SDカードの話
今回はSDカードについてお話ししてみたい。チョッと前まではSDカードの
他に、コンパクトフラッシュやスマートメディア、XDピクチャーカードなど
多くの記憶媒体が巷に溢れていた。デジカメなどの電子機器メーカーが独自に
普及させたもので、統一性が無かった為、それらのメディアが読み書き出来る
多種の差込み口を持つリードライターが、多くのパソコンに取付けられていた。
スマホの時代になりSDカード一本に統一され、安心したのも束の間、今度は
4K並びに8Kビデオの登場で、せっかく統一されたSDカード自体の規格が
より複雑なものになった。これまでは、記憶容量と転送速度を示す数字だけを
意識していれば良かったが、最近これにビデオ録画装置への適合を示す規格が
加わった。まあ普通の機器に使用するぶんには、あまり気にしなくても良いが
記憶容量の違いによってSDカードの名前の呼び方が変わる点と、記載されて
いる数字の大きい方が、転送速度が速いことぐらいは覚えておきたい。最近は
マイクロSDカードが普及したが、これだけは「小は大を兼ねる」で、普通の
SDカードとして使用する場合のことを考え、マイクロSDカードを挿入して
SDカードとしても使える、ホルダーとセットになったものをお勧めすしたい。