裏も忘れず商え
連日、インバウンドによる日本各地の賑わいが報じられているが、どうしても
オヤジは面白くない。北海道ニセコ地区に代表される様な「物価」は、もはや
異常だと言わざるを得ない。一杯2000円のカレーライス、6000円台の
海鮮丼などは完全に相場を逸脱している。提供者に言わせると外国人は値段が
安いと、品質も悪いと思ってしまう人が多いから、などと勝手な理屈をコネて
いるが、決してそうは思わない。いくら値が安くても良い物は良い、悪い物は
悪いで浸透するハズだ。それは、異常な値段を正当化する屁理屈であるとしか
オヤジには思えない。家内などは、それでもお客が来るのだから良いでないの
と言うが、オヤジは高くても売れるモノは売ってやろう、と言ったその根性が
気に喰わない。物には「相場」と言うモノがあり、やはりその範囲で商うのが
商売だと思う。相場とは儲ける時があれば大損をする事もある。いまは笑いが
止まらないかも知れないが、その裏がある事も決して忘れずに商売して欲しい。
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