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2021年12月

2021年12月31日 (金)

大晦日のオヤジ

今年も気が付けばいつの間にか大晦日だ。現役時代は、忘年会や大掃除などと

言った年末行事を経て御用納めの日を迎えるため、日にちの感覚がハッキリと

していた。しかし、サンデー毎日にはそれが無い。いつもと同じような日常が

繰り返され、日だけがただ過ぎて行く感じのまま、明日にはもう新年を迎える。

つまり、これまで以上に「大晦日と元日は何が違うの」と思う感じが深まった

気がするのだ。そんな2021年も、新型コロナウイルスに翻弄されて、何も

しない、何も出来ない一年だった。ここに来て、ようやくトンネル出口の光が

見えて来たと思ったら、今度は新しい変異株がギリシャ文字の割当てを進めた。

再び日々の感染者数が頭を持ち上げて来た年末だが、年明けのデーターが怖い。

来年こそは、と思いつつも、さっき寝たと思ったら、さっき起きたと思ったら

さっき食事をしたと思ったら、など気付けば同じ事を繰り返し、更に加速度を

付けて過ぎて行く日々が実に空しい。こんなに速い一日の繰り返しは、老人を

より老人に変えて行く。2年間辛抱したのだ、せめて来年こそは好きなことを

少しはさせて欲しい。人間がウイルスに滅ぼされるSFの筋書きは見たくない。

   

2021年も下手なオヤジのブログをご愛読頂き、ありがとうございました。

来年もよろしくお願い致します。2022年が皆様の良いお年になります様に。

2021年12月30日 (木)

腹八分目は正解

オヤジのパソコンが突然動かなくなった。起動とシャットダウンを繰り返すと

言う「魔の無限ループ」に陥った。原因はCPUのオーバークロックにあった。

オーバークロック(通称OC)とは、通常は腹八分目で作動しているCPUの

能力を極限まで上げをることで、古いCPUが使用されたパソコンでも、設定

次第では何もしない新しいパソコンより処理能力が上がる事がある。そのため

ゲーマーなど極限の能力を求める人たちがよく使う手法だ。オヤジはこれまで

組み立てたパソコンは全て腹八分目で使用し、OCの経験は無かった。しかし

新しいパソコンを組み立てる前に、現在のパソコンが如何ほど能力アップする

かを見て見たくなり、やってみた結果がこうだ。OSが起動する前のBIOS

画面から設定するのだが、CPUの基本周波数や倍率、コアに掛ける電圧など

細かい設定が多い。見よう見まねでやってみたが結果は腹八分目が最高だった。

もっと細かくやれば上手く行ったのだろうが、オヤジの実力とはこんなものだ。

結局はケースを開け、CMOSをクリアして復旧したが、骨折り損のくたびれ

儲けとは良く言ったものだ。やっぱり「腹八分目」と言う格言は当たっている。

C2qud

Corei7

Biossup

Cmscla

2021年12月29日 (水)

