日本橋散策雑感
先日大阪日本橋の電気街を歩いてきたが、行くたびにその景色が変わって行く。
もはやオヤジが行き始めた頃の日本橋とは全く街の印象が違う。何が変わった
のかと言うと、ジャンク屋とパーツ店が極めて少なくなり、ゲームショップや
ゲームセンター、更にはフィギュア専門店がたくさん増えた、と言った表現が
一番シックリと来るかも知れない。最近では、一時雨後の筍のように乱立して
いたパソコン専門店と、組立てパソコンのパーツショップも大きく数が減った。
また、バッタ物を売る店や、盗聴器などレア物を扱って来た様な店も無くなり
生鮮食料品店や青果店などに替わってしまっていた。そんな中、商品を買うと
複写式の納品伝票が切られ、支払いすると領収印が押印される古いスタイルの
電材店が「継続は力」で、今も残っていたのは嬉しい。全体的に、店が集約を
した感じであり、昔の様に何処が安いのかをサーチしながら歩き廻ると言った
労力は少なくなった。それでいて商品の単価にはメリットがあり、運賃を払い
出掛けても納得できる。その点は、大きく変わったといいつつも、魅力はある。
何より、オヤジがよく利用する「共立エレパーツ(シリコンハウス共立)」が
まだ豊富な電子パーツを販売しているのが嬉しい。今回も定電圧・定電流共に
制御できるキットと、その関連パーツを買って来た。まだまだ日本橋は楽しい。