2024年4月25日 (木)

遊びも勉強なり

ようやく先日の旅行中の記事が追い着いた。とうぞ日付を遡ってご覧頂きたい。

今回、長崎ハウステンボスに行って思い知った事は、遊びでも勉強が必要だと

いう事だった。ただ漠然とファンタジーな世界に浸りたいと言う家内の希望に

答えた形になったが、お互いに何の下調べもしていない。何処にどんな施設が

あるのか、どんなイベントが何時から始まるのか、全く分からないままにただ

歩くだけだった。能率の悪い歩き方をして疲労が溜まる一方だ。今の世の中は

情報が溢れている。その気になれば何でも調べられるだろう。実際園内を歩く

若者たちは片手にスマホやタブレットを持ちながら、情報を取っていて、次に

行なわれるイベントにタイムリーに参加している。たまたまそこを通り掛れば

イベントが見学できるだろうが、そうでなければ見過ごすことになってしまう。

特にオヤジ達は、15時から閉園までの僅かな時間しか利用できないチケット

なのでより効果的に巡回する必要があった。この分では半分の楽しみさえ体験

出来なかったのではないだろうか。綺麗だっただけでは余りにももったいない。

Hstmbsjh

2024年4月 5日 (金)

上には上がある

どこかの県知事が、県庁の入庁式で職業差別発言をしたとして辞任するようで

あるが、どう言い訳してもあの発言は、職業差別になるだろう。あんな発言は

日ごろ自分が一番偉い、と思っているからつい自然に発してしまうのだろうと

思う。世の中、上には上がいて自分の立ち位置など「ひくい・ひくい」と言う

ように思って生活していたら決してあんな失言はしないだろう。そんな意味で

オヤジの趣味であるアマチュア無線は、若い頃から大切なことを教えてくれた。

それは、どんな職業の人とも同じ立ち位置で話しができる趣味だからだ。もし

ここで仕事による差別が生まれていたら、オヤジは多くの友達を失っていたと

思う。中には、こんな人とは普通なら言葉を交わす事さえ出来なかっただろう

と思うような人もたくさんいた。こんな趣味は少ないだろう。職業に優劣など

なく、同じ目線で付き合える素晴らしさを知ることが出来たのは、実に幸せだ。

しかし人間は何処かで錯覚を起こす。自分が一番だと思ってテングになる事が

ある。それが人間なのだが、そんな時には、遊園地のメリーゴーランドに乘る

子供とそれに手を振る母親を思い起こせば良いだろう。近付いては離れ、また

近付くあの現象がまさにそれで、たまたま自分の得意な分野では脚光を浴びる

瞬間があっても、それ以外ではいつも違う誰かが近付いているのが現実なのだ。

それをいつも脚光を浴びて偉そうに思うのは、逆に停止しているに等しい訳で

あり、それが錯覚なのだ。また、テングにならないためには、一度「挫折」を

味わってみるのも良い。「目線」を下げ人の情けを感じると、人間は変われる。

2024年3月10日 (日)

日本の難読地名

日本には難しい地名が多い。難しいのは漢字の読み方であるが、たとえば大阪

だったら「私市」や「放出」「枚方」などが有名で、クイズなどにもよく出題

されている。福井では「浅水」「下天下」「花堂」「足羽」などがその代表だ。

ご多分に漏れず、オヤジの地元でも「十八女」「撫養」「雑賀」が難読地名と

されているが、一番は何と言っても「府中」だろう。ここでこれまでの地名の

答えだが、大阪は「きさいち」「はなてん」「ひらかた」と読む。福井の難読

地名は「あそうず」「しもてが」「はなんどう」「あすわ」だ。最後に徳島の

地名は「さかり」「むや」「さいか」である。そして皆が、ほとんど読めない

地名が「府中」と書いて「こう」だが、これは地元でも読めない人たちが居る

くらいで難読中の難読である。こんな風に極めて難しい地名はクイズにもなる

ほどだが、実際その土地が馴染みになれば、簡単に覚えられるのかも知れない。

しかしオヤジには何回耳にしても覚えられない地名がある。これは年の影響が

有るかも知れないが、その地名は東京の「舎人」だ。いま、書いている間にも

思い出せず「舎(しゃ)」と「人(ひと)」で変換、この地名を出したほどだ。

この地名は「とねり」と読むが、これが全く時間が経つと頭から飛んでしまう。

何とか覚える方法は無いモノかと考えて試したが、今度はその覚え方を忘れて

しまう。こうなるともう東京で生活するしかない様だが、皆さんはどうだろう。

Nandoku

2023年12月 8日 (金)

