2024年3月23日 (土)

賭博を考察する

世界のスーパースターの通訳が、違法賭博で解雇された話しが世間を騒がせて

いるが、ベストパートナーだっただけに残念で仕方ない。それほどまで博打と

言うヤツは人を変えてしまう魔力があるのかと改めて怖くなる。オヤジは賭け

ごとは全くやらないが、それには理由が二つある。一つはビギナーズラックを

体験したからだ。初めて就職した会社で特約店の大先輩と岐阜へ同行した帰り

笠松競馬場で1、2レースやって行くから待っていろと言う。入社早々新人が

逆らえるハズもなく言われた通り待っていたが、君も一つ賭けて見ろと言われ

パドックで鼻息の荒い馬に100円賭けたところ、3600円の配当が付いた。

凝り性のオヤジの性格は自身が知っているので絶対にハマると思い怖くなった。

もう一つは単純な理由だ。数Ⅲで習った「統計と確立」のような難しい話しは

解らないが「商売が成り立つ以上は、顧客は絶対に儲からない」と思っている

からだ。パチンコしかり、銀行の金利の様に売りと買いで初めから価格が違う

のだから絶対に勝てる訳がない。胴元は勝てるから商売にするわけで、お客が

勝つような商売を誰がする。単純な理屈だ。まあ、一時的に勝つ事はあっても

長い目で見れば必ず負ける。これが博打だ。色々とゴタクを並べているが結局

金玉の小さいオヤジに過ぎないだけだ。しかし博打をしなくても金が貯まらん。

2023年8月23日 (水)

想い出の品発見

実家を整理していると懐かしい物が見つかった。弓道の「弓掛」と「弦巻」だ。

弓掛(ゆがけ)は右手の親指・人差し指・中指の3本にハメ、弓を引く時使う

鹿革と牛の角で出来たグローブのようなものだ。弦巻は、弓の弦が切れた時の

スペア用の弦を巻いておくためのもので、TVなどでよく見る、鎧兜の武将が

太刀と一緒に腰にぶら下げているヤツだ。これは、紙紐を編んで自分で作った

ものの様だが、残念ながら巻かれていた弦は、長い年月で表面に塗ってあった

松脂がカラカラになっていて、使ったら一発で切れてしまいそうになっていた。

弓掛の方はまだまだ綺麗だった。今買ったら結構高価だろうと思うが、こんな

貴重な道具が出て来たのには本人が驚いた。四ツ矢などは、弓道を止める時に

これから始めたいと言う従弟に譲った記憶があるが、もう何もかも無くなって

いると思っていた道具が一つでも出て来たのは嬉しい。ゆったりと弓を射って

体力を維持する年齢に達したが、何さま肝心の「弓」が、手に入り難いと来て

いる。こんな道具が出て来たら、再開する色気も出て来てしまうオヤジである。

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2023年7月26日 (水)

あれは何だった

プロ野球も後半戦を迎え、テレビでは甲子園で伝統の一戦「阪神-巨人」戦が

放送されるとのCMが流れている。そうかまた始まるか、とは思うが現在では

野球中継はほとんど見なくなり、どこが勝っても負けても何とも思わない様な

自分になるとは全く想像もしていなかった。昭和33年、長嶋茂雄氏の入団で

ガチガチのファンになったオヤジは「巨人」一筋に人生を歩んで来た。そんな

オヤジのピークは、昭和55年営業職に挫折し、新たな希望を抱いて工場職に

転勤した頃からだった。営業時代の残業はウソのように無くなって、5時には

CMの「セコムしてますか」ではないが「セコムしますよ」と言われて工場を

追い出された。それまで毎日午前様で帰宅していたオヤジは、元社員寮だった

尼崎市の24LDKの建屋を住み込みで管理をしていたが、そんなに早く帰る

気分にはならなかった。そこで阪急「中津」から「梅田」に出て、阪神電車に

乗り換え「尼崎」を通り過ぎて「甲子園」まで向かった。勿論、甲子園球場で

野球が有る時だが、巨人戦は全試合行った。当日売の外野席券を買い、レフト

スタンドの「愛巨会」が陣取るスペースに入れて貰った。ちょうど通路頭上に

あるコカ・コーラの看板の上当たりだった。ここで一喜一憂したのを思い出す。

巨人が勝った翌日は「報知新聞」を買って出社したが新聞はすぐゴミ箱の中に

あった。何故なら大阪工場は工場長をはじめ99%が阪神ファンだったからだ。

巨人が負けた翌日は耐え難い一日が待っていた。仕事ではみんなからは大事に

されたが、野球は別物だった。これがイヤで更に応援に必死になった。それは

もう想像を絶するほどだった。そんな環境が無くなり、今では選手の名前など

知らない人がほとんどである。いったいあの狂気の時代は何だったのだろうか。

ただ「罵られる」のがイヤで、必死になっていただけの愚かなオヤジであった。

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2023年7月17日 (月)

