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2022年7月

2022年7月31日 (日)

オシッコの始末

先の記事で書いたデジタル拡大鏡をどうこう言う前に、まずアナログ拡大鏡を

試してみようと思った。もう随分以前に買った物だが、ヘッドマウントと言う

頭に付けるスタイルがどうも物々しく、どうしても細かい作業は「老眼鏡」に

頼って来た。しかし、使わずにしまっておいても意味が無いのと、老眼鏡では

どうしても拡大率に限度があるため、一度どのくらい効果があるのか試すべく

タンスから出してみた。この拡大鏡2枚の合わせレンズで倍率が変えられる上

もう1枚右側の目にレンズが付く。レンズの左右、コメカミ部分に当たる場所

から2か所、それぞれスイッチを入れるとライトが点灯して、拡大する対象を

照らせるようになっている。電源は、左右のホルダーに単四乾電池が2本ずつ

入っている。久々にスイッチを入れてみたが、点灯しない。電池切れかと思い

開けて見ると乾電池がオシッコをしていた。やはり100均の乾電池はこんな

ところに影響して来る。早速掃除に取り掛かったが、こいつがなかなかタチが

悪く、金属接点を腐食させてしまっている。長い時間を掛け丁寧に取り除いて

行ったが、スイッチも接触不良になってしまっていた。接点復活剤を塗布して

切れた配線をハンダ付けしたが、その際フィラメント電球をLEDのライトに

替えてしまった。新しい仕様でスイッチオン、電子基板の細かい部分までよく

見える。これは随分ハンダ付けが楽になったが、同時に手の震えも拡大される。

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2022年7月30日 (土)

もうこれは病気

これを「イタチごっこ」と言うのだろうか、オヤジのジャンク品集めが止まら

ない。先日友人のパソコンを組み立てた際、バックアップ用にと買っておいた

マザーボードが残った。会社などで使用するデスクトップ用のマザーボードで

基板が小さい。これをあえてタワータイプの箱に組み立てる事はないだろうと

手頃なケースを探していたら、綺麗なスリムケースが見つかった。価格は何と

1500円だった。電源は付属しているし傷も無く、完璧なケースだったので

迷わず買って来てしまったが、ケースに組み込んで試験をしている最中に突然

マザーの動きがおかしくなった。一時はOSまで起動していたのにジャンクは

突然こんな事が起きる。たからジャンクなのだろうが、今度は素敵なケースが

残ってしまった。こうなると次は、ミニのマザーボードを探さないといけない。

しかし基板のジャンクは、ほとんどが標準品でミニが無いと来ている。こんな

ことがあるので、掘り出し物は見つけた時に買っておかなくてはいけないのだ。

そうこうしている時、別の棚に官庁払い下げのLenovo(旧IBM)社の

デスクトップがズラリと並んでいるのに気付いた。ハードディスクとメモリが

抜かれているだけで、他は全部揃っている。CPUは、オヤジが会社で最後に

使用していた機種の物よりも新しい。価格は2980円。これはもう買わない

手はない。しかし、この機種のマザーボードを取り出して使用すると、今度は

Lenovoのケースが余って来る。はてさて、もうこれは病気と言うべきか。

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2022年7月29日 (金)

職場教育のツケ

仕事を離れて久しいが、どうしても職場教育の在り方とその差異について考え

てしまう。最近気になったのが「警察官」と「スーパーの店員」だ。公務員に

ついては、どの様な教育スタイルを取っているのか、また警察学校ではどんな

教育がされているかは知らないが、我々が目にする両者の行動には、それぞれ

大きな差が見られる。まずは警察官だが、これは職質や交通取り締まりの際に

我々に対する接し方や話し方についてだ。最近は警察官も教育が徹底している

のか横柄な話し方をする者は随分減ったがオヤジが一番気になるのはスビード

取り締まりの時だ。第2車線の違反車を左折させてサイン会場に誘導する際に

何の違反もしていない第一車線の車を停車させる事がある。違反車が左折する

まで結構時間を要する事があるが、これが終わって停車を解除する際に、頭を

深く下げて停車を詫びる警官がいれば、知らん顔で再び持ち場に就く者がいる。

この差は個人差だけではないハズだ。次にスーパーの店員だが、顧客の混雑や

流れに関係なく通り道で邪魔になってもならなくても、ひたすら自分が担当の

商品を並べる作業を続ける。そうかと思えば、顧客に場所を譲って、一時的に

作業を中断する店員もいる。企業がどう考えるかは知らないが、この差は何だ。

職場教育は、大きな会社も小さな会社も商店も無い、公務員も一般企業も無い。

近年終身雇用が減り教育に力を入れない処が増えたと言うが、ツケは必ず来る。

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2022年7月28日 (木)