用なくても勉強

男子たる者、用が無くてもホームセンター等をウロウロとしなくてはいけない。

まあこれは女性も同じだが、家の大黒柱となる男子なら特にだ。これは福井の

オヤッサンに教わった事であるが、その目的は「リサーチ」にある。何か家の

改善をしようと思っても、ズバリ必要な商品や工作する道具などが販売されて

いないことがある。そんな時、日頃からリサーチを行っていれは、こんな物が

販売されているとか、こんな物が流用できる、と言ったことが分って、応用が

利くからだ。そんな勉強のため、宛の無い「ウロウロ」がとても大切であると

実感する事があった。現在、我が家では大勢が一堂に介して食事ができる様な

机が無い。机自体は複数あるのだが、様式と和式で高さが違うので一緒に使用

することが出来ない。そこで机の脚を継ぎ足して高さを調整しようと思ったが

適当な継ぎ足が無い。木の柱を打ち付けるにも、どうやって固定するか方法が

解らない。そんな時、ホームセンター「ウロウロ」が役に立った。建築資材の

コーナーで、家の土台を持ち上げるプラスチック製の「ジャッキ」を見つけた。

たくさんの木ネジで固定出来るようになっていて、高さの調整も簡単に出来る。

チョッと不似合いな感覚はあるが、お誂え向きである様に思う。これで高さの

違う机が一つになって、娘たち一家が来ても一緒に食事ができるようになった。

とにかく世の中すべて日常の中に勉強があり、ホームセンター通いも有益なり。

Jakkiupr

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2023年9月 4日 (月)

訓練を忘れずに

今年は関東大震災から100年目だと言う。もう当時の事を知る人はほとんど

居なくなっただろうが、その後も阪神淡路大震災や東日本大震災など未曽有の

震災が加わった。震災だけにとどまらず台風や大雨の被害が加わればその数は

数えきれないものになる。太古の昔から人間は、突然やって来る様々な災害と

向き合って来たが、どんなに文明が進んでも人類は自然の前では無力だと言う

ことをイヤというほど感じて来たことだろう。そうなれば起こる災害を可能な

限り最小限の被害に喰い止める必要がある。その一つが「防災訓練」だと思う。

中には「こんな訓練やっておいたって」と、白い歯を見せながらジャラジャラ

ダラダラとイヤイヤ参加する者も居るが、とんでもない話しだ。機会があれば

真剣に参加しておくと必ず役に立つとオヤジは思う。そんな意味から、工場で

勤務している時、大阪の本部で勤務している時に行なった防災訓練は、イザと

言う時、絶対に役に立つことだろう。災害時にパニックにならず、自らの命を

守る行動が少しでも冷静に実施できれば、それだけでも意義がある。最近では

訓練する事は無くなったが、あの時の気持ちを忘れない様に生活して行きたい。

Bosiknrn

2023年7月28日 (金)

変えてダメな物

サラリーマン、と言う職種しか知らない人間には計り知れない事なのだろうが

商売人と呼ばれる多くの人は「病気」と「生活」を天秤に掛けた末「生活」を

選んだ。加えて「病気」のお陰で、これまでの赤字が、更に底知れぬ領域まで

増えて行くことを懸念した政府は、ついに国民を見放した。そんなヤケクソの

状態の中、円安傾向にこれ幸いと海外から人が押し寄せ、日本はいつの間にか

コロナ以前の賑わいを取り戻した。急速な環境の変化は、3年の間忘れていた

様々な「ことがら」を俄かに復活させられず混乱している。各地の花火大会に

始まり、夏祭りや様々なイベントでその「混乱」がニュースになって来ている。

これらを見ていると、オヤジは腹が立って仕方が無い。主催者側とトラブルを

起こしている原因の大半が「若者のマナー欠如」にあるからだ。確かに風習や

習慣を知らない外国人によるトラブルも有るが、どう見ても若者の「常識」が

オヤジ達世代の「非常識」になっているのが原因の多くだ。主催者がイケナイ

と決めたことはイケナイ訳で、屁理屈で理論武装し平然と破る事は許されない。

そんな奴らを見ていると、テレビの中に入って「カチ殴ってやろうか」と思う。

ボコボコにされても良い一発イテしまわないと気が収まらない。同時に彼らの

親たちにも意見したい。「世の中変わっても変えてはいけない」モノのことを。

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2023年2月17日 (金)

懲役の真意とは

SNSのウケを狙った迷惑行為が横行している。回転寿司でイタズラをしたり

立ち入り禁止の場所に入ったりと、やりたい放題だ。みな「イイね」を狙った

投稿を目的に行う行為であるが、オヤジはこう言った輩を「懲役」に送ったれ

と言う。オヤジの地元では、酷くふざける行為の事を「アバサカる」と言うが

オヤジは、SNSウケ狙いでアバサカる奴が絶対許せない。すぐ飛んで行って

ボコボコにしてやりたい衝動に駆られる。オヤジも拙いブロガーの一人であり

日々のネタに苦労しながらも継続が大切と頑張っている。励ましのコメントを

頂戴すると嬉しいモノだが、ウケを狙って悪い事をしてまでネタにしたいとは

思わない。日々の出来事をアリのまま書いたり、たまには愚痴らせて貰ったり

しているだけだ。更には嘘を書いてまでウケようとも思わない。SNSなどと

言うものは、人を楽しませるモノで、決して不快にしてしまうものであっては

ならない。もうあんな輩は精神から叩き直さないとダメだ。単に説教では再び

同じような事を繰り返すだろう。こんな世の中、どこでこうなったのだろうか。

道徳も教えない今、どこかで「懲役」の真意を真剣に考える必要がありそうだ。

2023年2月 3日 (金)

