異常なる宿泊費
インバウンドの需要を受け、観光地は人で溢れている。ちょうど紅葉の時季と
重なって、京都など紅葉の名所は想像を絶する混雑ぶりである言う。これらに
併せるように宿泊施設もほぼ満室だと言うが、問題はその値段だ。テレビでは
京都の宿泊施設の平均価格は、二人一室で7万3千円ほどで、軽井沢では何と
9万5千円ほどになっていると報じた。全く異常な事態である。外国人に対し
てのインタビューで、8日間滞在しての宿泊費用は200万円ほどだと平然と
答えている状況は、いくら円安のさ中と言えども尋常ではない。物価値上げと
人件費のアップによる値上は仕方ないとしても、新型コロナ感染の影響を受け
低迷した数年間のマイナス分を取り戻す為の「上乗せ」があるのは許されない。
実際のところ、オヤジ達も全日本大会などの旅で大きな影響を受け始めている。
外国人観光客にしたら「円安」で目立たなくなっている部分が大きいようだが
日本人観光客にとってみれば「なんじゃこりゃ」と言う状況だろう。何ごとも
便乗値上げと言うのは良くない。いま、日本を訪れる外国人たちには、円安を
隠れ蓑にするのでは無く思う存分メリットを楽しんで貰い、日本人観光客には
外国人観光客が多いのは辛抱して貰って、普通の相場の日本を味わって欲しい。
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