2024年4月15日 (月)

鮭とサーモンは

皆さんは「鮭」と「サーモン」の違いをご存知だろうか。そんなの鮭を英語で

言ったらサーモンじゃん、と思っている方も多いのではないだろうか。しかし

日本では「鮭」と「サーモン」は明確に区別されている。一般的にサーモンは

生食用、鮭は調理食材用として提供されているそうだ。従って寿司屋では鮭の

握りは無く、サーモンの握りとなっている。これは、鮭には「アニサキス」と

言う寄生虫が多く、生食としては避けられているからで、その理由は元々鮭は

海水魚で海のプランクトンを餌としていることにある。一方サーモンは淡水で

人口餌を与えて養殖される。従って生食として提供しても安全だというわけだ。

まとめると天然で調理して食するのが「鮭」で養殖で生食用が「サーモン」と

言うことになる。こんな区分けがされ、生食と調理食用に提供されていたとは

驚きであるが、これは日本だけだろうか。中国ではよく「ルイベ」が円食卓に

出たことがある。オヤジは刺身は「菌」が心配で一切口にしなかったが、鮭を

出されていたらオニサキスにもやられていたかも知れない。やはり正解だった。

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Sakeskn

Samon

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2024年3月22日 (金)

一度食べてみる

散歩で徳島大学の裏の道を歩いていると、何処からか懐かしい匂いがして来た。

ラーメンの匂いだ。高校時代、校門の前にあった「まるく食堂」のラーメンを

思い出した。同じ高校に通う学生の父兄がやっているお店だと言う事で、唯一

出入りが認められていた店だ。毎週土曜日の部活前にはよく行った。ラーメン

一杯とチラシ寿司、それにジャガイモおでんを食べ、最後にチェリオを飲んだ。

オヤジは「まるく食堂」のラーメンが好きだった。イリコ出汁と鶏ガラ出汁を

合わせた半透明の出汁は、まさに青春の味だった。オヤジが地元を離れてから

誕生し有名になった、すき焼きの肉が乘った様なラーメンがご当地ラーメンに

なっている様だが、あんなのオヤジは認めない。やはり昔懐かしい味が一番だ。

まるく食堂は、オヤジが地元を離れていつの間にか無くなったが、一度真剣に

探偵ナイトスクープに依頼して、出来る事ならもう一度食べてさせて欲しいと

思ったほどだ。そんな懐かしい匂いがする食堂だが、散歩の途中で立寄るには

中途半端な時間なのがいけない。一度このラーメン、機会があれば食べてみる。

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Cksoba

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2023年11月27日 (月)

北陸に行く材料

今年も北陸の友人から雌のズワイガニが届いた。福井に住んでいる時でさえも

そう再々口に出来なかったのに、この時期が来ると送って貰えて実に有り難い。

早速頂戴したが、北陸の冬の味覚が口いっぱいに広がって幸せな気分になった。

ズワイガニは福井県では「越前ガニ」石川県では「加能ガニ」と呼ばれている。

山陰地方では「松葉ガニ」と呼ばれるが、これらは一般的に雄のズワイガニの

呼び方である。これに対して、雌のズワイガニは福井県では「セイコ」石川県

では「香箱(こうばこ)」と呼ばれる。そのほかコッペガニと呼ぶ地方もある。

今シーズンは、例年と比べると比較的豊漁だと聞いているが、雌ガニの場合は

繁殖の関係から漁が出来る期間が決められていて、だいたい12月一杯までに

なっている処が多いようだ。北陸のカニは富山県などでは「紅ズワイガニ」と

言うカニが食べられる。水揚げした時から既に、茹でた様な赤い色をしている

ことからそう呼ばれる様だが、見た目は雄のズワイガニと同じぐらいの立派な

姿をしている。ただ身の入りが少なく、水っぽいことからカニの値打としては

雄のズワイガニとは随分差があり、価格もグッと下がるようだ。オヤジはまだ

この紅ズワイガニを食べた事がなく、一度食べて見たいと友人にリクエストを

したが、富山まで出向かなければ一般には福井県や石川県では手に入らないと

いう事である。何事も食べて見ないと比較は出来ないが、思うところによると

オヤジが食べるには、紅ズワイガニで十分な感じがしている。何よりもカニの

味に精通している北陸の人の「イマイチですよ」は、信用できない。こいつは

本当にイマイチなのかどうか、是非とも自分の口で確かめてみないといけない。

北陸新幹線の開通、紅ズワイガニの初体験、またまた北陸に行く材料が出来た。

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Benizwi

2023年11月15日 (水)

