全日本失敗解析
今回も散々な目に遭った全日本ARDF競技大会を解析してみた。下手な者が
あれこれ言っても言い訳にしか聞こえないが、もう10年以上競技をしている
のに初心者では済まない。しかし、香川の仲間たちの様に数十年のレベルから
見れば、やはりまだまだなのだろう。ただ、こんな感じで全く探査が出来なく
なったのはここ最近で、それ迄はそこそこゲット出来る様になっていただけに
その原因を究明する必要がある。一つ確実に言えるのは先回の北陸地方大会も
今回の全日本も、TXを攻める順番、つまり周り方や、TXが設置されている
ゾーンの把握を確認しないで、ただ本能のまま突き進んだ結果の様に思われる。
今回もスタートしてすぐ1番TXをゲットした事により、そのTXが置かれて
いた道路をメインルートとして北上した。実際、北側からは多くのTX信号が
聞こえて来たので、当然北へ北へと足が動く。しかしオヤジが通った道は唯一
1番TXが設置されていただけ、結局その道は、多くのTXが設置されていた
ゾーンの背後に連なる高い山を超えた処に通じていたのだ。しかもその場所は
水芭蕉が群生するゾーンで木橋が迷路になっていると来ている。引き返す事も
出来ず、ただ壁になった山を登って超えるしか方法が無かった。こちらに誘導
するのは、まさに主催者の思うツボなのだ。実際その場所に迷い込んだ選手は
大勢いた様だった。今回、山の北側にTXは1台も無く、全て山の南側だった。
つまり、入感して来る信号が山を超えてのものか、山の手前からなのかを聞き
分ける冷静さを持っていれば、山の裏には行かなかったハズである。オヤジに
とっては1分が貴重で、5分を掛けてTX信号を解析する余裕などなかったが
これが出来ないとやはり上位入賞は難しいだろう。ようやく少し地図が読める
ようになって来たので、来月の香川県支部大会ではこの点に留意して臨みたい。
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