ARDFおやじの独り言

日本自動車連盟（ＪＡＦ）から新しい会員証が届いた。毎年この時期になると

更新された新しい会員証が送られて来るが、今回はこれまでと色が違っている。

我が家は家内と一緒に家族会員になっているが、オヤジが金色で家内が白色だ。

車体に貼る会員シールも同封されていたが、こちらも金色で説明書きによると

金色のカードとシールは、永年会員に送られるモノだと書いてある。オヤジの

場合、金色は金色でも継続４０年の金色で、もう一段上に継続５０年の金色が

あるようだ。こちらはシールの周りにホログラムが施されていると書いてある。

それにしても４０年とは随分長い間会員を続けて来たものだ。これまで無事故

無違反で来た上に、車のトラブルがほとんど無かったオヤジの記憶では、随分

昔に一度バッテリーを上げてしまった時に助けて貰った記憶しかない。そんな

意味からすると毎年の会費は、ほぼ寄付の様なものだが、この手の会費はいつ

お世話になるかも知れない保険の様なもので、止めたら必要になる場合がある。

実際にＪＡＦの大変な作業の場面も多く見ており、会費の公平な使い方と言う

点ではなかなか難しい面も多いが、オヤジのケースは連盟にとっては上得意様

であり金色や銀色のカードやシールだけでは個別的に、まる儲けなのだろうな。

仕事をリタイヤし、長い冷却期間を経て物事を客観的に捉えられる様になると

改めて見えて来るものがある。何故あの時こうしなかったのかとか、こうして

おけば良かった、などと反省も多いが、結局必要な時にそれが出来る者と出来

ない者とで人生差が出るのだろう。そんなオヤジが、テレビなどで紹介される

様々な企業を見た時、一つだけ分かった事がある。それは、これからの企業は

顧客を満足させ、顧客の要求を受け入れる企業でなければならないと言う点だ。

つまり「これ良いでしょう」と一方的に製品をＰＲするマスターベーション型

の自己満足企業では長続きしないと思う。確かに、これまでに無かったような

優秀な製品やサービスを提供すれば、一時的に利益を得ることは出来るだろう。

しかし体質的に一方通行で、あたかも顧客の要望に次々対処していると錯覚を

起こした形で、二の矢三の矢を送り出して行こうとしている企業はダメである。

その製品やサービスが良いかどうかは顧客が決めるモノで、提供者側が決める

モノではない。これを勘違いしている経営者も多い。このことは、企業紹介で

登場する経営者のインタビューなどにも如実に表れている様だ。経営者的には

自社の方針で会社運営する方が楽だろうし、第一顧客の要望に応えて行くには

手間も経費も掛かるだろう。しかし世の中は変わって来た、この手間や経費が

掛かる顧客満足あっての企業でなければ成長は無い。企業も親切たれ、である。

ここに来て、ようやく「アサヒスーパードライ・生ジョッキ缶」を買うことが

出来た。泡が命の生ビール、おいしい泡を作るため缶の内側に特殊処理を施し

開缶と同時にミクロの泡を発生させる新しいスタイルの「スーパードライ」は

もう随分前に発売されていたが、全くの品薄で手に入らなかった。ビール党の

オヤジは、スーパーや量販店に行くたび確認してみたが、特殊な缶を量産する

のが難しいと言う理由で、なかなか田舎街にはやって来なかった様だ。そんな

ビールにようやく出会えた。塵も積もればで、毎日消費する発泡酒の空き缶が

随分溜まったので、近くのリカー量販店に持って行ったときに偶然見つけたが

やはり「お一人様５本まで」に購入制限されていた。わずか５本だが、待ちに

待った逸品、早速買って冷蔵庫のチルド室に入れた。夕食時、初めての一本を

開缶する。このビールは通常の開缶ではなく、缶の上面が缶詰のように開いて

グラス状になる。ほどなくして泡が立ち始め缶から盛り上がって来た。見ても

楽しい。最初の一口をグビッとやる。う旨い、やはり発泡酒と違ってビールは

旨い。確かに泡が旨さを引き立てているが、そんな事は端から想定内だ。ただ

料金は、愛飲の発泡酒が２本買える値段だ。同時にカロリーも２倍で、多くの

人が妥協している現実だ。味はしっかり確認した、５日後は再び発泡酒に戻る。

ロシアがウクライナに侵攻を開始して、世界的な緊張が高まっている。これは

オヤジが少年時代、父親に連れて行って貰って観た東宝映画「世界大戦争」の

