暑いぐらい我慢
今年は各地で、異例の「6月梅雨明け」が発表された。しかしこいつは怪しい。
こんな時は「戻り梅雨」が心配になる。実際に徳島県地方は、連日南国特有の
あのスッキリした夏空は見られず1日の何処かでゴロゴロと夕立がやって来る。
関東では相次いで記録的猛暑を報じており、全国でどこが一番暑いかを競って
いる様だが、実におめでたい話しだ。そりゃそうだろう、これほど長年に渡り
地球を虐めてくれば、気温も上がるというものだ。夏涼しくて冬温かい生活を
望み、雨でぬかるみが無くなる道路になれば当然のことである。これらは全て
我々人類が希望したことで、これにより気温が上昇するのは自然の摂理である。
ある意味、平均気温の上昇程度は辛抱の範囲だとオヤジは思う。心配なことは
もっと大きなツケが廻って来ることだ。人類は「代償」と言うことを考えずに
文明を発展させて来た。更には「辛抱」や「限度」と言う事を意識せず、更に
上を上をと目指して来た結果がこうだ。正直今頃になって、やれ二酸化炭素の
削減だとか、レジ袋がどうこうと言っても手遅れかも知れない。しかしこれを
やらなくては、我々の子孫が大変な事になってしまう。一人一人が出来る事は
小さいかも知れないが、少なくても「暑い」ぐらいは我慢が必要かも知れない。