悩まし冬の福井

福井のオヤッサンからの情報によると、今年のズワイガニは豊漁だと言う事だ。

実際、マスコミなども同じ内容を報じていたが、さりとて一般の市民が簡単に

口に出来るものではない。学生時代、下宿で一緒だった福井と大野の友人らに

よると学校から帰ったらおやつ代わりにカニを食べたと言うが、そんな時代は

もうやって来ないだろう。ただ何事も「特権」と言うものがあり、カニ漁師や

その家族、仲間たちは、通常売り物に出来ないようなツメや足の取れたカニを

家で食べたり行きつけの居酒屋に持ち込んだりする。カニの時期、会社仲間と

飲みに行くと、飲んでいる横で大皿に一杯積まれたカニをほうばっている姿を

見て羨ましく思ったものだ。我々が紫外線吸収剤のサンプルを貰い、屋外品に

贅沢に塗布するようなものだが、同じ「特権」でも随分違う。ただ、豊漁だと

当然価格はリーズナブルになる訳で、今シーズンは「カニ食いツアー」の客も

増える事が予想される。オヤジも仲間内から相談される機会が増えるだろうと

思うが、いつも問題になるのは「雪」との兼ね合いだ。スノータイヤが無いと

何ともならないしJRとレンタカーを使ったら高くなる。この冬は暖冬で雪が

少ないという情報もあるが、福井がカニで活気づく時期の旅は、実に悩ましい。

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2023年7月 9日 (日)

薩摩の郷土料理

温泉のあとは旨いモノだ。今回のホテルは新婚旅行当時と違って夕食が付いて

いない。そこでホテル周辺の店をネット検索すると指宿駅前に薩摩郷土料理の

店がヒットした。店の名前は「青葉」で、台湾料理店のような名称だが、旅に

出たら郷土料理店に行くのが一番と言うのは、前回の長崎旅行で経験しており

迷わずに決めた。既に店内は混雑し始めていたが、うまい具合に個室が取れた。

この混み具合一つ見ても、ここが結構旨い店だと判る。満席です、と言われる

ギリギリで入店、おかげでゆっくり食事を楽しむことが出来てラッキーである。

お酒を飲まない家内たちは「定食」を頼んだ。ビールを飲むオヤジは、名物の

さつま揚げ、黒豚のトントロ焼き、きびなご料理、など単品を中心に、つまみ

感覚で様々な料理を楽しんだ。今回も「正解」だった。価格もリーズナブルで

大満足である。ホテルへ帰る5分の間、オヤジは助手席で余韻を楽しんでいた。

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Tntryki

Kibingo

2023年6月30日 (金)

ゴマ擦りは苦手

最近、家内と外食をする機会が増えた。この約2か月の間、何かと慌ただしい

日を過ごしたので、少しでも食事作りの負担を軽くしてやりたいた、と言った

思いが強かった。主婦と言う者は、毎日の食事を作るのも大変であるが、その

献立を考えるのもまた大変なのである。今ごろ遅いと言われるかも知れないが

サンデー毎日になってから、それがよく解るようになった。オヤジたちが良く

行く外食は、二人ともが好きな「中国料理」と本場の「インド料理」が多いが

先日久々に「豚カツ」を食べに行った。もうロースの脂身バリバリは無理だが

ヒレ肉の揚げ立ては応えられない。なぜ、店屋の豚カツはあれほど旨いのかは

分らないが、何事もこの辺りが「修行」と「ノウハウ」なのだろう。ところが

その豚カツ屋、料理が出て来る前に大量の「キャベツ」と「胡麻」が出て来た。

胡麻は「すり鉢」に入って山椒の木の「すりこ木」が付いている。キャベツは

お代り自由だと言う。しかし半端なく大量でお代りなどすればキャベツだけで

満腹になりそうだ。まあ、豚カツが出るまでキャベツを喰って、胡麻を擦って

待っておれ、と言いたいのだろうが、この歳まで一切ゴマが擦れなかった者に

ゴマを擦れと言うのはコクである。案の定、豚カツが来たころには、美味しい

ソースで食べたキャベツでお腹が一杯になっていたが、ゴマ擦りが下手クソな

オヤジは、胡麻が山椒の味になってしまうまで擦る事にはならなかったようだ。

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2023年4月30日 (日)

このビール旨し

長崎県平戸の友人宅で「キリン・ホームタップ」と言う生ビールを頂戴したが

これが最高に旨かった。日頃「発泡酒」を飲みつけているので「生ビール」が

旨く感じるのは否めないがそれだけではない。缶ビールの生とは明らかに違う。

ホームタップは家庭用ビールサーバーで、専用の機械に1リットルのビールと

炭酸ガスや混合器をセットして使用する。スケールこそ違うが、飲み屋で使用

されているビールサーバーと仕組みは同じだ。しかしサーバーを利用する事で

ここまで生ビールの味が違って来るのかと改めて感動した。最近よくテレビで

CMが流れるが、ビールサーバーのレンタル料は基本的に無料、ビール代金を

毎月の契約数で支払って行くシステムだと言う。しかし今回のように、仲間が

大勢集まれば直ぐ1リットルのボトルと炭酸ガスは空になるが、もしオヤジが

契約したとしたら、毎日500ml缶を2本飲む計算になる。1本ずつ飲むと

して2日掛かることになる。サーバー内で保存できるかどうかは分からないが

せっかくカロリーの少ない発泡酒にしている意味が無くなってしまう。やはり

こう言った旨いビールは、たまに仲間が集まってワイワイやる時に限るようだ。

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2023年3月 6日 (月)

