母親一周忌法要
速いモノで母親が亡くなって一年になった。今日は一周忌の法要だ。親戚筋も
多くが亡くなり、出席してくれる人は少なくなったが、昨晩娘たち、孫たちが
大阪からやって来て、我が家は久々に賑やかになった。昔から故人は、法事と
言う手段を用い、日ごろ離れている親戚を定期的に逢わせてくれると言われて
いるがまさにその通りだ。普段は疎遠になっていても、久々に逢ったら昔話に
花が咲き、賑やかだ。故人もこの様子を眺めていることだろう。思い出返せば
一年前、宮崎高千穂のARDF競技大会から帰った翌日の事、お土産を持って
訪れた時は極めて元気だった。お土産が口に合ったのか、二つばかりペロリと
食べてしまった。良かった良かったと言ってアパートに帰ってから直ぐのこと
だったようだ。あっけなかったが、苦しんだ様子が無かったのが何よりだった。
そんな事を考えていたら、アッと言う間に法要はお開きになった。お坊さんは
実に良い商売だと改めて思う。ものの30分でウン万円の稼ぎはなかなか無い。
法要の後、魚の旨い店で食事をした。徳島もそこそこ魚は旨いが、長崎平戸で
食べた魚と烏賊が極めて旨かっただけにチョッとかすむ。次は、来年3回忌だ。