イヤーまいった

イヤー「参った参ったマイケルジャクソン」だ。昨晩は、久々実によく飲んだ。

鬼の居ぬ間に洗濯とばかり、新型コロナウイルスの新規感染者がゼロを続けて

いる間に「ARDF徳島」の有志たちで忘年会をやった。2年間待ちに待った

飲み会だったが、集まって来るメンバーは大体決まっていて、昨晩もお馴染み

メンバー5名が一次会の居酒屋に集合した。一次会はオヤジが希望するほどの

大きさのビールジョッキは無かったものの、一応取っ手付きのジョッキで生を

6杯ほどとレモンサワーを1杯飲んだ。2次会のスナックでは麦焼酎水割りを

2~3杯ほど飲んだだろうか、3次会では誰がリクエストしたのか知らないが

ワインを赤白で3本ほど空けた。加えて、ハイボールを2杯ほど飲んだ記憶が

あるが、サントリーの「山崎」だったかどうかは定かではない。その辺りから

オヤジの記憶が飛んだ。こんな事は長い人生で2回目だ。1回目は就職早々の

名古屋の栄、お客様と支店長の2次会行きタクシーを見送ったすぐ後に意識を

失い、センターラインの上で寝ていたのを愛知県警のパトカーに拾って貰った

事があった。それ以降、どんなに酔っても自分を失ってしまわないように注意

していたのだが、年のせいか、酒量のせいか解らないが、2回目の意識喪失だ。

まあ余程良い酒だったのだろうと思うが、少し眠ってしまっただけで、お店や

仲間たちに迷惑を掛けず、自力で家まで帰って来たので良しとしよう。しかし

その昔、調子に乗って飲んでいて大きな病気に遭った事は忘れない様にしたい。

Brdknpi

Syochug

Wrwine

Ymzhwk

2021年12月28日 (火)

懐かしい貨物船

水際公園を散歩していると、海側から大きな船がやって来た。ケンチョピアに

停泊しているヨットやクルーザー、漁船などとは明らかに大きさが違う船舶だ。

海水域であっても末広大橋の下ぐらいからひょうたん島に掛けて、一応は川に

分類され、たくさんの橋梁もあるので大きな船舶の航行は出来なくなっている。

そんな新町川をゆっくりと入って来た。本来この水域を航行する場合の速度は

このくらいに制限されているハズだが、ケンチョピアに出入りする船はどれも

猛スピードで走る船が多く、チョッとは見習って欲しいものだ。近づくにつれ

船の正体が明らかになった。貨物船だ。最近はトンとこの付近では見掛けなく

なったが、オヤジが子供のころは、現在窓の下に広がっているケンチョピアは

これら貨物船が停泊する場所だった。何よりも、南海汽船や小松島フェリーが

出来るまで徳島と京阪神を結ぶ貴重な交通手段だった。オヤジが小学生の頃に

母親とケンカしたとき、大阪の叔父の処まで家出をしたのがこの貨物船だった。

夜の航海で、朝方神戸の港に着いて荷下ろしし、最終は大阪天保山まで向かう

航路だった。船底に押し込められ大波にゲロを吐いた。運賃は300円ほどで

毛布は10円ほどで借りられた記憶がある。船が近づくにつれ、そんな記憶が

蘇って来たが、本当に長い年月が経った。船は最終的には「チヌ」が集まって

来る係留ポイントにロープを投げて停船した。水際公園を整備する為の資材を

運搬して来たようだ。久しぶりに懐かしい想い出に触れた散歩コースであった。

Kmtsn01

Kmtsn02

Kmtsn03

Kyukcpa

2021年12月27日 (月)

お値打旅の話し

しばらく行かない間に韓国が大きく変わった。先日の旅番組で、ソウルの南に

位置する忠清北道の「清州(チョンジュ)」と言う街が紹介された。百済の都

として栄えた全羅北道中部の町「全州(チョンジュ)」と発音が似ているので

間違いやすい地名だが、清州はチョッと前までは、韓国旅行の定番コースには

無かった街だ。歴史的な建物や遺跡はあるもののインフラの整備などがされて

いなかったのが大きな理由の一つだ。そんな街が様変わりして紹介されたので

驚いてしまった。大きなマンションが立ち並び、街並みが綺麗になっていた上

多くの飲食店が軒を連ねている。コロナ明けには再び、韓国大好きの日本人が

大挙して押し寄せるだろう。それにしても日本人は、旅の食事で随分と無駄な

お金を使っている気がする。その昔、転職で福井に引っ越しするための準備で

一番忙しいころ、一週間ぐらい一人で韓国全土を貧乏旅行と称して周って来た

ことがあった。「充電」と言う名目だったが、その頃の韓国はまだ物価は安く

換金率の良さも加わって、3食日本円で1000円もあれば十分食事ができた。

勿論、高級レストランなどではなく、田舎食堂での話しだ。あんな旅は今では

出来なくなっただろうが、中国でも韓国でも日本人は「高い」食事をし過ぎる。

これは高級な食事をし過ぎると言うのではなく、同じ料理が食べられるのにも

かかわらず、料金を高く取られる高級店に行きたがるのだ。雰囲気や清潔感を

求めるからだろうが、チョッと店を替えると、まだまだ安い店はたくさんある。

Krcjcity

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Hskrtei

Hnsktn

2021年12月26日 (日)