隠れた名物かな

徳島の菓子について「大阪のおとうさん」からコメントが届いた。彼は徳島の

名物に「瀧の焼き餅」があり、徳島を離れて大阪に帰ってからは食べる機会が

無くなったと言う事である。確かに彼が言うように、大阪の551「蓬莱」の

名物「豚まん」のように、製造拠点から一定の距離以上になってしまう場合は

その圏外では販売しないという食品がある。「瀧の焼き餅」は足が速いと言う

より、焼き立ての熱い内しか美味しくないと言う理由からか、市外はもとより

市内でも販売拠点が極めて少ない菓子である。元々は、眉山の麓から沸き出す

名水で米粉を捏ね阿波三盆糖を加えたこし餡を包んで焼いた餅で、その場所で

茶を飲み、休憩がてら食べるしか手段が無かった食べ物であるが、天正13年

藩主、蜂須賀家正の御用菓子から端を発する謂れある菓子だと言う。火鉢上に

置いた鉄板の上で二人一組で焼くが、一人が放射状の木型を使ってテンポよく

型を付けるのが特徴だ。オヤジが子供のころから、眉山の寺町登り口にあった

二つの茶店「和田乃家」と「せと久」が鎬を削っていたが、現在市内の一部で

販売されている焼き餅は、全て「和田乃家」製で「せと久」は、相も変わらず

今でも眉山登り口の店でしか営業をしていない。それぞれに店の方針だろうが

オヤジは、どうしても現地でしか食べられない「せと久」の方が旨い気がする。

まあいずれにしても、極めて薄っぺらい餅が一枚100円ぐらいの高い菓子で

そう再三、口に出来る物ではない。購入の利便性と価格、何より知らない人も

多い、隠れたる一品「瀧の焼き餅」この辺が代表菓子にならない理由なのかも。

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2023年3月 2日 (木)

火だけは消すな

我が地元にはコレと言った土産菓子が無いと書いたが、徳島には知る人ぞ知る

地元菓子が存在することが判った。最近の若者らは知らない者も多いだろうし

お土産菓子として店頭に並ぶ機会もほとんど無いために、認知度の低い菓子だ。

オヤジ達の年齢からしても「へえ~、あのお菓子がそうなの」とようやく思い

出す懐かしい菓子で、それは「池の月」と呼ばれる「麩焼き菓子」の事である。

薄く丸く焼いた麩菓子に阿波三盆糖をまぶしたもので、単純で素朴な菓子だが

オヤジ達は「嫁さんのお菓子」と呼んでいた懐かしいお菓子だ。全国各地には

結婚に伴う様々な風習があるが、婚礼の時に嫁を迎える家が近所の子供たちを

相手にふるまったお菓子で、福井の「まんじゅう撒き」などと同じ風習である。

オヤジが結婚した時にもこの菓子を配ったが、最近ではこんな風習もめっきり

少なくなったように、それと共に忘れ去られようとしている菓子だ。生産する

メーカーも少なくなり、旨い物がたくさん増えた現在、土産物として再認識を

されるのは難しいかも知れないが、火だけは消さないようにして欲しいものだ。

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2023年3月 1日 (水)

お土産を考える

オヤジが菓子や寿司など名物の話しをしたのには理由がある。今回四国を周り

各県の名物菓子を目にしたが、よくよく考えて見るとオヤジの地元にはコレと

言った名物菓子が無いことに気付いたからだ。名物菓子とは必ずしも銘菓とは

限らないが大概の場合、各県にはその土地を代表する菓子がある。例えば福井

では「羽二重餅」広島では「もみじ饅頭」などがそれだ。四国内を見渡しても

高知は「芋けんぴ」や「かつお飴」愛媛は「一六タルト」に「坊ちゃん団子」

香川は「瓦せんべい」に「灸まんじゅう」などが有名だ。とにかく、知名度は

別にしても、XX県と言えば〇〇というモノを持っているが、それが徳島には

無いのである。皆さんは、徳島と言ったらどんなお菓子が思い浮かぶだろうか。

確かに、鳴門金時やスダチなど名産品に特化したお土産類は色々と存在するが

とにかく県を代表するコレと言った土産菓子が無い。それが旨い旨く無いかは

別問題、やはり「徳之島」と間違えられ、日本地図上の位置を知る人も少ない

我が地元、お土産問題など小さなところから考えて行く必要がありそうである。

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Irktarto

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