散歩は続けるぞ

全日本ARDF競技大会の案内を見て、一つの疑問が生まれた。それは競技の

日程が1日だけなのに、開催の場所が「宮城県白石市および蔵王町」となって

いる点だ。競技種目が2日に分かれる場合、当然会場が別々になることはある。

従って1日目は白石市、2日目は蔵王町と言う想定は有りだ。しかし1日しか

開催しないのに、この会場設定はどう言う意味だろうと考えた。10年以上も

競技を続けていると「腕」はさほど上達しなくても、こんな事は考えるように

なって来る。特に主催者として競技を開催していれば猶更だ。そんなオヤジが

導き出した答えは「スタートは白石市か蔵王町のいずれか、ゴールはその反対

側だな」と言うことである。つまり、山道を猛烈に歩かされるのではないかと

思うのだ。集合場所が決まっていることから、そこからスタートの地点までか

ゴールをしてから集合場所までのどちらかが「バス搬送」になる可能性が高い。

そう読んでいるのだが、いずれにしても今回も山道をひたすら歩くことになる

のは間違いないだろう。これは暑いと言って散歩を止めるのは、止めておこう。

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2023年3月23日 (木)

祝侍ジャパン軍

WBCで侍ジャパンが野球大国アメリカを破って優勝した。こんな嬉しい事は

ないが正直、準決勝、決勝はテレビを見ていられなかった。あんなバクバクの

心臓になったのでは身体に悪い。それにしても全勝優勝とは素晴らしい成績だ。

今回の侍ジャパンは役者が揃っていた。それは何も4番バッターやピッチャ陣

だけでは無い。いぶし銀と呼ばれるような「つなぎ」の役目をした選手が居た

からだと思う。「船頭多くして船山に登る」と言われるが、年俸が数十億円の

4番バッターばかり揃えても勝てない、と言ったドラマを見たような気がする。

小技を出し、足を使い、そしてホームに帰す。この得点の取り方が出来てこそ

一発が冴えて来る。本塁打はヒットの延長であり、ヒットが出ないと本塁打も

出ない。まさに基本有っての展開だった気がする。ピッチャー陣もただ球速が

速いだけでなく、ストライクが良く入り、コーナーに投げ分けられた。やはり

四球が少なかったのが良かった。何よりも、最近の選手は「アガる」と言った

状況を知らず、野球を楽しめたのが幸いしたのではないだろうか。これからは

また追われる立場になる。決して驕る事なくペナントレースに突入して欲しい。

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2022年12月14日 (水)

まだ出来るかな

散歩をしていて思うのは、オヤジはいま年相応の草野球が出来るのだろうかと

いう疑問だ。自身の感覚では、ヘッドスピードの衰えや、後でどの様な激痛が

表れるかはともかく、バットはまだそこそこ振れる気がする。しかし、投球に

ついては全くダメだと思う。これは、チョッと河原で石投げなどをしてみると

分かるが、遠くに投げることも思った場所に投げることも出来なくなって来た。

つまり球が何処に行くか分からない状態になる。こんな風になってしまうとは

思わなかったが、プロ野球選手でも衰えるのだから仕方が無いだろう。そんな

投球だが、孫とキャッチボールぐらいは出来るまで復活させたいと思うように

なった。基本的には球を離すポイントを覚え直せば何とかなりそうな気がする。

あとは、散歩の途中でタオルを振り下ろす練習を加えればよい。若い時代との

ギャップが大きいほど意地になってしまいそうだが、気長に取り組んでみたい。

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Hdball

2022年12月 3日 (土)

マスクしてくれ

やはり朝起きてみたらW杯で日本がスペインに勝利していた。テレビはどこも

大騒ぎだ。これで良い、今大会は「ジャイアントキリング」と言う言葉が流行

するぐらい番狂わせが多い大会だ。カタールと言う土地がそうさせているのか

どうかは分からないが、ダメもとで挑むとこんな結果がついて来る。やっぱり

慢心してはいけない。「窮鼠猫を噛む」と言う諺があるが、まさにそのような

心境で臨んだ方が強い証しだろう。そんな意味からすると決勝Tの初戦相手も

格上のクロアチア、というのは良い。勝てばたぶん次の相手はブラジルだろう。

ここまで来たら全て格上を倒して、ジャイアントキリングを流行語大賞にして

やれ、とにかく「なめたらいかんぜよ!」だ。サポーターも懲役に送り込んで

やりたいヤツばかりに思えたが、率先してスタジアム内のゴミを拾い、綺麗に

して帰る姿に世界が共感し、次々と見習う国のサポーターたちが出てきている

と言ったニュースに、日本にもそんな若者がいるのかとつい嬉しくなる。まあ

彼らの懲役は免除だが、飲み屋のパブリックビューイングよマスクはしてくれ。

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2022年11月29日 (火)