作業場が欲しい

片づけをした際「こんな処に有ったのか」と見つかる物がある。探していた物

だと嬉しい気持になるが、オヤジの場合はその次がいけねえ。折角見つかった

物をしまっておく場所を定めないからだ。その結果、再び大切な物が何処かに

行ってしまう。つまり見つかった物を適当な場所に一時置きし、それを何処に

置いたか忘れてしまうのである。そもそも家が狭く、明確な置き場所を定めた

仕分け整理が出来ていないのが一番の原因なのだが、そのたびにギュウギュウ

詰めされた引出や押入を再度ひっくり返して探す始末である。Youtube

などを見ていると、色々な趣味の投稿者が自身の作業場で撮影している画像が

アップされているが実に羨ましい。必要な物が椅子を一回転させるか、立って

少し手を伸ばしただけで取れる。そんな自室に憧れるが現実のオヤジはこれの

真逆で、何か作業をするたびに部屋は戸棚から出した物で溢れかえって、足の

踏み場も無くなる。作業が終わると再び全部元に戻し、おネンネの場所を作る

繰り返しだ。途中で終われない作業の場合、こいつが極めて辛い。現在色々と

欲しい物は多いが、そんな意味からすると一番は一軒家の自室作業場だろうか。

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Pcparts

2022年7月27日 (水)

難しい選択なり

新型コロナの感染者数が再び増加傾向に転じた。これは確実に第7波の到来だ。

今回、社会活動については極端な規制を行わない方針と言う事だが、さりとて

ホイホイ浮かれて遊びまわったり旅をしたりする訳にも行かない。どうしても

気持の中に「感染はしたくない」というモノがあり、人に言われるまでもなく

これからも「自粛」を続けるつもりである。しかしオヤジの中で、自粛を維持

するためのネタが、そろそろ底をついて来たのは否めない。こいつをどうして

再び乗り切るかが問題だが、幸いなことにこれまでの自粛期間、多くのことを

勉強する機会が有ったのは事実だ。主にYoutubeが多かったが、様々な

問題が発生するたび、多くのエキスパートたちにより解決法が学べた。更には

知らない分野のことまで教えて貰えたのが大きかった。そんな事もあり、現在

オヤジの中でもう一つ殻を破って、未知の世界に飛び出してやろうか、と思う

ことが生まれた。それは「電子基板」の修理だ。これ迄は、パソコンの修理に

しても、マザーボードや周辺機器が故障していると、別のパーツへの取り換え

が主だったが、その故障原因になっている集積回路やコンデンサーを取り換え

更にはICチップに書き込まれているソフトまで焼く作業だ。これが出来ると

過去には修理できなかった多くの機器が生き返り、今まで以上の仕事も出来る。

しかしこれには、電子拡大鏡や精密電源、ヒートガン、ROMライターなどの

計測器や工具が必要になる。余時間を金で買うか否か難しい選択の時期が来た。

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Heatgun

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2022年7月26日 (火)

オヤジの受難話

長々になってしまったが、今日こそはオヤジが被った、株式会社ニコンによる

災難について書いてみたい。それはオヤジが初めてニコンのデジカメを買った

時だった。それまでフジフィルムのデジカメを使っていたが、画素数の大きい

デジカメが欲しくなり、次は「一個でも二個ン」にしようと決めていた。その

頃にはスタートで出遅れたニコンも多くの機種が誕生し、挽回を目指していた

頃だった。買って来たデジカメは最初に充電が必要だ。その頃のオヤジはまだ

充電器のコネクター形状が同じで出力電圧も同じなら、他機の充電器でも使用

出来るだろうと思った。同時に、新しい付属の充電器は使わず、そのまま温存

しておこうと考え、古い充電器をそのままつないだ。LEDがほんの一瞬点き

すぐ消えた。それまでは少ない残量の電池でも起動していたのにウンともスン

とも言わなくなった。完全に初期不良と言う感じだ。すぐに販売店に出向いて

新しい商品に取り換えて貰って帰宅、再び充電をスタートするも現象は同じだ。

そこで、もしやと思い充電器を専用品に交換したが反応無しだ。再び量販店に

出向いて何とか交換をして貰ったが「クレーマー」のブラックリストに載った

かも知れない。結果的には新しいデジカメを2台、一瞬で飛ばしてしまった訳

だが、後から調べるとニコンだけ配線が違っている事が判明した。オヤジにも

責任はあるが、こう言ったイレギュラーな仕様は本当に堪忍して欲しいものだ。

やはり幾つもの器具やコードが増えても、専用のモノを使うことが肝要である。

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Sametype

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2022年7月25日 (月)

