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2023年2月

2023年2月28日 (火)

名物は競争せよ

名物に旨いモノ無し、とよく言われるがそんなことはない。長い年月を掛けて

その土地の「顔」となった食物はそれなりに旨いモノも多い。菓子類がそうで

複数のメーカーが、一つの名物で鎬を削っているような菓子類は、中に極めて

旨いものが存在することがある。一般的に「土地みやげ」と称する菓子類には

KIOSKに並んでいる様な大量生産品の様に、ごくごく一般的な味の商品が

多いが、厳選された材料を使い、ある意味金に糸目をつけない状態で作られた

別格作りの銘菓には「これは旨い」と言うモノがある。知らない土地でそんな

逸品を販売しているお店に出会えるかどうかは全て「運」で、自分好みの味を

見つけることが出来れば、旅も更に楽しいモノになるだろう。オヤジがこれを

如実に経験したのは富山県の「鱒の寿司」だった。JRの売店や旅の途中では

一つのメーカーのものしか買えない「鱒の寿司」も、富山市内には多くの店が

立ち並び、様々な鱒の寿司が買える。お馴染みのメーカーのモノと比べて味が

どうこうと言うわけではないが、その店々によって味が全く違うのには驚いた。

どうして、こんなにも多くの種類が現地でしか買えないのか今でも不思議だが

自分好みの味を探せる様に、名物はやはりもう少し競争して欲しいものである。

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2023年2月27日 (月)

間違いからの真

運動場や赤土のテニスコート(クレイコート)を整地する際に使用する大きな

石製や金属製のローラーの正式名称を、皆さんはご存知だろうか。一般的には

コートローラーや整地ローラーと呼ばれ、正式名称は無い。しかし最近一部で

この道具が「コンダラ」と言う名称で認知され始めていると言う。その経緯は

数十年前に流行ったテレビアニメ「巨人の星」に遡る。アニメの冒頭で流れる

テーマソングに沿って主人公「星飛雄馬」がトレーニングの目的でローラーを

引っ張るシーンが登場する。その時、唄と一緒に流れる字幕歌詞が「♬おもい

こんだら試練の道を♬」だったのでローラーの事を「重いコンダラ」と思った

子供が大勢いた様だ。そんな子供たちが大人になり、自身の子供たちにあれは

コンダラと呼ぶんだよ、と教えて行ったら、当然そうなっても不思議ではない。

最近ではこの現象を逆手に取り、カタログやネット通販上でも「コンダラ」と

言った名称で実際に販売されているから大したものだ。間違いや思い違いでも

ここまで認知されたらもはや「真」と言える。世の中とは本当に不思議である。

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2023年2月26日 (日)

本場の鰹は旨い

福井のオヤッサンから「鰹のたたき」についてコメントを頂いた。旨そうだと

書いてくれたが、実際に極めて旨く大満足だった。四国の人間、特に高知県と

徳島県の人間は、鰹のたたきや鰹の刺身については拘りを持っていて、これは

北陸の人が、カニやイカなど日本海側の海の幸に拘りを持っているのと同じで

とにかく少しでも「プン」と生臭い臭いがしたらもう絶対に食べない。たとえ

無駄になってもである。それが鰹の匂いだと思っている人もいる様だが、全く

違う。そのため一番解り易いのは「たたき」ではなく「刺身」で食べてみると

良い。生臭さではなく、鰹本来のうま味が香りとなって鼻に抜けて行く感覚は

何とも言えない。しかしオヤジが子供の頃はこんな旨い鰹は食べられなかった。

それは冷凍庫が普及していなくて日持ちがしなかったからだ。仕方なく、皮と

身の間に潜む虫を殺し、香ばしい香りで生臭さを隠す為「藁焼き」でたたいた

と聞いている。また「生節」と言って鰹の切り身を湯がいて、ショウガ醤油で

食べたものだ。現在のように旨い鰹が食べられるようになったのは、和の鉄人

道場六三郎氏が「生き」と間違う様な「急速冷凍技術」のお陰だ。高知県など

鰹や鮮魚を扱う店の多くが導入しているため、時季外れの今ごろでも旨い魚が

食べられると言う訳だ。それにしてもやはり本場の鰹は旨かった。高知はいい。

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2023年2月25日 (土)