節分のおはなし

今日2月3日は「節分」だ。全国各地の神社やお寺では豆まきが行なわれるが

一般の家庭でも鬼の面を被ったお父さんが、小さい子供から逃げ回る姿を目に

する事がある。ところがこの節分と豆まき「ところ変われば何とか」で、随分

全国で風習が異なる様だ。豆まきの掛け声も「鬼は外、福は内」が一般的だが

鬼と福が逆だったり、鬼も福も両方とも内だったり、福は内だけしか言わなか

ったりと様々だ。もともと鬼とは災いをもたらす「邪気」の事で「魔」という

呼び方をされていた。その魔を滅する意味で魔滅(まめつ)から豆を投げると

言う風習が生まれたようだ。また福島県二本松の様に藩主が「丹羽」氏だった

事からおニワ外とは言えず「おに~外」になったり、三重県の伊勢志摩の様に

領主の「九鬼」氏に鬼の名前が入っている事から「鬼は内、福は内」だったり

掛け声の違いは、ほとんど地元の有力者に対する配慮から来ているようである。

更に、お寺や神社が「鬼」を祀っている鬼由来の場合も「鬼は内」なのである。

撒く豆は大豆が一般的だが中にはピーナッツやお菓子もある。この歳になると

歳の数だけ大豆を食べるのは結構大変だ。節分と言えば巻き寿司をそのま齧る

恵方巻があるが、あれは2000年ごろから流行したようで、大阪の寿司協会

の陰謀説が強い様だが、やはり時代の波に乗るのも「福は内」という事だろう。

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2023年1月14日 (土)

間違って覚える

SNSで「ずっと間違えて覚えてたこと選手権」と言うイベントが開催された

そうだ。間違って覚えていることは、誰でも一つや二つは持ち合わせているが

特に小さい時期に覚えた事が多い。言葉では歌の歌詞に多く、皆さんご存知の

童謡「どんぐりコロコロ」では、ほとんが「どんぐりコロコロどんぐりこ」と

唄う。正しくは「どんぐりコロコロどんぶりこ」だが、一旦覚えてしまったら

もうなかなか直されないのが現実だ。日本語の世界では「おざなり」と「なお

ざり」の使い方を間違ったりする。そんな中で、言葉以外の間違いも多かった

らしく、金字塔という塔が、ピラミッドと同様にそびえ立っていると言うのが

笑えた。急須の先に付いている短いビニルホースを、取らずにそのまま使って

いたり、髪型の「リーゼント」とは、頭上から額の上に飛び出した部分の事を

言うと思っている人がいたそうだ。花火の火のつけ方が違っていたり、世の中

知らなかったり間違っていることは結構多いようだ。ちなみに急須のホースは

輸送中の先欠け防止用、そのままで使用していたら不衛生で、おまけに塩ビの

可塑剤が溶け出て来る。リーゼントとはコメカミから後頭部に掛けてバックで

流す髪型を言い、写真のような花火は、火付けのための導火線ではなく、着火

するまで火薬が落ちないようにしているだけ、遊ぶ時は先を手でちぎり、着火

させるのが正しいとの事。本当に何かと知らないまま生活していることは多い。

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2023年1月10日 (火)

懲役に送ったる

今年も成人の日に各地で、新成人が大暴れしたと言ったニュースが飛び込んで

来た。成人年齢が引き下げられたことは、この際関係ない。大人と認められる

年齢が下がったと言うことは、今まで以上にシッカリとした自覚を持つ責任が

伴うと言うことだ。オヤジが良く言う「懲役に送ったろか」と言うのはこんな

輩のことで、懲役とは「兵役」のことだ。無茶苦茶をやって人に迷惑を掛ける

エネルギーがあり余っているなら、自衛隊にでも入って尖閣や対馬の国境警備

でもやって来い。板門店に行って体験警備でもさせて貰え。歯など見せる余裕

など無くなるハズだ。いわんや、チンドン屋のような恰好をして爆音を轟かせ

公道を走るアホな真似は絶対に出来ないハズだ。もちろん本当に立派な成人も

大勢いて、アホな連中は一部の者である事は承知しているが、彼らがどうして

毎年あのようなお粗末な行動に出るのか、その原因も聞いてやらねばいけない。

そこに正当理由が無いのなら、本当に懲役に相当する社会的仕組みが必要かも。

Abrsjsk