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2024年6月20日 (木)

記念すべき日に

それは2011年の今日だった。消灯を終え、眠りに入ろうとしていた11時

ごろ突然病室のドアが開いて主治医が入って来た。待ちに待った退院を告げに

やって来たのだが、オヤジはあの時のことを鮮明に覚えている。もうそろそろ

退院だと言われながら、あちらがOKならこちらがNGと次々に何かの数値が

退院基準をクリアしないで延び延びになっていた。その日にも検査があったが

消灯時間を過ぎるまで何の連絡も無かったため、今日もダメか~と諦めかけて

いた。それだけに「もういつでも退院OKですよ!」の声に一気に目が覚めた。

主治医は「退院」を直接自分の口から伝えたいと思い、全ての業務が終わって

から病室を訪ねてくれたそうだ。すぐ家内と、もう寝ていただろうと思われる

母親に電話を入れた。暦を見るのが好きな母親の、明日21日が日が良いとの

見立てから、慌ただしかったが退院は翌日に決まった。それから先は皆さんも

知るところだが、リハビリで始めたARDFの虜になり十数年が過ぎ、身体は

入院の前よりも元気になった。「大病を克服した者は長生きする」と言うのも

ある意味当たっているかも知れないと思うし、そうあって欲しいと願っている。

ただ一つ、病巣が腰の「腸腰筋」に取り着いたため、病後は腰が曲がって来た。

退院直後から福井のおやっさんにも「背中を伸ばせ」とハッパを掛けて貰って

意識して来たが、どうしても負けてしまっているようだ。そんな訳で21日は

オヤジの「退院記念日」である。明日の夕食は缶ビールを2本飲みたいと思う。

Tsnisseki

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