一周の旅終わる

急ぐ旅でない、と言うのは有り難い。愛車を充電するためにも一般道は最適だ。

おかげで何の心配も無くアイドリングストップを繰り返している。しかし国道

11号線は時折り渋滞に巻き込まれる。トラックが多い関係からか知れないが

信号機の多いところで滞ることがあった。そう大した渋滞では無かったが一番

大変だったのは伊予三島の工業団地だった。大王製紙など大きな工場群がある

真ん中を11号が通っているのだ。多くのトラックやタンクローリーで大混雑

していたが久々に工場の活気を肌で感じることができた。なんやかんや言って

いるうちに、善通寺から丸亀、高松から三木を抜け、さぬき市へと入って来た。

ナビの地図を縮小すると一度通った事を示す白い点が見えて来た。お馴染みの

東かがわ市はもうすぐだ。ほどなくして白い点は四国地図を一周して繋がった。

日没迄に到着出来て良かった。今回走行した距離は全666km、1リッター

あたり18.5kmほど走ったようだ。やはり、高速道路だとそうは行かない。

しかしよく考えて見ると、この距離は中国で1日に走る距離である。今思うと

本当によく走ったものだ。今回の旅は無線関係の仲間を訪ねての旅で、観光ら

しい観光があまり出来ず家内には申し訳なかったが、この10年で良い仲間が

出来たねと言って貰えた。オヤジ自身が一番感じるが本当に良い財産が出来た。

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2023年2月24日 (金)

最終日は11号

朝ホテルで朝食時に「鯛めし」が出た。愛媛には鯛めしが二種類あるが、朝の

鯛めしは松山市を中心とした中予東予地方の鯛めしだ。焼いた鯛を昆布ダシで

ふっくら炊き込んだ「松山鯛めし」それに対して昨晩、道後温泉で食べたのは

宇和島を中心とした南予地方の鯛めしだ。生卵入りのタレに漬けた鯛の刺身を

タレごと温かいごはんに掛けて食べる「宇和島鯛めし」なのだ。今回の旅行で

これら二種類が食べられたのはラッキーだった。いずれにしろ愛媛県は養殖の

真鯛の産地で、全国の約50%を出荷している。全国に出回る養殖鯛の2匹に

1匹は、愛媛県産と言う計算だ。養殖の鯛でも美味しいことを改めて認識する。

さあ、本日はいよいよ旅の最終日だ。松山市から国道11号を通って東温市へ

向かった。国道11号線は、松山から高松、徳島へと続く国道で、この道路を

通って行けば、ナビが無くても帰れる計算だ。四国中央市から三好市に抜ける

ルートも有ったが、ここまで来たら四国一周だ。途中、東温市でもARDFの

常連宅にお邪魔し少し話しをする。次の大会での再会を約束、再び11号線に

戻ったが、四国中央から観音寺方面に抜ける迄が遠い。さて到着は何時だろう。

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2023年2月23日 (木)

結果オーライだ

道後温泉までやって来て入浴が出来ないなんて「参った参ったマイケルジャク

ソン」「困った困ったこまどり姉妹」だ。そんな中、耳寄りな話しが周りから

聞こえて来た。みんな本当によく下調べをしていると感心する。その耳寄りな

お話しとは、直ぐ近くに道後温泉別館「飛鳥の温泉(あすかのゆ)」が出来て

いると言う。さっそく行ってみると立派で綺麗で大きな浴場だ。公的な施設で

料金も入浴料610円とリーズナブルだ。プラス料金で浴衣にタオル、個室が

利用でき、お茶やお菓子まで付いて来る。やはり本館に蹴られた人が多かった

様で平日でも賑わっていた。飛鳥の温泉の名の由来は、道後温泉に聖徳太子が

来られ入浴されたことから来ていると言う。話しに聞く本館の様子より随分と

綺麗で気持ちが良い。結果オーライであったかも知れないが、カラスの行水の

オヤジはものの10分で上がって来た。しかし、家内が女湯の暖簾をくぐって

出て来るまでの時間待ちは気が遠くなるほどだった。その後商店街を散策して

お土産を買い、19時ちょうどに「坊ちゃんカラクリ時計」を見る事ができた。

さあいよいよ夕食だ。なにを食べるか迷ったが、ここは郷土料理「鯛めし」と

宇和海で獲れた「しらす丼」にした。これがまた正解で、この上なく美味しい。

道後温泉の本館では入浴出来なかったが、大満足の道後温泉観光になった様だ。

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2023年2月22日 (水)

運悪い道後温泉

鬼北町をあとにし、松山市内へと向かった。ここまで来たら、今度は前愛媛県

支部長宅を表敬訪問だ。香川はもとより高知にしても愛媛にしても、オヤジが

徳島県支部で役員をしていた頃からのお付き合いで、お互い役を降りた現在も

何かとお世話になり交流は続いている。それもみな全てARDFのお陰である。

突然の訪問にもかかわらず、在宅していて夕刻まで話しに花が咲いた。何処に

行っても訪問が出来る仲間達が居るのは、この歳になると本当に幸せであると

思う。これからも大切にして行きたい。16時30分ごろ松山市内のホテルに

到着する。ここでも旅行支援の割り引きと平日クーポン券を貰った。コロナも

日々下火に転じている事から今回は本当にラッキーな旅になった。宿泊場所が

路面電車の「勝山町駅」近くだったので、路面電車を利用し道後温泉に向かう。

料金は全線一律の180円、こう言った行政が羨ましい。バスとは違い線路を

走行するので渋滞も無い。信号も黄色の矢印に従って走れば優先的で楽である。

ラッシュ時にもかかわらずオンタイムで道後温泉に到着する。ところが有名な

道後温泉本館は現在改築中、半分の定員で営業しており運悪くこの日の入浴は

直前締め切ったばかりであった。せっかく来たのに入浴が出来ないとは残念だ。

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2023年2月21日 (火)

