皆さんのスマホに「お荷物のお届けに上がりましたが不在のため・・」云々と
言った内容のＳＭＳ（電話番号にかかるメール）が届いたことはないだろうか。
これはほとんどの場合「宅配便詐欺」と呼ばれるネット詐欺の一つだ。特徴は
どこの宅配業者なのかを名乗っていない点で、再配達を理由に個人情報を入力
させたり、詐欺アプリをインストールさせ、課金絡みの不都合な操作を強いる
のが目的だ。ずっと家に居た場合などは別にしても、留守にしていて心当りが
ある人や、もしも大切な荷物が来ていたらと言った心理状態が、ついつい個人
情報を盗られる原因になったりする。冷静に考えると、郵便を含め宅配業者が
不在をメールで知らせることは絶対に無い。大概、不在表と再配達についての
案内は、紙で書かれたものをドアポストなどに入れる。チョッと考えたならば
解りそうであるが、人間の心理状態とは本当に不思議なものだと言う事だろう。
この手のメールが来たならば、迷う事なく「ゴミ箱」直行の操作をお薦めする。
ネタ切れ状況の中、オヤジの持ちネタに有って、皆さんのお役にも立てる様な
話題として「ネット詐欺」について、その手口と防御方法をご紹介してみたい。
自身もネット詐欺に遭ったオジイが偉そうに言える立場ではないが、パソコン
というデジタル機器と日々向かい合っている中で体験した数々の「騙し業」に
ついて、少しでも参考になれば幸いである。最初に、オヤジが騙されたネット
通販詐欺について話してみたい。この詐欺の被害に遭うのは、欲しい物が手に
入り難いケースが多い。オヤジの場合も、チョッと前の確立されたパソコンが
欲しかったが、既に巷から姿を消してしまっていて手に入り難かった。当該品
意外は眼中に無かったため、ネットで製品検索から開始したが、手に入り難く
なっているものの、多くの人が欲しがり探しているような商品は必ずと言って
いいほど、詐欺サイトのホームページには載っている。そんな商品が見つかり
支払いページに行くと、Ａｍａｚｏｎや楽天の支払いページと全くそっくりな
サイトに飛び、買い手を安心させてしまうように仕組まれている。何だ、この
通販はＡｍａｚｏｎだったのか、楽天だったのかと思わせるのが手だ。しかし
詐欺のサイトでは、そんな支払い方法の中に「代引き」が無いのが特徴である。
銀行振り込みとカード決済しか無かったら怪しいと思うべきだ。何より商品を
遡って行くのではなく、通販会社が特定されたら、その会社の正規ページより
再度冷静に目的の商品を検索してみることをお薦めする。急がば廻れ、である。
若い頃の想い出話しについて大阪のおとうさんからオヤジの記事にも匹敵する
長文のコメントが届いた。やはり誰でも想い出を語ろうとするとこんなものだ。
チョッとやソッとでの、文書キャッチボールでは語り尽くせない想い出話しは
是非とも近々直接会って話してみたい。そんな意味でもコロナよ早く収束して
欲しい。ネタ切れ状況のなかで「想い出話し」も一つの記事の材料にはなるが
そろそろ、記憶域（メモリーやＨＤＤ）のデーターを、脳と言うＣＰＵが取り
出すときに使う器の大きさ（パケット数）と、その器を運ぶ一定のサイクルと
なる周波数（クロック）、これら全ての能力が低下したオヤジにとって過去の
記憶にエラーやバグが混じり始めた。更にＳＳＤのように古い記憶が消されて
行く現象が起き始めたからいけない。やはりＣＰＵの世界にも世代があるのと
似ている。大量のデーターを潤沢に出し入れしようと思うと、パケットの値も
ＣＰＵのクロック数も、自ずと能力の高いモノが必要になる、と言う訳なのだ。
いけないいけない、またまた面白くない話しに向かいそうなので今日はこれ迄。
新型コロナウイルスの新規感染者数を、これまでどおりに全数把握するべきか
それとも、そろそろ見直しが必要かで大いに混乱しているようだが、オヤジに
言わせればこの三年もの間、関係者たちは一体なにをしていたのかと言いたい。
全数把握を見直して欲しいという側の人たちは、把握処理の為に手間と時間が
掛かり過ぎ、医師や看護師として本来の職務が疎かになると主張する。確かに
テレビなどの報道を見ると、首都圏を中心とした一部の病院や保健所は極めて