ストーリーと全く同じだ。昭和３５、６年だったと記憶しているが、オヤジの

頭の中には鮮烈に残っている。映画の中では東西の大国、と言う設定だったが

これは当時の冷戦時代を象徴する二国である事は明らかである。東側の国家が

欧州の西側の国家に侵攻した事でＮＡＴＯが介入し、最終的には核戦争に発展

して世界の終焉を迎えると言うストーリーだ。映画の終盤、アマチュア無線の

電信を使って恋人同士が最後の交信をする場面が印象的であった。もう二度と

こんな戦争はしてはいけない事を人々の心に焼き付けた作品だったが、何故に

人は、国家は、のど元過ぎれば熱さを忘れるのだろうか。人類はこの時の映画

ほど愚かだと思いたくないが、ウイルスが人間を滅亡させたり、戦争だったり

映画で描かれたストーリーが、現実になってしまうのは避けなくてはいけない。

パソコンの組み立ては順調に終わった。今回は、最小構成で起動確認が出来て

いたので気が楽だった。その分、出来るだけ体裁の良い内部配線を心掛けたが

ファンの回転や排熱の効率などを考えると、線を引き回すのも結構大変だった。

配線を確認してスイッチＯＮ、正常にＢＩＯＳ画面が出たが１５年以上も前の

マザーだけあってバージョンがＦ４では古すぎる。現在メーカーのサポートは

最新でＦ１４だ。先ずはＢＩＯＳのアップデートから始める。アップデートが

正常に終わると、ＢＩＯＳ画面が変わり、同時にオーバークロックする画面も

変わった。ＣＰＵやメモリの基本周波数やコアに掛ける電圧などを徐々に上昇

させて行き、最終的には２．８ＧＨｚのＣＰＵの能力を３．８ＧＨｚまでほぼ

１ＧＨｚほど持ち上げに成功した。ＣＰＵの温度は少し上昇したが、放熱器の

能力に余裕があり、もう少しアップ出来そうだったが、ここでストップさせた。

無線機の調整などでもパワーを追及し過ぎてプチンとやってしまい、元も子も

無くすオヤジの性格は本人が一番よく知っているからだ。果たしてそこそこの

能力を持ったジャンクＰＣが出来た。ネットオークションの即決で２５０円の

正規Ｗｉｎｄｏｗｓ１０のプロダクトキーを落札し、ダウンロードしたＯＳを

ＤＶＤに焼き付けインストールを開始する。ほどなくしてＯＳは正常に起動し

新しいマシンが誕生したが、さてこれで再びする事が無くなったオヤジである。

ハンドメイドのパソコンは、組み立てるまでが楽しい。イザ組み立て始めると

アッと言う間に終わってしまうのでいけねえ。パソコンの組み立ては難しいと

思われている方もいるだろうが決してそんな事はなく、チョッとしたルールを

守ればオヤジのような者でも出来る。更に今回のように最小構成で起動試験を

行なってＢＩＯＳの画面まで確認できていれば、ほぼ１００％完成させられる。

あとは必要な周辺機器を取付て肉付けするだけだ。ただ今回オヤジは初めての

オーバークロックに挑戦する。何しろダメ元のジャンクパーツ、実験の途中で

壊れてしまっても良い覚悟でやってみるつもりだ。古いマザーボードに載せる

ことが出来る精一杯のＣＰＵが、現在主流のＣＰＵにどこまで追従出来るのか

楽しみだが、このレポートはまたいずれ改めて。皆さんパソコンの性能は主に

ＣＰＵだと思われているかも知れないが、マザーボードにも大きく左右される。

マザーボードとメモリそれにＣＰＵ、三位一体の能力と言ったところだろうか。

今回のマザーボードは現在Ｗｉｎｄｏｗｓ７のメインパソコン用として使って

いるマザーボードで、現在までほぼストレス無く動いていると言う実績がある。

これは、Ｗｉｎｄｏｗｓ１０は十分載ると思っているが、こちらもまた改めて。

ジャンク品を集めたパソコンの組立てを始めた。ジャンク品での組立ての場合

新品なら最初から同梱されているような取り付け用金具やビス、配線ケーブル

などが無いので、これらを準備するのに少々時間が掛かってしまった。こんな

場合には、やはり田舎はいけねえ。地元の「パソコン工房」などでもパーツが

少なく古い規格に適合する部品が手に入らない。大阪梅田のヨドバシカメラが

実に懐かしく思えるが、無いのだから仕方ない。結局Ａｍａｚｏｎのお世話に

なっだが、正直なんでも揃う。到着まで２日、３日待つ事にはなるが、本当に

便利で凄いと思った。そんな訳でＡｍａｚｏｎでは、プライム会員でなければ

運賃の方が高いような買い物をしたが、これで小物まで全てが揃った。家内は