もう一度奇跡を

ほ~ら言わんこっちゃねえ。コスタリカに足元を掬われただろう。ドイツ戦に

勝った時からそんなイヤな予感がしていた。サポーターが浮かれるのは仕方が

ない。オヤジの様に何か口実をつけて一杯飲みたい連中が揃っているのだから

とやかく言えないが、選手がドイツに勝利したあとのインタビューで浮かれて

いたのが気になっていた。確かに歴史的勝利は嬉しかったのだろうが、日本が

やったような番狂わせは、自分らにも降りかかって来ることを自覚しなくては

いけない。「逆も真なり」だ。何と言っても相手はあのジュラシックパークを

抱えている国だ。まあ映画の世界だが、イザとなったら恐竜王国は強かったが

日本が日本らしい戦いが出来なかった点は反省しなくてはいけない。オヤジは

専門的なことは分からないが、浮かれ過ぎが敗因だと思っている。マスコミも

おかしい、視聴率がアップするのかどうかは知らないが、最終のスペイン戦に

勝つための秘訣、などと言う番組をやっている。そんなものがある訳が無いし

あればみんな実践していたら負けるチームなど無くなる計算だ。しかし今週は

もう一度初心に戻り、ドイツ戦の時と同じ気持ちでスペイン戦を戦って欲しい。

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2022年11月24日 (木)

勝って兜の緒を

今朝目覚めると歴史的な事が起きていた。サッカーWカップで日本がドイツに

勝利したと言う。密かに期待はしていたものの、まさか本当に起きるとは正直

夢にも思わなかった。オリンピックなどもそうだが、こんな大試合をオヤジは

テレビ観戦しないようにしている。これまで幾つも、朝起きたら勝利していた

現実を経験しているからだ。負ける試合は見たくないし、朝目覚めたら吉報が

待っている方が良い。それにしてもよく勝ってくれたものだ。まさに奇跡的と

言っても良い勝利だが、日本のサポーターはもとより、当の選手まで興奮して

浮かれ過ぎている感が強いのが心配だ。日本には「勝って兜の緒を締めよ」と

言う良い格言がある。これで終わった訳で無く、最初の一勝で浮かれていたら

この後、同じ様な番狂わせで足元を掬われてしまうぞ。サポーターはマスクを

しないでパブリックビューイングやスポーツ居酒屋でハシャギ過ぎだ。渋谷の

スクランブル交差点は信号を守って渡れ。こんな時こそ冷静に行動をすべきだ。

それでこそこの一勝が世界的にも評価される歴史的一勝になる。これで世界は

次から日本の試合に注目し始める、サッカー界において真に世界の仲間入りが

出来るかどうかは、サポーター達の一挙手一投足にも掛かっていると言っても

過言ではない。侍ブルーのユニホームに秘めた格言を守り次の一勝を目指そう。

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2022年11月15日 (火)

ほどほどにしろ

日本と言う国は実におめでたい。言い方を変えれば、真面目と言うのかバカと

言うのか、全く駆け引きを知らない。駆け引きが苦手なオヤジが言うのだから

相当なものだと思うが、実に下手クソだ。外交は勿論のこと対外的な交渉など

多くの分野に渡り、そんな下手クソを露呈しているが、今回オヤジが取り上げ

たいのは、野球の「侍ジャパン」だ。これも、一つの小さな外交なのかも知れ

ないが、来年3月に開催されるWBCの大会に向け、再び世界のプロ野球界が

賑わいを見せ始めている中、日本もまた大会制覇に向けて熱を帯びて来た感が

ある。栗山監督を中心に、セパ両リーグの若手選手が活躍してくれそうで実に

頼もしいが、あまりにも手の内を見せ過ぎだ。主砲の村上、Mrパーフェクト

佐々木朗希などを、惜し気も無く練習ゲームに投入している。それで、豪州や

Bクラスの巨人を相手に4連勝したなどと騒いで何になる。こんな選手は開催

直前まで大切に温存し、故障の無い様に練習させておけば良い。最近の若手は

昔人間と違って本番でアガることも無く活躍してくれる。そこで一気に相手を

驚かせ、気が付いたら敵が対策を取る間も無く優勝し、幕を閉じればよいのだ。

練習試合の時から嬉しそうに宣伝することは無い。昔の日本人とは、そこまで

人の良い人種では無かったハズだが、ほどほどにしないと本番ではやられるぞ。

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