窯焼きピザ堪能

翌日は四万十を抜け愛媛県北宇和郡鬼北町へと向かった。ここにはARDFの

神様と呼ばれる人が居る。オヤジより先輩だが何年か前の世界大会で君が代を

流したエキスパートだ。オヤジもこれまで色々なことを教えて貰った。やっと

身体の一部になり掛けている受信機も、彼から譲り受けたモノである。そんな

先輩が大会で会うたびに話していたある事を、以前からリクエストしていたが

今回ようやく実現する。それは手製の窯でピザを焼いて貰う事だ。モノ作りが

好きな彼が、建屋内に自分で釜を作ったそうで、仲間内で集まればピザを焼き

一杯飲むと言うから実に羨ましい。どんな味なのか楽しみだ。鬼北町は意外に

広いようで、町内に入ってからもナビの住所までは結構距離があり、なかなか

到着しなかった。周りが山に囲まれた自然豊かな場所で、野山を駆け回るなど

ARDFのトレーニングには最適な場所の様に思う。暫く走ってようやく到着。

釜には既に2時間ほど前から火を入れて待っていてくれたようで、直ぐ焼きに

入ってくれた。ほどなくして窯出し、カッターで切って完成だ。材料の野菜が

美味しく、キジ肉のシッカリした味がピザを引き立て商売が出来るほどの味に

家内ともども大満足する。しばらく話しに花が咲いたが、楽しい訪問であった。

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2023年2月20日 (月)

ひろめ市場楽し

予約した高知のホテルには15時半ごろに着いた。全国旅行支援のお陰で随分

安く泊まる事が出来、おまけに平日扱いでクーポンまで貰えてルンルンである。

早速クーポン券を握りしめ「ひろめ市場」まで向かった。高知に来たら、何が

何でもここに来なくては話しにならない。家内が飲めたら言う事は無いのだが

そこは辛抱して付き合って貰う。何と言っても夕方16時から一杯飲めるのは

この上ないステータス感と罪悪感が入り混じった変な気持である。朝早くから

やっているひろめ市場は、高知のシンボルとも言える飲みスポットだが、全国

広しと言えどこんな場所は他に見たことがない。夕方になり鮮魚の数は少なく

なっていたが「鰹のたたき」や土佐の名物であるアナゴの稚魚「のれそれ」を

買ってテーブルにつく。クジラの刺身が無かったのは残念だが、家内に寿司や

揚げ物も買った。酒は手が届く範囲で何処でも注文できるので便利だ。周りは

既に大勢の客が集まり始めていたが、まだ座る場所が有ってよかった。やがて

客が一杯になり食卓は東京から卒業旅行で来た女子大生4人組と相席になった。

こんなこともまた、ここの楽しみの一つだ。大ジョッキで生ビールを三杯飲み

オリジナルである「ひろめ酒」の小瓶を飲んだ。やはり周りが酒飲みばかりで

あれば飲めるものである。今年の四国地方ARDF競技大会は高知県内で開催

予定である。コロナも治まり、仲間たちとこの場所でワイワイやれたら嬉しい。

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2023年2月19日 (日)

南国高知に入る

美波町から牟岐(むぎ)町を抜け、海陽町(旧海南町)に入った。この辺から

海岸線は、いかにも「太平洋」と言った感じで荒々しい冬の日本海とはやはり

様相が違う。もうすっかり春の気配だ。宍喰(ししくい)を抜けると徳島県と

お別れし、高知県の東洋町に入った。もう室戸岬は近いが、ここから岬の先端

までが意外に遠くて、ナビの現在位置がなかなか先端まで移動しないのである。

台風はこんなところから上陸して来るのか、などと思いながら車を進めて行く。

こんな遠い道を、室戸市から再三に渡り逆ルートで徳島まで足を運んでくれた

前JARL高知県支部長のことを思い出した。2017年に開催された全日本

ARDF競技大会や2019年の四国地方大会、更にはハムの集いなど、本番

のみならず、数々の打ち合わせや会議に至るまで参加頂いた。時には手の腕に

病院のタグを付けたまま一時退院して来てくれた事もある方だ。そんな先輩の

体調が思わしくないとの話しを聞いて、一度お会いしたいと思ったのも今回の

予定になった。電話を入れるとこの日も病院で高知市に居ると言う。ちょうど

診察が終わり室戸市へと帰っているとの事から、中間地点の安芸市で会う事に

した。肺機能が低下していて酸素が手放せないとのことで、我々が面白く言う

鼻に「スーパーチャージャー」を付けていたが、元気そうだったので一安心だ。

今年の四国地方大会は高知県で開催、再会を約束し我々は高知市へと向かった。

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