重労働を強いられているのは間違いない。しかしながら一方で、コロナ患者は
一切受け入れしません、発熱外来も診ません、救急車は他を当たって下さいと
好き勝手を言っている気ままな病院が多いのもこれまた事実だ。こんな偏った
状況に陥るのは、これ全てお役所を含む国の責任だと思う。こんな事を潤沢に
処理するため「デジタル庁」なるものを構えたのではないのか。大阪のおとう
さんなら分かるだろうが、かつての名古屋支店長に似た渦を巻いたような目を
した大臣も新任の女性大臣もパッとしない。大鉈を振るい、暇でボケーとして
いる公務員と、アクセクしている公務員を均等化させ、感染者数データーなど
重複処理の無駄を省いて、効率化を図れば簡単なことだ。出来ないのではなく
しないのは、愚の骨頂だ。台湾で出来たのだから日本なら絶対に出来るハズだ。
とにもかくにも我々臆病者は、指針となる数字をブレさせないように願いたい。
我が家の玄関先に、不審な段ボール箱が置かれていた。ピンポンも無く家内が
帰宅して初めて気付いた。こんな時、サスペンスドラマの見過ぎで、開けたら
ドカン、と爆発するシーンが頭をよぎる。オヤジはそれほど人に恨みは買って
いないつもりでいるがはてさて何だろう。冷静に箱を見てみると、小さな字で
徳島県と書いてある。もしやと思い、勇気を出してテープを切り開箱してみた。
やはり、新型コロナ感染者用の「自宅療養支援セット」と書かれた紙と一緒に
たくさんの物資が入っていた。しかし、オヤジ一家はコロナに感染していない。
明らかに間違いだと思ったが、もうコロナの感染は隣近所まで来ていることに
なる。どなたと間違ったかは判らないが、文書に載っていた電話番号に電話を
してみた。県の担当者が出て間違いを詫びたが、わざわざ連絡してくれる人は
少ないと言う。これが無くて困る人が居ることを思ったら、当たり前であるが
寂しい世の中である。確認して折り返し連絡をしますとの事で、待っていたが
結論的には、もうその物資はそちらでお使い頂きたいとの事だった。思い掛け
ないプレゼントだったが、素直に喜べない自分が居た。改めて商品を確認して
みると結構なものがたくさん入っている。どうも商品の数からすれば、一人で
お住まいの方だと思うが、物資が再配達されて生活に困らないように願いたい。
オヤジ達二人がよく行ったお店は、錦にあった「蝦夷御殿」というお店である。
残念ながら、現在はもう影も形も残っていない。継続は力なり、とよく言うが
オヤジが名古屋支店を離れてすぐ、お店は閉店したようだ。この店は、支店が
社用で利用していた北海道料理を食べさせる料亭であって、接待や歓送迎会で
利用していたが「石狩鍋」などの北海道料理が美味しかったので、個人的にも
よく出掛けていた。今思えば、面白いスタイルのお店だった。一般的に料亭と
言えばお座敷が中心だが、蝦夷御殿にはカウンター席も有った。そして更には
お姉さんたちが付いてくれるのだ。解りやすく言えば、料理を運ぶ仲居さんと
ホステスさんが一緒になったような形である。まだ右も左も判らない社会人の
一年生、夜の街で大きな冒険も出来ず、こんな感じのお店で修行していた様な
時代だ。まだ当時はカラオケなど無く、１時間おきにやって来る、ロッテ歌の
アルバムの司会をしていた玉置宏さん似のアコーディオン奏者の伴奏に合わせ
よく唄ったのを思い出す。まだ若かったので、二人ともお姉さんたちには随分
可愛がって貰い、流れたお客の「ダルマ」を戴いたりした。今日は座敷部屋に
しようか、と言うと「１０年早いわ」と叱られた事もあった。カウンターなら
融通をきかせてあげられるが、部屋ではそうは行かないと言われた。当時二人
よりも１０か一回りほど年上の「峰ちゃん」という気っ風の良い姉さんだった。
いまもう８０歳を超えてる計算だ。大阪のおとうさんは、覚えているだろうか。
孤独のグルメと大阪のおとうさんの話しを書いていたら、二人で過ごした頃の
懐かしいグルメ話しを思い出した。さしずめ「ふたりのグルメ」とでも言った
ところだろうか。就職して初めて勤務した某会社の名古屋支店時代のことだが