居るべき家族考

今年もいつの間にかクリスマスが終わった。こんなイベントは若い間だけだし

おまけにコロナ感染だ、オミクロン株だと世間が騒いでいたら、なんら楽しい

ものではない。特にオヤジの場合、2年続けて孫たちが居ないクリスマスなど

クリープを入れないコーヒーの様である。(このCM知っている人居るかな)

そんなクリスマスでも24日と25日の両日、いつものように川からサンタが

やって来た。ひょうたん島クルーズ船の仲間たちが電飾を点けたボートに乗り

お菓子やおもちゃを配って新町川を廻るイベントであるが、今年はここ1ヶ月

以上、地元でコロナの新規感染者が出ていない事もあり、チョッとだけ盛大に

行なわれたようだ。ドンドコドコドコと大きな音が聞こえて来る。窓から外を

見ると綺麗なボートが通り過ぎて行く、そのあとを追って子供たちが遊歩道を

走って行く。一見いつもの風景が帰って来た様な感じだが、その中に孫たちは

居ない。ただ窓から眺めるだけではやはり寂しいモノがある。家族と言う者は

居るべき時と処には居ないといけない、としみじみ想うオヤジサンたである。

Stkk02

Stkk01

Stkk03

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2021年12月25日 (土)

オヤジのハズ話

福井での雪や凍結による事故の話しを家内にしたら、オヤジの事故は2回では

なく3回だと言う。もう1回は、仕事に向かうため家を出てすぐ、積雪により

道路との境が見えなくなっていた側溝に車輪を落とした事があるだろうと言う。

確かに自損事故には違いないが、4WD車が自力で脱出できたほどの事であり

車に損傷もなかった。オヤジにはあまり触れて欲しくない「なんちゃって」と

言ったほどの話しだ。言い訳をすれば、家を出たすぐに無線機のマイクを床に

落としてしまい、それを拾おうとかがんだ際にハンドルが動いてしまったのだ。

いずれにしても、この程度の笑い話しで済んだのは有り難い。オヤジが福井で

住むようになってから毎年、雪の量は段々少なくなって行った様な気がするが

それでもたまにドカ雪に見舞われた。除雪作業は大変だったが、オヤジは雪が

降ってくれた方が良かった。何故なら、雪が積もっている方が滑り難いからだ。

最も危険な状態は、雨が降ったあとや雪が融けたあとに気温が下がって凍結を

した時で、新雪は意外に滑り難いものなのだ。話しは戻るが、側溝にタイヤを

落としてすぐ、オヤジは手持ち式マイクを止めて、ハンズフリー式のマイクに

替えて現在に至っている。携帯電話と何ら変わらないのに、今でもまだ無線の

マイクは違反にはならない。警察関係が利用しているからかどうかは定かでは

ないが、車を側溝に落とさない様、無線機のマイクも手持禁止にすべきでは?

Skkodr

Hndmic

Adnsms

Ancarmc

2021年12月24日 (金)

