株主総会に参加
昔の会社の株主総会が行われた。コロナ禍と言う事もありリモートで開催され
たため、普段「雀の涙」ほどの株数では、敷居が高かったオヤジの様な者まで
参加することが出来た。議題の大半が事業の進捗状況の説明だったが、驚いた
のは、選任された取締役の殆どが一族の者でなくなり、所有する株数がゼロの
社外取締役の割合が多くなっていたことだ。あの会社が、こんな取締役構成に
なるとは夢にも思わなかったが、株主として冷静に考えれば、これで良いのだ。
ホールディングス企業に旧体質の一族が雁首を揃えていたのでは先々が不安に
なる。やはり、様々な分野から新風を吹き込んだ企業にならないと伸びがない。
昨年、ホールディングスとして業界2位の座に就けたのも、この切換えだろう。
ただし、あの泥臭くもアイデア性に富んだ創業者のDNAは脈々と流れている。
次回以降の株式の配当額も公表されたが現状維持だ。総会屋のクレーム質問は
無かったが、業績の伸びの割には配当額が変わらない事を質問した株主がいた。
もう少しガンバレ、と思ったがその辺のところは上手くまとめられてしまった。
現在、1位にはあのウロコ印の会社がいるが、更に成長し配当を上げて欲しい。