企業の変革とは

皆さんご存知の会社に「ニコン」がある。かつては日本工学と呼ばれ、優秀な

一眼レフカメラやレンズを多く世に送り出した企業だ。海外でも人気があって

多くのプレスが利用している。オヤジも長女が生まれた時に一眼レフカメラを

購入したが、高価ながらも良い製品だった。そんなニコンがチョッと低迷した

時期が有ったのをご存知だろうか。それはデジタルカメラが流行した頃だった。

あれほど「カメラと言ったらニコン」と言われた企業が、デジカメの分野では

カシオやパナソニック、フジに遅れを取ったのには、それなりの理由があった。

その原因は、カメラの「筐体」であった。デジカメの開発に伴い、軽薄短小は

必須で、如何に軽量で強固な材料を使うかがテーマだったそうだ。そんな時に

当時の経営陣の多くが「カメラの筐体は金属」と言う点に拘ったと聞いている。

その理由は、当時の首脳陣の中に、まだ「戦艦大和」の双眼鏡を作った人達が

居たからだそうだ。強固な筐体に拘り、発表を遅らせてしまったと聞く。最近

一眼レフのデジカメ普及により、再び息を吹き返したニコンであるが、やはり

これからの企業は、変革する社会にフレキシブルに対応できる企業でなくては

いけない。つまり「これ良いでしょう」の、マスターベーション型の企業では

ダメだ。色々な前置き話しを書いている内に、オヤジが遭った災難のお話しが

先送りになってしまった。もったいぶっている訳でないが明日は乞うご期待だ。

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Nokondc

Nikonksgk

Nikon1e

2022年7月24日 (日)

規格を統一せよ

パソコンや携帯電話など、近年急速に普及した電子機器に欠かせない物として

USBがある。USBとは、UniversalSerialBusの略称で

ユニバーサル、つまり汎用規格を持った接続方式の事だ。USBの普及により

異なる機器同士が接続可能になり、情報のやり取りが容易になった。その反面

企業のオリジナリティを固守するあまり、その接続に多種の「コネクター」が

生れる結果となった。誕生して以来、USBコードの一次側には変化は無いが

二次側のコネクターが多岐に渡っていたのは記憶に新しいだろう。最近でこそ

多くの機器が、どちら側からでも差し込み可能な「タイプC」コネクタに統一

され始めた感があるが、まだ多くのコネクタが流通している。何故、一次側の

様に規格を統一してくれないのかと思いながら、機器ごとにコードを取り換え

充電などしたものだったが、まだコネクターが合えば、充電専用コード以外は

他機とのデータ交換に使用できるものは多い。しかし何処かの製薬会社の軟膏

ではないが、何にでも効くというものほど特効性はない。とんでもない機器に

出遭うことになったが、明日はそんなオヤジの受難についてお話ししてみたい。

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2022年7月23日 (土)

バリコンの今昔

7月22日分の掲載が遅くなり、本日は2話同時掲載の様になり失礼しました。

バリコン話しが出たところで一つ面白いことを書いてみたい。それはオヤジの

師匠でもある名古屋の親父に聞いた話だが、師匠が無線を始めた頃は、日本の

パーツにロクなモノは無く、ほとんどが米国製の高価なモノだったそうである。

そこで何かと手作りをした様で、バリコンもその一つだったという。基本的な

バリコンの理論は、2極間の静電容量を可変してやり、選局用同調コイルとの

協力によって生まれる共振周波数を取り出す事にある。静電容量は、2極間の

面積が大きくなるほど、また隙間が狭くなるほど大きくなる特性があるために

そのどちらかを可変させる様にすれば「バリコン」が作れる。そこで、考えた

方法が、当時の仕出し弁当や駅弁の折箱のフタ(薄い木製の板)に錫箔を敷き

その上にまたフタを置き、また錫箔を敷く、と言った作業を繰り返したそうだ。

つまり、折箱のフタと言う絶縁体によって隔てられた、錫箔の間の静電容量を

求めた訳だ。ある程度の容量は、2つを重ねる枚数によって決め、可変させる

方法としては何と、折箱のフタの上に置くタクワン石の重さで調整したそうだ。

今の感覚なら受信周波数がフラフラして定まらず、とても選局など出来たもの

ではないだろう。しかし当時は今の様に殺伐とした混信が無かったのも事実だ。

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2022年7月22日 (金)

意志通信が不良

危ない危ない、また掲載を忘れるところだった。最近おかしい。今午後9時だ。

長い年月の流れの中で、趣味の世界においても時代格差が生じ、仲間同士での

会話が出来ない事態になってしまった。これまでもオヤジ達のように真空管に

慣れ親しんで来た世代と、半導体に替わってからの世代とのギャップは有った

ものの、お互いがそれぞれに学習し、情報を共有する形で趣味の世界を歩んで

来た。しかしここに来て、見た事も無ければ触ったことも無いと言った話しを

する世代が現れた。何事においても高齢化が進む現在、そう言った若者たちが

増えて来るのは喜ばしいことだが、同じ趣味の世界の話しが出来ないのは困る。

今回、障害となった話しは「バリコン」だった。アマチュア無線をされない方

でも、一度は聞いたことがある名前だと思うが「バリアブルコンデンサー」の

略で、可変容量コンデンサの事。ラジオのダイヤルに使用する部品だ。回転で

コンデンサー容量を変化させ「選局」するためのモノだが、これを知らないと

言う。確かに今の世の中、テレビもラジオも「バリコン」を回して選局をする

機器はほとんど姿を消した。無線機の世界も同様だ。シンセサイザー方式など

難しい理屈は理解できるのに基本の事が解らない。意思疎通の通信不良は辛い。

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