雪の事故に想う

この週末再び寒気が入って雪の予報だ。北海道や東北地方では既に、ホワイト

アウトや凍結による事故が増えている様で、ワイドショーでも報じられていた。

最近は、事故を起こした車や被害に遭った車にドライブレコーダーが取り付け

られている事が多く、事故の様子がリアルに報じられる様になった。スリップ

した瞬間から車や物に当たるまでの映像を見ていると、今でも嫌な気持になる。

スローモーションの様にゆっくり時が過ぎて行くのに、ブレーキを踏み続ける

以外何も出来ないもどかしさ、本当に暗くなる。あとになって冷静に考えると

ブレーキを強く踏まなかったらハンドルが切れたのではないか、などと反省を

するが、咄嗟の時には身体が動かないのである。そんなオヤジが、福井在住の

時に起こした雪の事故は2回あった。その内1回は、交差点で信号待ちをして

いる時、左折して来た車がスリップで膨らんでオヤジの右フェンダーに当たる

事故で、あとの1回は鯖江から武生に抜ける峠での事だった。上り坂は太陽が

当たり凍結はしていなかったが、反対に下り坂はバリバリだった。そのことは

ある程度予測出来ていたので、上り坂の頂上付近で一旦止まって様子を見よう

としたが、その時にはタイヤは既にピークを少し通り過ぎてしまっていた様だ。

あとは、それこそ何にも出来ないまま滑り続けて行き、同じような目に遭った

多くの車の中に仲間入りしてしまった。幸いにも、他車にチョッと擦った程度

だったが、今思い出しても本当に長い滑降だった。もう二度と経験したくない。

Snwout

Ykmc01

Ykmc02

Ykmcjk

2021年12月23日 (木)

拍車掛かる老化

この2年以上もの間、何処にも大きな街に出向く事が無かったオヤジは、遂に

田舎人間になってしまったようだ。先日、長く住み慣れた大阪に出掛け、孫や

子供たちと逢い、何でも揃う便利な環境の下で一週間暮らしたが、イザ田舎に

帰って来てみると、不思議とこちらの生活の方が落ち着くのである。あれほど

孫子の近くに住みたい、と言っていた家内まで同じ事を言い始めた。やっぱり

よく言われる「住めば都」と言うヤツで、11年の暮らしは年寄りのペースと

言うモノを作り上げてしまったようだ。冷静になって、都会での生活を考えて

見ると、買い物や移動の手段が便利になるぐらいで、物価は高いし人口も多い。

それに対し今の環境は、街の大きさの割に大きな病院や介護施設なども多くて

老後の選択肢は、都会より豊富な気がする。何よりもオヤジは孫子との距離を

考える。家内のように、近くに住みたいと思うのはオヤジも同じだが、それも

元気でいて何かと孫子のためにしてやれる間だけだ。何も出来ない様になれば

かえって近くに居ない方が良いだろう、と思っている。こんな事を考える様に

なるとは思わなかったが、新型コロナによって老化に拍車が掛かった故だろう。

Tksmsty

2021年12月22日 (水)

ストーリーと色

クリスマスが近づいて、我が街も至る処で夜イルミネーションが点灯し始めた。

新型コロナの影響もあって、これまで毎年豪華な点灯を続けて来た一般家庭の

点灯が中止されたケースはあるが、今年は昨年と比べると多い気がする。我が

自宅の窓から見える「ケンチョピア」のヨットなども、船のマストにLEDを

飾ってライトアップをし始めた。そしてその数が日々増えて行くのが楽しみだ。

徳島中央公園の入り口も「日亜の青」を象徴する幾何学的イルミネーションが

毎年点灯する。出掛けるには少々億劫な季節になったが、本当に綺麗なものだ。

季節には「色」がイメージされ、12月と言えばクリスマスのイメージが強い。

サンタの赤、もみの木の緑、雪の白、と言った感じのものだが、そんな季節と

色の関係が作られたのは、意外と歴史的には新しいようだ。例えばサンタの服

これは1931年、米国の清涼飲料水メーカー(多分コカ・コーラ)がCMに

使用したのが初めてで、それまでは赤だと決まっていた訳ではなかったと言う。

赤鼻のトナカイの話しもそうで、1938年ごろ他のモノと違うことは決して

悪いことではない、と娘に教えた父親のストーリーから出来上がったものだと

聞く。季節のイメージと色、この先も様々な色との逸話が生れるかも知れない。

Ledin02

Ledin01

Cokesnt

Akhntnk