オヤジは化学品課、おとうさんは農業資材課と業務形態は違っていたが、寮の
部屋が一緒だったり、課同士の相互協力があり行動を共にすることが多かった。
当然、夜も同様で二人でよく飲みにも出掛けた。当時、初任給は税込み７万円
ほどだったと記憶しているが、なにさままだ結婚もしていない独身貴族の頃だ。
その頃から「家庭設計」なるものが出来ていたら、今もう少し貯金もたまって
いたかも知れないが、山水のＡＵ７７７アンプやＪＢＬのスピーカーを月賦で
買って借金を作っており、結婚しても暫くローンを払っていたと今でも家内に
チクリとやられるようではいけない。しかしあとは寮の食事代ぐらいしか必要
なかったので、そこそこ飲みにも行けた訳だ。そんなオヤジ達が、よく通った
店が名古屋の栄にあった。さてどんなお店だったのかは、また明日のお話しだ。
また少しネタ切れ状態に陥って来た。「困った時の趣味頼み」にしたいところ
だが、出来るだけ頑張って万人受けするような記事にしたい。やはり、そんな
記事を書いているとボチボチコメントを頂戴し、嬉しい限りだ。最近は大阪の
おとうさんから良くコメントを頂戴するようになったが、本当にできる事なら
久しぶりに会って、思い出話しに花を咲かせたいものである。やはりオヤジと
同じように彼も不要不急の外出はしないように心掛けているようで、一般的に
オヤジたち以上の年代ともなれば、皆さん感染したくないのが当たり前である。
福井の大先輩と同じ福井のおやっさんからは、記事ネタ次第ではタイムリーに
コメントを頂戴する。人生の大先輩のご意見だけに、やはりオヤジの考え方は
間違っていなかったのだと自信に繋がり、またこう言った考え方もあるのかと
勉強にもなる。やはり何事も、マスターベーションだけではいけない様である。
そんなわけで、本日は「ネタ探しの休養」と「コメント御礼日」とさせて戴く。
皆さんは「孤独のグルメ」をご存知だろうか。元々漫画で誕生したシリーズで
あるが、最近ではテレビドラマ化された実写版の番組もある。オヤジは漫画を
読んだことはないが、俳優の松重豊さん演じる主人公「井之頭五郎」が東京を
中心に全国各地の食堂に飛び込み、その店を代表する料理を食べるドラマ化の
番組は毎週視ている。ただ単にメニューを紹介し、それを口に運ぶだけの番組
だが、料理を口に運んだときの表情や表現などが面白く、ついつい視るように
なってしまった。それにしても井之頭五郎さんはよく食べる。カロリー制限を
しているオヤジにとって、昔のように豪快に食べてくれる主人公に、かつての
自分を重ねているのかも知れない。下町の食堂で、毎回の支払いは３０００円
から４０００円台とチョッしたものだ。しかもアルコール無しでだ。あれだけ
食べてもスリムな体形が羨ましいが、食べれると言う事は本当に幸せだと思う。
昨日、徳島県の新型コロナ新規感染者数が、過去最高の２５８４人を記録した。
そりゃ、特別な規制の無いまま３年ぶりに、いつもの阿波踊りが戻って来たの
だから増えるのは当たり前だろう。何よりも田舎のこと、大勢の観光客と共に
大勢の帰省客が有ったのは間違いない。我が家も大阪に住む娘たち一家が感染
していなければ賑やかな盆休みになっていた事だろうが、幸か不幸か家内との
静かな盆休みとなった。県としては、阿波踊りと急激な新規感染者数の増加に
ついての因果関係は不詳、と逃げの姿勢を示しているが、踊り「連」の中でも
クラスターが発生したり、宿泊施設などでも感染者が出ているのが、何よりの
証拠だろうと思う。その昔、多くの観光客数を記録した時はこぞってその数を
公表したマスコミも、今年は公表を控えているようで、ネットで調べてみても
詳しくは出ていない。ただ画像で掲載されている、市内にある有名桟敷の空席
状況などを見ていると、随分寂しい阿波踊りだったと思慮される。このブログ
読者の中にも、過去に踊り見物に来られ「にわか連」として無料桟敷を一緒に
踊った友人もいるが、その時との賑わいの違いを感じていただけることだろう。
世の中何もかもが、こんな状況で「もうみんな感染してしまえ！」と言う様な
風潮になって来た感が有るが、果たしてどんな形での収束を迎えるのだろうか。