結局高いパソコンになったのではないのと言うが、知らない者から見たらそう

思うだろう。何しろ電子パーツの塊だからだ。しかし今回の製作費は、正直な

ところ数千円、と言ったところだろうか。まだＯＳを載せてみないと、正確な

能力は解らないが、Ｗｉｎｄｏｗｓ１０でもそこそこは動いてくれると思って

いる。今回は古いパソコンだが、時間を掛け丁寧で綺麗な仕事をして行きたい。

テレビを点けると旅番組をやっていた。コロナ禍で旅が出来なくなったことも

あり、路線バスや電動バイクなどで芸能人がルールに従って旅をし、目的地を

目指す旅番組が増えたが、今回は千原ジュニアと俳優の小手伸也さんの二人が

タクシーに乗って旅をする番組だった。この旅のルールは、１回５０００円で

タクシーを乗り継ぎ目的地に向かうモノで、ルートは岐阜から金沢の兼六園を

目指してだった。途中チェックポイントの東尋坊に立ち寄ると言う。旅番組は

まだ行ったことの無い土地が紹介されるのも良いが、懐かしい見慣れた景色が

画面に映し出されるのはもっと良い。そんなこともあり家内と一緒に見始めた。

ちょうど越前市（旧武生市）にある「越前打ち刃物の里」ぐらいからだったが

県道２８号線の見慣れた道路を北上して行く。何しろ５０００円を有効に使い

極力歩く区間を無くす必要があり、ストレートに東尋坊には向かわず、大和田

から芦原を経由し、越前松島水族館から安島を南下して東尋坊に進路を取った。

おかげで、懐かしい場所が満載でタクシーもちょうど東尋坊近くに到着出来た。

東尋坊では「やまに水産」で皇室献上級のズワイガニ（極）を１１万円で食べ

お土産店通りを歩いた。やまに水産の専務（今も専務かは不詳）も相変わらず

元気な様子で登場した。食事のあとは北潟湖畔を通り、８号線と３０５号線を

上手に使って無事に兼六園に到着した。久々に通り慣れた道や風景が懐かしく

思え、楽しい時を過ごしたがやはりいいものだ。はやく再びこの道を走りたい。

Ａｍａｚｏｎで電動精密ドライバーを発注したが、やって来たのはごく普通の

精密ドライバーだった。電動にしてはやけにスリムだなあ、とは思ったのだが

ソックリな電動も多くあり、オヤジが迂闊だったのか、これがＡｍａｚｏｎの

商法なのかは分からないが、ホームページ上に電動の精密ドライバー群として

掲載されていたら、間違っても仕方が無いだろう。こんなところが注意散漫で

ネット詐欺などに引っ掛かりやすいところだが、じっくり商品の説明を読めば

回避出来たと思うとチョッと悔しい。そもそも今回ドライバーを発注したのは

ここのところ多くの修理品や組み立て品を扱っていると、星型や三角型などの

特殊ネジが多いのと、ノートパソコンなどを修理していると多くの数のネジを

付け外しするので、仕事が楽になる電動ドライバーが欲しくなったからである。

やって来たドライバーには、特殊ビットが４８種類も付いていて、ほぼどんな

ネジでも対応できるのは良いが、なにさま手動なので楽は出来ないと来ている。

そんな事もあり、今度は間違わないように連日の発注となったが、そんな場合

Ａｍａｚｏｎ価格は安いので二度買いが出来る。翌日やって来たのは少しだけ

力が強い太めの電動ドライバーだったが、なかなか快適で、仕事が楽になった。

オヤジの主治医でもある友人の医者から連絡が有って、新型コロナワクチンの

３回目接種日が今月２８日に決まった。結局・薬局・放送局で、接種の間隔は

２回目接種から８か月後になっしまっているではないか。何が前倒しの接種だ。

どうして遅れたのか詳しい事は判らないが、なんやかんや言われても、前任の

ワクチン担当大臣は、それなりに一生懸命仕事をしたのだと言うことであろう。

まあこれが徳島だと諦めるしかないが、それにしても今回の女性ワクチン担当

大臣、あまりにも影が薄い様に思う。接種券は２月１日には到着をしていたが

その時点ではまだ各病院にワクチンの配布予定の案内は無かったと言う。結局

接種券だけ先に配布しヌカ喜びさせる作戦だったのだろう。オヤジと同年代の

県外の友人などはもう打ち終わっている者もいて、随分差がある。こんな時に

自治体の行政の差を感じずにはいられない。確かに田舎の方が良い面もあるが

何かにつけ平均よりも劣るのはいけない。３回目のワクチンも過去２回と同様

ファイザー製だと言うが、何処のメーカーのでも良いから早く免疫を作りたい。