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2023年12月25日 (月)

最近の電設事情

久しぶりに本格的な電設工事を行ったが、長い時を経て工事の方法や利用する

部品などに大きな変化が見られ、眼から鱗の連続だった。昭和49年オヤジが

就職した頃に建てられた実家は一度両親がリニューアルしているが、築年数は

結構古い。綺麗好きの両親が大切に使って来た家なので、今回の手直しでまだ

10年や20年は十分住めるだろう。話しをしたかったのは古い家に使われて

いたネジ類だ。電気設備にしても何にしてもほとんどが「マイナス」のネジが

使用されていた。この時代もう「プラス」ネジは存在していたと思うが、この

マイナスネジの取り外しにどれほど苦労した事だろう。作業性がまったく違う。

錆びていたりすると溝にドライバーが入らなかったり、空回りしたりするのだ。

次に驚いたのは、電線と電線の接続だった。屋内配線に使用されている1.6

や2.0の電線同士を接続するために、オヤジ達がよく使った「スリーブ」と

呼ばれる線と線を両側から差し込んで圧着する筒や、線を全てまとめて圧着を

掛ける「端末」と言うパーツがほとんど使われなくなっている現状だ。これら

パーツ類が完全に姿を消している訳では無いが、最近では電線と電線の接続に

圧着はあまり使用しない様で、銅線を「差し込み」で接続するパーツが主流に

なっていた。空調機などの電力供給端子も同様で、ねじ止め端子は無くなって

全てこの電線の直接差し込み方式に変わっていた。医者も電気工事士も同様で

変化する世の中への対応は、何事も勉強して行く事しか方法は無いようである。

Slvstzk01

Tanmat

Newtnshi

Sasikmi

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今の配線はこんなに変化なの、りっぱやね、安全になってるわ。

今の配線はこんなに変化なの、りっぱやね、安全になってるわ。

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