラーが

イレギュラーになる、これはこれ迄の経験が全く役に立たない。困ったものだ。

確かに台風の進路が、昔と比べると変って来た気がする。日本が進路に入らず

何処にも上陸・通過をしないでいてくれることがベストだが、発生する台風が

避けられないのなら、被害が少ないような対策しかない。太古の昔から人間は

水と風と戦って来た。どんなに文明が進んでも、これだけは今後も続くようだ。

Taifu7go

2023年8月11日 (金)

経験の無い台風

これまでに経験した事が無い様な台風とよく言われるが、それは大きさの事を

言う場合がほとんどだ。しかし今回の台風6号、オヤジはこんなにも女々しい

台風を経験した事が無い。何が女々しいかと言ったら、余りにもしつこい台風

だったからだ。迷走台風6号は沖縄地方を行ったり来たり、被害に遭われた方

には申し訳ないが、当初の予想を大幅に裏切り九州西の海上を北上し、韓国に

上陸した。本来ならば「台風一過」夏の青空が戻るハズだが、こいつが一向に

戻らず、風は現在でもガタガタと雨戸を揺らし続け、叩き付ける様な横殴りの

雨は一向に止まない。余りにも長過ぎるのだ。何より風が弱くなって行かない

のが不思議で仕方が無い。それほど勢力が強いと言う事なのだろうが、台風の

外側の雲、特にうしろ側の雲がイヤらしい。線状降水帯を作っているからだと

思うが、もういい加減にして欲しい。ちなみに10日23時現在も、窓の外は

チョッとした小台風ぐらいの勢いだ。続いて7号が接近中であるが、この様な

女々しく、しつこい台風にはなって欲しくない。来るなら来るで仕方が無いが

被害無く、日本列島を潤すだけに留めて、足早に通り過ぎてくれることを望む。

Tifu6go